見えない部分

大切なことは目にうつりません

その人が何を軸に、何を大切に生きているかは

生き様を見ていればわかること

愛の量は目には見えないけれど
一緒にいることで愛をたくさん持っているかはわかると思います

ブランドの持ち物を持って
高級車で愛の大きさを測っているとしたら

それは違うかもしれません

持ち物で振りかざしていると
裸になった時
堂々と立っていられるでしょうか

真っ直ぐとした軸がその人の中にある時
目や声、立ち方に生き方が現れています

愛の深さは人それぞれだけど
それは目にはうつりません

愛し方も違うけれど
それが愛だった、なんて気がつく時は何十年も経った後かもしれません

親になって初めて気づく、幼い頃の想い、子供に対しての感情など

「あの時の親の気持ち、ちょっとわかったかも」

そんなことに気づくこともあるかもしれません

見える部分を一生懸命磨くことが悪いわけではありませんが
見えない部分を丁寧に磨く人は本当の大切さに触れていると思います

何を大切に子育てすれば良いのか
何を大切に生きて行けば良いのか

誰かと比較することなく
肚で呼吸しながら
一歩ずつ進んでみよう

本当に大切なことは目にはうつりません

奇跡の連続

妊娠して

出産して

健康な子を子育てするって

当たり前のようですが

よーーーーく考えてみてください

簡単に妊娠する?
(する人は1回で、時間かかる場合も色々ある)

無事に出産する?
(妊娠当初から入院する人も合併症がある方もトラブルある方もほんと様々)

子育てとは?
(親が精神的な成長させていただいています、体にテーマを持って生まれてくる子もいます)

言い出せばキリがないほど

奇跡の連続の中に

命があるのです

でもちょっと忘れ気味になったりしませんか?

私自身、
妊娠がわかったと同時に「流産の可能性があるため入院してください」
と言われたり
仕事中に出血して入院したり
自宅安静だったり
3回も流産したり
スルッと経膣分娩したこともあれば
帝王切開の経験もあり

4人の子を出産しているので
それぞれストーリーがあり
色々あっても無事に出産できて過ごしているわけですが

3回も続けて流産した時は辛かったです

その時の私は

「妊娠して出産することが幸せ」と思い込んでいたので

今ある幸せとか、
感謝とか
旦那さんとの向き合い方とか

全部すっ飛ばして

妊娠して赤ちゃんを産むことで、自分の幸せの形を作ろうとしていたんです

妊娠すること、赤ちゃんを、幸せの道具にしてしまっているから・・・

そこに気づいた時

あー赤ちゃんが来ても来なくても私って幸せなんだっけ。自分の人生楽しもう!と思ったら

赤ちゃん、やってきました。

流産した時の悲しみのどん底、みたいな気持ちもわかるし
妊娠しなくて焦る気持ちも
誰かと比較してしまう気持ちも
子育て中の、予定通りにならないことも
旦那さんが赤ちゃんの声で起きなくてイライラすることも
自分のご飯さえちゃんと食べれない辛さも
おむつ替えを追いかけ回しながら時間がかかることも
片付けても部屋が散らかるぐったりさも
どうしようもなく落ち込む気持ちも

色々たくさんわかる!

けれど

妊娠した時の喜びや
初めての胎動
赤ちゃんに触れた時
赤ちゃんが初めて笑った時
立った時
ママーって言った時
なんでもないことで笑い合える時間

全て奇跡の中にいる私たち

イライラしていたりすると
忘れ気味になってしまうけど

今ある幸せを当たり前にしないように
奇跡の中にいることを
感謝を忘れないように

したいなって思うのです

だからといって、不満やコミュニケーション不足はそのままにはしないように!!

子供たちが寝た後

「今日も元気に過ごさせてくれて、体さんありがとう」ってなでなでしてます

光と影

自分以外の誰かを見て

そこに映ったほんの一部を見て

 

羨ましくなってみたり
こんな人嫌だなって思ってみたり

人の心って忙しいものですね

 

でも本当に見えているのでしょうか

 

その人が今まで生きてきた○○年のほんの一部だけを切り取って

あの人はいいよね
お金あるからなんでも買えて

あの人はいいよね
心が広いから子育てに余裕がある

あの人はいいよね
旦那さんが優しいから家庭がうまくいってる

って

下らないことで自分と比較したり
一部だけを切り取ってしまうのは

もったいないです

 

羨ましいと思うなら
その人の人生丸ごとやってみたら?と言いたい。

人にはいろんな過去があり
いろんなしがらみがある

その人だから乗り越えられたことばかり

 

だからこそ「今」があったりするのです

愛がたくさんある人は
その分辛さも知っている

 

だから愛を注げるのです

 

一部だけを切り取って
あーだのこーだの言ってる人は
自分のことを知ることをしたらいい

 

みんなね、良いところしか見えないのです

努力してる姿とか
苦しかった過去を自慢するようなことはしないから

美しいように見える部分だけが光ってしまうけど

 

それは影があるから光があるし

 

光があるから影がある

 

どちらかだけでは成り立つことではなく

両方あって、その人

両方あって、あなた

 

なのです

 

誰かの人生を生きるのではなく

あなた自身をたっぷり味わおう

 

2022

明けましておめでとうございます

本年もどうぞよろしくお願い致します!

 

ママだけ
家庭だけでは子供は育ちません

家庭ってものすごく狭い世界なんですよ

 

お父さん
お母さんが

自分達の世界にこもっていると
子供たちもその世界でしか
その価値観の中でしか生きられないのです

 

 

いろんな世界を、価値観を、生き方を知らないことは
もったいないことです

 

もったいないとは

その子が持っている能力が発揮出来ないこと

 

その子がその命を生きることを身近で応援できるのは
私たち親なのです

 

私たちが学びをやめず行い
出来事に向き合い
様々な価値観、考えに触れることで

 

それが子供にも伝わります

 

 

「子供のため」

って言葉を出すなら

まず私達が生きる学びをすることです

 

 

知識だけでは何にもなりません

 

経験するために
私たちはここにいるのです

 

言葉で伝えるのではなく
(もちろんそれも大切だけど)
生き様で伝えていこう

 

そのエネルギーはダイレクトに伝わる!

 

その子がどんな道を選んでも
応援できる器の広さを身につけよう

 

子育ては
親育て

 

ただただ、目の前にいるその子を肯定しよう

お父さん
お母さん自身もね!