体重測るのナンセンス

母乳は入院中さほどでません。
退院時にやっとでるくらいが理想です。

ただ、分泌と年齢は比例します。
10代20代だと分泌は非常によろしい。
歳を追うごとに分泌は難しくなってきます。

昔は母乳に困ることがなかったのは
ミルクなどなかったことはもちろんの事
分娩年齢が早かったからです。
それでも分泌しなかった人は
食べる物がままならなかった場合や
胃腸障害などで食べることができなかった方
で栄養が十分に摂れなかった方だったのでは
ないでしょうか。

ともかく、母乳分泌に大事なことは
休息と頻回授乳と栄養摂取です。
そのなかに赤ちゃんの体重を測ることは
入っていません。
入院中にいくら赤ちゃんの体重を
測っても増加はわずか。
逆に測ることで思ったほど増加しないことに
一喜一憂する。その気分の変動がまた
分泌に影響するのです。

それもそのはず、入院中に測定するほど
分泌するのは妊娠中もずーっと授乳している
妊婦か20代までの産婦くらいです。

入院中にさほど分泌なくても吸わせ続けて
いれば、退院して次の日くらいには
母乳だけで充分たりてくるようになります。

それを体現できるのは
出産後すぐに同室した方です。
いつまでも休みたいと夜間の同室を
拒否した産婦はそうはいきません。

なぜなら、預けられている間に使った
ゴム乳首によって
赤ちゃんは吸啜混乱を起こし乳房に
吸い付けなくなります。

吸啜混乱の赤ちゃんはお母さんが望んで
作ったようなもの。
いくら産後に体が辛くても授乳をする。
それが産婦と赤ちゃんの一番の
産後リカバリーなのです。

また、そのくらいでグロッキーにならない
体力を作っておくのも母乳育児の準備です。

だから、いってますでしょ?
母乳育児は妊娠中から始まってますよ。と
母乳育児がうまくいかないと嘆いている方の
殆どが妊娠中からの準備がたりないのです。

こうやって、私に指導される事を
ひどく嫌がる方がいらっしゃいます。
それは別にかまいません。
なぜなら、
その方はまだその時点で困っていないからです。
妊娠中の体調にも母乳育児にも
今後どのようなトラブルがおきるか
想像がつかないから自分優位でいることのほうが
何より大事なのです。

ただ、よく考えてみてください。
私はこれからお母さんになる方たちの
先輩であり救世主であるはずです。

準備もしないで、屁理屈ばかりこねる妊婦より
はるかに知識と経験があります。
賢く謙虚である妊婦であれば
私の指導に従わないわけはないでしょう。

私の態度が
「上から目線で気に入らない妊婦」は
私の事を「母乳について無知な自分と同等」
とでも思っている余裕がある。

指導の内容とは関係ない私の態度のほうが
気になっているという事は今は困っていない。
ということです。

真剣に魂込めて行っている
母乳育児や妊娠生活指導を行う
その態度が気に入らないと
バッシングしてくる無知で暇な妊婦に
媚びへつらう程、
私は暇ではないのです。

私の話す内容は
妊婦や産婦万人に向けて誰にも力になる内容
の話です。
これを知らずにいるから、
産婦が苦しむのだとわかっています。

ですから、あえて救世主という言葉を使います。

しかし、態度が気に入らないということは
私の話す内容とは関係ありません。
そんな妊婦はその時は困っていない。
母乳育児を確立したい真剣な妊婦と
本当に困っている妊婦だけに
私の魂込めた話が届けばよいと思っています。
それだけでも、母乳難民の救済には繋がります
し、私は多くの成果ばかりを希望しません。

妊娠中に想像力がたりず私の話を聞けなかった
残念な妊婦たちは産後私の想像したことが起きた時
布を口に咥えさせられて
痛いマッサージをうけるか、
数日に一度◯谷式などの高価なマッサージを
受けるかして無料のはずの母乳を
お金を出して分泌されるとよいのです。

それでも母乳が出ればラッキー。
ただの痛いだけのマッサージで終わらないように
お祈りしています。

お産の森の産婦は
皆一年後に母乳貯金でアシスト自転車を
購入します。
それは無料の母乳を与えることができた
証でもあります。

注:中にはただのお金持ちであるからこそ
買えた人もいます。笑笑

排便コントロール

今回は皆さんが全く気にしてないけど
一番気にして欲しい、ウンコのお話。

ウンコのコントロールについては
数えきれないほど
必要性を訴えてきました。

ウンコは毎日バナナ一本🍌分の量をだす。と
いうのは妊婦の最低限の
健康管理であり、身体に対するマナーです。

なぜか?子宮に直接影響するからです。
ウンコを出すときの力の入れ方って
赤ちゃんの産み方と同じなんです。

だから、家のトイレで赤ちゃん産む人 
未だにいらっしゃるんです。
その方は元々便秘の人。

ウンコさえコントロールしていれば
感覚が麻痺することはありません。
普段からウンコを出していないと
いつまでもいきみ倒し、結果赤ちゃんの
出口である頸管長も薄くなり切迫早産になる
んです。

なので、毎回毎回健診のたびに
お通じ出てますか?と
きいているんですよ。

そしてウンコがたまると意味不明の
腹痛を起こす、出血する、
だから、薬を飲んでもコントロールして
くださいとお伝えします。

なのに、変にアンチ薬思考の方は
「できるだけ薬には頼りたくない」などと
おっしゃいます。

そんな方には
へーあなたは薬より安全な物を口にしているの
ですか?と聞きたい。
普段そんな安全な食事や化粧品おつかいなの?
外食しないの?お菓子たべないの?
パンや麺、乳製品に牛肉、豚肉、鶏肉
飼育の方法から農薬、肥料など何からなにまで
把握して召し上がっているのですか?

そもそもなぜ便秘になったかを棚上げしてる!
と矢継ぎ早にききたい。

薬に頼りたくないのであれば
休日や深夜に医者に頼るのも
やめていただきたい。

薬に頼りたくないのであれば
自己管理が大前提ではないでしょうか?

大概、薬は使いたくないだの
自然分娩したいなど主張するような
妊婦は責任は果たさず自己主張しかしない
のはもう理解しています。

そこまで、頑なになるのであれば
診療時間内に受診することくらいの
覚悟は必要なのではないか?と
いつも思います。

産科医はコンビニではありません。
常にスタンバイはしていますが
決して便秘や自己管理できない方のためでは
ありません。
あくまでお産があるからです。

夜中にお産が一軒でもあれば
私らは徹夜です。
次の日はそのまま診療します。

それが産科医の通常の生活ですが
少なくとも、便秘のために夜中診察するほど
暇ではありません。
妊婦は一人ではないのです。
風邪を引いたら内科に受診。
蓄膿症や花粉症になれば耳鼻科受診。
結膜炎になれば眼科受診です。

当たり前のことと思われるでしょうが
妊婦は全てを産科に依存します。
妊婦だけではありません。
内科も耳鼻科も眼科も歯科も皮膚科も
二言目には産科に相談してから。

あのね、勉強してください。
妊婦だってただの人間です。
普段見ている患者と何が違うのでしょう?

ヘソから下しか診ない産科が全身疾患を
診れるわけないではないですか?

その前に他科にかかるような病気にならない
ような生活をしていただきたい。
そのために毎回しこたま指導しています。

前からそうですが、
こう言ったことを感じる場面が
すごく多いのです。
それは妊婦の家族に対しても感じます。
患者はあなた方だけではない。
もっと診療時間内になんとかしようという
心掛けができないでしょうか?

それはいずれ、あなたのお産の安全を
守ることにつながるのですよ。

私が今話しているのは、妊婦の想像力の欠如です。

ウンコが腸にたまるとどうなるか?
全て健診時に説明して、薬を処方しても
勝手にやめる。
ひどい場合は薬さえとりに行かない。

それもこれも
想像力がないので
コンプライアンスが悪いのです。
「自分に限ってそんなことない」と
完結している人達。

食事の問題が原因ですが
やはり「私に限って」

そんな方ほどウンコで何回も受診します。
ウンコで難産です。
ウンコで帝王切開の準備です。
最終、浣腸と下剤で陣痛が始まります。

診察の時は妊婦の体だけを診ています。
他のだれでもありません。
だから、その時の指導はあなたへ
特化した特別な指導なのです。

真摯に受け止めてください。

助産師のお仕事

一般の方に助産師というと
ピンと来ない方が未だ多ございます。

さすがにお産された事のある方は
ご存知でしょうが
実際には助産師の仕事が何かをきちんと
言える人は少ないでしょう。

そのくらい、助産師って数が少ないんです。
日本が助産師を必要としてない?のかもしれません。

重要なのは助産師は医者でもないのに
開業権を与えられるということ。
ですから、病院に雇われていると
だんだん自分の力を試したくなる
人がでてきて開業したがります。
まあ、中には試したくなるというより
謙虚さと協調性がたりず経験の足りなさを
開業権を使って権力を振り翳したい助産師が
いるという事。
そして、そういった人が事故を起こしていく。
それがいつまで経っても助産師の地位や
知名度は上がらない故にニーズも明確には
ならないといったところでしょうか。

助産とはほぼ自費診療。
信頼がないとなかなか助産院にお産を
診てもらおうと考える妊婦はいらっしゃいません。
いまだ助産院でお産する人はお金のない人?

馬鹿言ってるんじゃない!と思いますが
ちゃんとリサーチすれば信頼できる
助産院はごくわずかですが存在します。

助産師の役目とは
正常分娩を診断し正常分娩の介助する。
新生児含め母乳や産後ケアする。
マザーズクラスなどの指導
母乳マッサージ
妊娠健康診察
産後健康診察
1ヶ月健康診察
などがザックリとあげられます。

病院勤務の助産師の仕事は
殆どの病院ではお産介助のみ。
他はしていないので妊婦との交流など
ありません。お産の時に初めましてが
当たり前。
故に、助産師はお産介助する人。
病院勤務の助産師はお産介助しかできません。

それに妊娠中にお産や育児について
色んなことを勉強したいと考える妊婦も
実際は半数くらいでしょう。
そんなことより殆どの妊婦は
どうでも良いエコー画像を観たい
とおっしゃいます。

そうなると人気商売の産婦人科は
妊娠中に助産師の専門的な話を
提供するなど考える事よりも
4Dエコーやその録画などに力を入れて
妊婦指導など乳業メーカーに丸投げ。

しかしね、お産するとわかるんです。
エコーなどに時間を使っても意味がない事を。
それよりいかに身体を整えて
お産を楽に乗り切るか、
産後母乳育児したいならどんな準備が
必要だったのかということを。笑笑

賢い妊婦ならば初めてのお産からそれを
望まれる方もいらっしゃいます。

ただ、長いこと日本はお産を商売係った
エンターテイメントにしてきた時代を
過ごしたため
そこに雇われてきた助産師たちもまた、
質が悪く、我慢させ、産ませるお産介助
しかできなくなってしまったのです。

他院から移ってくる助産師のお産介助をみると
余りに傲慢で助産師主体のお産に
正直、吐き気を模様すのです。

それでは
お産の森の助産師の仕事はどうでしょう。

すくなくとも上記した助産師の役目は
全てクリアしている事は大前提です。
常勤であろうがパートであろうが分け隔て
しません。どんな勤務形態であろうと
助産師にはかわりありませんから。

しかも助産師外来はそこだけで
診察が完結することもあるので
助産師診断が確立できてないと
病気を見落とす事につながってしまいます。
助産師とは鼻が効くこと大前提なのです。

助産師診断とは正常かどうかの診断です。
それ以外は全て異常ですので医師の診察が
必要になります。
ドクターに診察を依頼するかどうかは
助産師の腕次第。
ただし、正常か異常かのガイドラインは
決められていますので助産師が線引きできる
ものでもありません。

それができない助産師が開業するなど
事件でしかないでしょう。

茨城県は比較的簡単に助産院を
開業できるようです。
助産院を利用する際は
しっかりとしたリサーチで選びましょう。

現実には助産師の資格さえ取得すれば
開業して分娩介助ができます。
助産師外来さえやった事のない助産師
(妊婦の身体が診れない)
分娩介助さえ危うい助産師も
助産師と付けは誰でも開業できます。

しかし、メンタルに問題があったり
協調性がなく病院でははたらけずに
自己肯定感だけで
自宅の一部を助産院として
開業している助産師が茨城県には沢山います。

私が知る限りの助産院は
怖くて紹介とか委託医の申請が
万が一あったとしても丁重に断ります。

なぜなら、助産師というだけで
看護師に毛が生えているだけの経験薄い
方々が事故を起こさない
という確信がないからです。

妊婦、出産、育児を
安全、安心にやっていきたいなら
産院をきちんと選びましょう。
それが貴方の選択全てに繋がります。

母乳は悩むことか?

なぜもこんなに母乳育児に悩む時代がきたのか?

それは沢山の理由があります。
時間は意志を持って刻々とながれ
それと同時に人は同じ事の繰り返しにあきる。

どんどん新しい事を求めてる時代は
進化したようにみえますが
果たしてそうでしょうか?

まず人類はミルクの登場で母乳にこだわらなく
なりました。
ミルクがあるから大家族でなくとも
姑に奴隷のように扱われるのをやめました。
核家族の始まりです。
古くから家族代々受け継がれた姑→嫁→娘への
自然分娩や母乳育児の伝承が途絶える
きっかけにもつながりました。

更にお産も近所の産婆に頼っていたのを
やめ大病院での安全なお産を求めました。
管理出産の始まりです。

その時代がしばらく続いて
女性が社会進出し成果を上げるように
なってきました。
女性が社会的権利を持つと同時に
家庭に入るタイミングを失ってしまいました。
これが晩婚化の始まりです。

晩婚化すると次は社会の中で様々な
ストレスを受けてきた女性性器。
生理痛だから病院にいく感覚などなかった時代
長いこと放置した女性特有の疾患は
子供が欲しいと思ったときは既に
妊娠できる状態でなくなっていた。
よって不妊治療全盛期にこれから突入して
いきます。

便利になったはずの世の中
人間はその便利さを上手く使えているでしょうか?

私は全く感じません。
なぜ赤ちゃんを出産したのに
授乳の仕方がわからないのか?
お産の森は産後直後より手取り足取り
授乳指導しますが、
実はお産の森のスタッフにいわせると
こんなに入院中に教えてもらうことはなかった
と、口々にいいます。

(もちろん、お産の森で産んだわけではありません。)

だだ、不思議なのが授乳って
そもそも教えてもらう行為なのか?
と思うの。

ミルクにどこか頼り切ってませんか?
ミルクが悪いわけではないです。
おっぱいは順序を踏んでちゃんとでてくるまでに
個人差はありますが4〜5日かかります。

勝負は3日目
おっぱいが張ってくる時期。
ここをミルクに頼らずしっかり一晩中
飲ませたとこでやっと明け方その
張りは収まり分泌につながる。

なのに、それまでに母乳をどれだけ飲めたか
体重で確認したがるお母さんが
沢山いらっしゃる。
全く意味ない。
なぜなら、入院中に授乳で体重が見る見る
増えるほどでないから。

体重測る時間があるなら
おっぱいを吸わせなさい。
吸わせる事こそ分泌をよくする
おっぱいがでてるかどうか
乳房の感覚で感じなさい。

五感を使わずして育児は難しくなります。
だって。赤ちゃんの成長、発育は数字で測れないから。
だから、お母さんが肌身で感じて欲しい。

二週間健診の際にミルクは出さなくていいと
アドバイスしているのに、
授乳時間が開かない理由でミルクをたす。

赤ちゃんが泣く時ってお腹が減ったときだけ?

もっと感性と想像力を使いましょう。
赤ちゃんの湿疹ができた時なぜできる。
一つの原因には授乳の量がありますが
その前に、あなたの顔に湿疹が出来たら
ますなにをしますか?
病院にいきますか?
それと同じことです。

そんことをいちいち病院に質問するならば
毎日病院に電話になります。

自分の頭で考える事もできるのです。
よく思考すればいちいち人に聞くことでもない。

これを昔は年長者が教えていたのです。
三週間は動かない、目を使わない、冷たい物に
触らない。といわれてました。

昔は先人の知恵で育児はなんとかなった。
便利になった世の中は人々の想像する力を
なくしていきました。

そんな時代にいきているのです。
だから、初めてのお産、しらなくてもいい。
お産の森て初めて知ることは沢山あるでしょう。
当然です。
いろんな経験をして沢山の妊婦と
向き合ってきた知恵と経験がありますから

皆さんが知らないのは当然なのです。
だけど、知らないままにしておかないで
貴方に必要ない知識はいわれません。
貴方に必要だから、伝えているのです。
他人事とおもわないで。

とくに30歳ごえの妊婦さん。
貴方はまだこの世に生を受けてたったの30年
子供を産み始めるにはちょっと遅いけど
ちゃんと聞いて下さい。

これまでの生活には間違いが沢山あります。
お産までは素直な気持で改善しましょう。

正直、どんな方が難産になるか
検討はつきますが、一番怖いのは
ノーマークの難産や出血です。
どうか、安産で終わるように日頃から
指摘されている方は改善してください。

赤ちゃんとお母さんの命が掛かっています。

夜中の搬送。
送る方も送られる病院も正直
良い気はしません。

これが最近のお産なのです。
皆さんお産は病気ではないと軽く
考えないで下さい。

血が止まらずに死んじゃう方だっているの。
それが妊娠中の食生活だったり日常生活に
あったとしたら皆さんどうしますか?

分娩台に乗ってからではもう手遅れと
いう事です。

医学の進歩はまだお産の大出血を
いとも簡単に止めれるほどの
進歩はしていません。

みなさん命をお大事に。

助産師の仕事の本質

気にしたことありますか?

助産師はら貴方の近くにいます。
ただし、、貴方が意識しないと 
一生関わることはない職業かも
しれません。

時に看護師と思われ
時に産科医と思われる

しかしどちらでもありません。

看護師より知識や技術があり
産科医より正常分娩の経過を診る
経験に長けています。
そして妊娠中、産後育児の救世主でも 
あります。

そのいずれも、どの職業にも変わることは
できないのです。
その助産師が配属されている 
クリニックをら貴方は選択できてますか?

いま、ひたすら政府は少子化さ対策に
力を入れようとしています。
しかし、実際なにを具体的にやれば良いか
知恵がないからただただ受診券をばら撒きます。

例えば1年ほどまえから産後二週間の健診
が始まりました。
他院ではどうしているのでしょう?

オロチェックをやって、エジンバラをみて
終わりでしょうか?
点数が規定以上であれば保健センターの
管轄になります。

と、一般であればそんなとこでしょう。

ただ、それだけで果たして産後うつの
ピックアップができたつもりでしょうか?

本当にお母さんたちはそれだけの事で 
不安の解消ができるとお思いでしょうか?

お産の森では20%くらいの産婦に
エジンバラ高得点がでます。

ただ、産後健診で話していくうちに
だんだん不安解消できる。というやり方
助産師と話ができる事でほぼ解消できます。

オロに注目された健診がメインですと
なかなかメンタルの質問まではたどりつけず
帰してしまう事になりやしませんか?
話は口にする事なく終わってしまっては 
いませんか?

お産の森ではとくにオロチェックは
二週間健診では診ません。
この時期のオロは出てる事で回復していくから。

基本的に産後健診はリモート健診で
話をする事で充分対処できます。
ときに、早産で生まれた子や母乳の飲みや
体重の増えが良くなかった赤ちゃんを
抱えるお母さんには母乳外来として
来院していただきます。

退院してからはいかに家での育児が 
うまくやれているかの確認です。
それができているかいなかをお母さんたちは
知りたいのです。

ちゃんと知りたい内容に答えればそれが
一か月健診までの目安になります。

結局は専門家と素人がちゃんと向き合う
機会があれば、人は一人で育児しているのではない
という感覚を把握していただく目的もあります。

卒業がさいごではないです。
乳腺炎になる場また来たらいい。
育児で悩んだらあかちゃん会に参加されればよい
育児が始まるとどこかに寄りかかりたい時も
必ず出てきます。

お産の森はそんなお母さんたちの 
駆け込み寺でもよいと思います。

いつかまた困った時はいらっしゃい。

企業助産師に頼る現実

最近、妊婦や産後の離職者が急増し
約半数の女性は妊娠、出産により
退職していくそうです。
コロナの影響もあるでしょうが。

それを企業も申告にとらえ、大手企業では
企業助産師を設置するような動きになって
いるそうです。

企業助産師?
ちょっとピンときません。
何をする助産師なのでしょうか?

どうやら産前産後の相談が専門らしいですよ。
しかも毎日常駐。夜10時まで対応くださるって。

お産の森のスタンダードで物事考えると
かなり❓が残ります。
なぜ、妊婦健診に病院に通っているのに
わざわざほかに相談場所が必要なの⁉️

そうですよ。
通常の病院やクリニックではお産の森の様に
深い部分まで入って助産師が介入する場面など
ないのです。

では何しに健診にいくのですか?
って話。

それはね、皆さんが大枚叩いても見たい
エコーでしょう?エコー見る為に健診へ。
血圧測定、尿検査は機械か看護師か検査技師が。
助産師はどこにも登場しません。

まさに助産師はお産をとる人⤵︎
世の中、分業が進み助産師も例外ではありません。

相談専門助産師
臨床はできない人がほとんどなので
実践的な指導を受けるにはちょっと
物足りないでしょう。
お産専門助産師
本当にお産しか取れません。
お産の経過もみれないので分娩経過が正常か異常かも
判断できない人が多いです。
妊娠中の指導など全く持って無。
おっぱい専門助産師
いうまでもありません。
おっぱいをマッサージすることだけです。

お産の森はどうでしょう?
妊娠中見ていた助産師がお産につき産後も
経過を見てくれ退院後も指導してくれる。
だから、お産の森の助産師にはなかなか
なれないのですよ。
殆どの助産師が途中で離脱してしまうほど
過酷な職種なのです。
しかし、これが本来の助産師の姿です。

他院と比べるのも愚問ですが
おかかりの医療機関に
指導や相談などメニューにありますか?

「必要なら声を掛けてくださいね」と
いう程度が通常でしょうが、
仮にあっても毎日忙しく動き回っている
看護師をわざわざ捕まえてまで尋ねる事か?
と思うともっと関わるのが難しいレアな
助産師と話しをするなどの機会はほぼ
皆無でしょう。

その結果、不安を持ち帰り
夜になると昼間から続いていた何気ない症状が
急に気になって眠れなくなり病院に電話する。

では昔はどうしていたのでしょうか?

昔はあちこちで子供が産まれていたし
大家族が多かったので家族内で解決していた。
もしくは地元の産婆さんにいつでも
相談できていた環境があったのではないかと
推測します。

要は昔は知恵があったということに
尽きるでしょ?

今はネットが全て。
もしかしたら夜になって電話が増えるのは
一息した後に手元のスマホでまたまたググったら
恐ろしい事が書いてあってビビって電話した。
というのが正解の様な気がします。

まあ、とにかく人の話は聞いとくもんだ。
どこに相談所をつくったところで
妊婦自身が人の話をきちんと理解できないと
結局のところ不安解消には繋がりません。

ただ、便利さは安心感を与えるにすぎません。
それは逆に妊婦をさらに怠惰にする可能性も
示唆しなければなりません。

まずは、妊婦が賢くなることです。
自分と赤ちゃんの命を預ける医療機関を
ステータスや便利さで選択したのならば
それなりの結果しかもたらしません。

本当に必要なのは、自分と赤ちゃんに
真剣向き合ってくれる医療機関であり
人なのではないでしょうか?

お産の森。なんか良い。
何で良いか?
ご自身の目で確かめてみて下さい。

お産の森は行っただけではだめ。
卒業する時にはじめて、
「ここを選んでよかった」と
感じるのがお産の森。

自画自賛。

妊娠中にやれる事

母乳育児で必要なのは知識です。

それは母乳育児が始まってから何とかなるものでは
ありません。

妊娠中からの準備が必要なのです。

それゆえにおっぱいの勉強会を
妊娠中に行い、今やれる事、やっておくべき事を
お伝えしていますが、なかなか浸透しないものですね。

どこか他人事。
前回の母乳育児でどんなに困っても
次の妊娠中には忘れている。

そんな方のきもちは
「どうせできない」でしょうか?
それとも
「困ったらだれかが助けてくれる」
でしょうか?

お産の森ではこれでもか?というくらい
入院している間に手取り足取りで教えてくれます。
でも退院までに何とか形になる方など
ごくわずか。
退院してからは1〜2時間の授乳に
一人で立ち向かわなければなりません。

では、妊娠中から手入れしていた方は
どうでしょう。
もしかしたら見た目変わらないかもしれません。
しかし、モチベーションがちがいます。
決してお産がゴールではないのです。

母乳が自動的に出て赤ちゃんがぐびぐび
飲んでくれる。という妄想もありません。
自分の乳首は赤ちゃんにとって困難かもしれない。
と、感じているお母さんは
一生懸命、妊娠中に用意したおっぱいを
くわえさせようとします。

マッサージも諦めずつづけます。

先に言った、他人事のお母さんとなにが
違うのでしょうか。

私は想像力の違いだと思います。
それと母乳育児意欲であるということに
つきます。

母乳に勝負は長くみて一週間です。
それまでにどれだけおっぱいを吸わせたかが
今後のおっぱいの行方をきめます。

それは遠い昔から一ミリも変わっていない
事実なのです。

お産が近い妊婦さんへ

今日は皆さんの悩みどころ破水について
話します。

36週の健診の際にもお伝えしていますが
破水とお小水との区別は中々つきません。

しかし、来院さえくだされば
診察でわかります。

気にして週末やゴールデンウィークを
過ごされる前に、必ず受診下さい。

破水を疑ってもネットを見て判断される
妊婦が後をたちません。

お産の森で、何度も破水や陣痛の対処を
説明していても、最終決断は何故かが
理解に苦しみますがネットの記事にビビってから。
しかも休日や夜間帯に連絡してこられる。

夜中はお産であたふたしていることがほとんどです。
夜間ですから、昼間より少ない人数で
安全確保します。

想像してください。
ご自身のお産の時にそのような昼間に対応できる妊婦の
軽率な判断でお産の恐怖が倍増したら
貴方はどう思いますか?
医院に責任を問いたくなるでしょう?

しかし、それは医院の問題でなく
お産を簡単に考えていて
お産をバーチャルにしか捉えていないが故に
時間外に受診する事に罪悪感を感じない
主義主張ばかりで責任は果たさないような
大人が溢れているということが問題なのです。

病院をコンビニと思っていらっしゃるのかも
しれませんが、でしたら医院に
コンビニ以上のサービスを求めないでください。

しかし、私たちは自らをコンビニとは
思っていませんので、このように
丁寧に説明します。

破水とは
仮に感染症でもあった場合、赤ちゃんに
垂直感染してしまいます。

赤ちゃんが感染したとなれば
赤ちゃんは他院に転院となり
赤ちゃんとママは離れ離れになります。

と、いうことはイコール
母乳は諦めなければならなくなる可能性が
高くなる。という事です。

ママの思っている以上に破水は
放っておくとリスクを増します。
とくに前期破水(陣痛を絡まない破水)は
感染力大です。

次に高位破水か完全破水かを見極めないと
いけません。
完全破水でも陣痛が起きない場合、
感染以外に他の事も予測しなければなりません。

なにぶん、破水した時点でタイムリミットが
生じます。わかったときにすぐに抗生剤で対処
した場合と放置して何時間も経過したのとは
訳がちがいます。

あとは血液データやママのバイタルサイン
CTGモニターの結果などにもよりますが
ともかく、素人が判断して欲しく無い
お産の対応のアンダーラインの部分です。

それが原因で緊急帝王切開になった方を
何人も経験してます。
破水が帝王切開の原因になるなど
検索で引っかかってこないでしょう。

ネットの指示どおりスルーした結果、
帝王切開になったとしたら
医者の腕が悪いような書き込み。
なぜか、その時だけ焦点は医療者へと向かい
妊婦とその家族は被害者意識が増します。

ネットに知識を依存するのであれば
起きた事象は全てを受け入れなさい。
と言いたい。

まず破水かな?と思った時は
迷わずクリニックに電話☎️
指示を仰ぎましょう。

殆どの場合、入院となりますので
入院の準備をお忘れなく。

毒舌、暴言なんの事?

私の助産師外来についてお話しします。

事実を言えば毒舌だの暴言だのって
罵られますが、
事実をお伝えしているまでです。

現代はこだわらなければ
なんでも手に入るからなのか?

あれも、これもと欲張りが多い。

ダメな事はだめ
出来ない事は出来ない

という事をわからない人が多いのは
豊かな社会がそうさせたのでしょう雅
実はそれが
世の中をややこしくしている事を
知るほかありません。

おそらく、そういった欲しがりさんは
物事に優先順位がついてないから
混乱を招くのです。

コロナの対応だってそうです。

未だに「立ち会い分娩をしたいから
別の病院にします。」という選択をされる
方がいたり

「面会、立ち会いができないのは
厳しい」といわれたり…

果たして
新たな命を迎えるにあたり
コロナの感染リスクを避ける事より
面会や立ち会いをすることの方が
そんなに大事な事でしょうか?

私たちは命を育む上で
優先順位は1位は何かを理解しているので
それを理解されてない方の
意見に迎合するつもりは
全くございません。

何より、それを理解しない人は
想像力が無いだけだと理解してます。

これは妊娠中の生活の優先順位であり
産後の生活の優先順位でもあるのです。

事が起こってからではどうしようもないのです。

大出血が起こってしまったとき
「なぜこんな事になってしまったのでしょう」と
聞かれても、私たちも何故かはわかりません。

高齢、高血圧、糖尿病などの合併症が
無くても、多産でなくても
これといってリスクがなくても
大出血はおこるのです。

もしかしたら、もう一歩ふみこんで
身体の準備をなさっていたらよかったかも
しかし、あくまでたらればの話。

それ以外にも産後に高血圧になったり
子癇発作が起きたり………………
お産の時は想像もつかない大惨事になることが
この医学が発達した現代でも
普通に起こり、タイミングを逸すると
命を落とします。

それは赤ちゃんもしかり。
当然お産で想定外のストレスを受けると
赤ちゃんの状況を悪くします。

そうならないように妊娠中から
注意してみてますが
誰にそれが起こるかなどわかりません。

だから、当たり前の事ですが
ちゃんと生活してください。
無理はしないで、養生してください。
体力を作っておいて下さい。
体冷やさないで下さい。

様々な指導をしますが、
実際やっているかどうかは本人のみ知るところ。
分娩の経過や分娩に向けての準備を外来で
みていると
その方の分娩に対する心づもりは
わかりますが、
だからといって何か起こる
起こらないはわかりません。

ただ、家族皆さんで周知しておいてください。
お産は何があるかわかりません。
自分の思い通りになるわけでは決してないのです。

私たちは必要ない誘発は勧めません。
必要と判断して
優先順位としてすすめているのです。
ですから、素直に指示に従いましょう。

その時期だって既に遅い時もあるのです。

そのお産に耐えられる身体であるうちに
お産して下さい。
自然分娩は自然に生活できた方に与えられる
チャンスです。
不摂生の向こうに自然分娩などあるはずが
ありません。

不摂生とは自然に抗う姿をさします。
自然に抗いながら赤ちゃんを見ずして
生活してきた妊婦に
自然分娩を求めるのは無知以外の何者でも無い。

妊婦と向き合っていなければ必然と
自然分娩の敷居はひくくなる事でしょう。

自然分娩とはそれはそれは大変な準備が必要と
いう事を妊婦が理解しないと
自然分娩と向き合うには
命がいくらあってもたりません。

これが、10年以上自然分娩にこだわって
妊婦と関わってきた私たちの感想です。

誘発分娩、促進分娩はこの時代のお産を診る
うえでは医学の恩恵だととらえています。

悩みを解決赤ちゃん会

来る、4/16日はお産の森卒業生の赤ちゃん会です。

ZOOMで行いますが、IDは産後2週間健診で使用いただいた

IDとPASSで入れます。

念のため

ID:549-363-5985

PASS:2CZJHB

入場時にはフルネームで申請して下さい。

このところ、ご新規さんはいらっしゃいませんが

いつでも入場OKです。
(ただし、お産の森卒業生の1歳未満の赤ちゃんとママの参加です)

みんなそろそろネタ切れで、どなたか新鮮な風をふかしてくれることを

待っています。

くだらない相談と思っていても意外と皆さんの疑問だったりします。

特におっぱいでトラブっているわけではないけど

これでいいのか?なんかしっくりこない。。。

悩めるママさんはwelcome!!!!

この機会、利用しないのはもったいないです。

私はゲストで参加していますが、基本はママさんたちの進行によって運営しています。

私は笑って聞いているだけ。

まあ、私が苦手な方も、特に育児に悩んでいる方は出ない手はないでしょう。

産後の育児までいちいち叱りませんよ。

無料で助産師と話せるのは、おそらくこの時だけです。

院内開催になったら有料になります。

下手な都市伝説の育児相談受けて時間を無駄に費やすより

もっと現実的で気が晴れる赤ちゃん会。

アハハと笑って終わるだけの参加でも気持ち楽になれるはず。

それだけでいいので時間作って開催しています。

今のところ必要ないと思う時まで継続しようと思います。

石の上にも3年っていうから

とりあえず継続します。

ZOOMは私の采配でやっているので徴収はしていません。

コロナが空けるまでのキャンペーン中

参加されませんか?人数制限なし。

参加お待ちしてます。