光と影

自分以外の誰かを見て

そこに映ったほんの一部を見て

 

羨ましくなってみたり
こんな人嫌だなって思ってみたり

人の心って忙しいものですね

 

でも本当に見えているのでしょうか

 

その人が今まで生きてきた○○年のほんの一部だけを切り取って

あの人はいいよね
お金あるからなんでも買えて

あの人はいいよね
心が広いから子育てに余裕がある

あの人はいいよね
旦那さんが優しいから家庭がうまくいってる

って

下らないことで自分と比較したり
一部だけを切り取ってしまうのは

もったいないです

 

羨ましいと思うなら
その人の人生丸ごとやってみたら?と言いたい。

人にはいろんな過去があり
いろんなしがらみがある

その人だから乗り越えられたことばかり

 

だからこそ「今」があったりするのです

愛がたくさんある人は
その分辛さも知っている

 

だから愛を注げるのです

 

一部だけを切り取って
あーだのこーだの言ってる人は
自分のことを知ることをしたらいい

 

みんなね、良いところしか見えないのです

努力してる姿とか
苦しかった過去を自慢するようなことはしないから

美しいように見える部分だけが光ってしまうけど

 

それは影があるから光があるし

 

光があるから影がある

 

どちらかだけでは成り立つことではなく

両方あって、その人

両方あって、あなた

 

なのです

 

誰かの人生を生きるのではなく

あなた自身をたっぷり味わおう