NO MORE 虐待

虐待について持論を話します。

なんで虐待しちゃうのか?
つい、当事者に詰め寄った報道になりがちで
みんな、どこか他人事なのが気になります。

果たして私たちはそこに加担してはいなかったか?
私たちの周りでも絶対にいるはず
知っているのに知らぬふり。

ネグレクトだって虐待です。

隣で何か起こっているけど
かかわると面倒だから気にしない………………って
思ったことはありませんか?

私はそんな人もある意味
当事者と同じではないかと思うのです。

DVだってそう。
近所はきっと気づいていますよね?

隣近所の付き合いが希薄になって
ますます、他人への関心はなくなってきましたが
何か異変にきがついたら、
匿名でも通報できます。

しかし、本当はそれは最後の手段

その前に
3ヶ月の赤ちゃんを可愛いと思えない
頭蓋骨を骨折させたり
肋骨を骨折させる前に

私たちにできたことはなかったでしょうか。

私はいつも思うのです。
妊娠中より知識を得、
幸せなお産を体験し
産後を大事にされたお母さんは
どんなに育児困難になったとしても
虐待して我が子を殺す事はしない。

その前にSOSが出せるのではないか?と

なぜなら、虐待行為は当事者自身の愛の不足から
起きた行為だからです。

幸せな人は意地悪しないではないですか?
なぜ、幸せな育児ができなかったのか?

DVに関しても、夫婦お互いが愛が不足している
愛を貪り合った結果、一線を超えて声にならない
気持ちが暴力となるのではないでしょうか。

いずれにしても愛です。
愛が絶望的に足りなかったのです。

妊娠中愛を私たちが与えられなかったか?
どんな時も、見守っているよ。という寄り添い。
何かあったら帰っておいで。と
妊娠中から伝えてあげられなかったか?

お産の森はこのスタンスを貫きます。
絶対一人にしないと。

一つに利用していただきたいのが赤ちゃん会。

赤ちゃん会の参加により
日頃のうっぷんを発散するに使ってもいい。
不安を訴えてもいい。と発信しています。
数はどうでもいいでしょう。
大事なのは救われた人がいたという事です。

中には答えが見つからない質問もあります。
でも、人に聞いてもらうだけでもホッと
するし、一緒に考えてくれる人がいる事を
ママたちが実感してくれれば良いと
思っています。

身なりなどぶっちゃけパジャマ参加でOKなの。
スッピンでも、授乳しながら、
時にはオムツ交換しながらでもOKなんです。
ご飯食べながらでもOKよ
それがリモートの良さではないでしょうか?
便利なことにzoomにはミュート(消音)という
機能があるのです。
上の子がグズってうるさい時はミュートでOKだから。

マナーさえ守って頂ければ
かしこまらないで、気楽に参加して下さい。

虐待するまで追い詰められる前に
なりふり構わずでよいのです。
育児なのですから
綺麗で楽しい育児など嘘っぱちです。

もっと泥臭いぼろぼろの姿を晒しましょう。
今参加中のママたちもそれなりにズタボロです。笑笑

先に書いた様に
高知で3ヶ月の赤ちゃんが虐待死されて
しまいました。
私はとても他人事には思えません。
私にできることはなかったのか………………

今夜もまた眠れない夜を過ごします。

ワクチン接種

ワクチンについてお話しします。

これまで、妊婦のワクチン接種を検討した結果
来月より予約制で週に6人のみ接種を
行う事としました。
副反応やその後の副作用について予測出来ること
を考えると苦肉の策です。

ご希望なさる方はご家族と良くご相談の上
ご予約下さい。

また、接種したからといって
感染しないわけではありません。

接種後も
マスク、手指の消毒、3密をさける、
食材の買い物は3日に1度。
買い物中に立ち話しない。
帰宅後のシャワーと着替えは
継続して下さいね。

100%安心はできません。
油断しないでくださいね。

コロナ禍の認識

今回は、コロナについてお話しします。

TV📺でもコロナで病院が逼迫している事を
再三報道されていますが、

なぜコロナ感染の勢いが止まらないのでしょうか。

答えは一つ。
国のリーダーたちの矛盾です。

何がなんでもオリンピックはやめるべきでした。
いまからでもパラリンピックをやめてほしい。

何のために?
なぞです。
国内で自粛、人流を抑えると
要請しておきながら
国をあげてオリンピックを持ち上げる。

意味がかわかりません。

報道もコロナによる医療崩壊をしているのに
そのニュースが終われば、
「それでは」と仕切り直しオリンピックの話題。

国民がそれでコロナのシビアさを理解するでしょうか。

私たち医療者は毎日毎日
感染対策にあくせくしております。
感染予防の医療品、安全管理のための医療品
買っても、買っても感染が拡大するたびに
出費がかさみ自転車操業。

最近、大学病院でも妊婦の感染が増えてきたそうです。
もうそこまでコロナが迫ってきている感を
ジワジワ感じます。

妊婦が感染した場合、母体の負担を軽減するために
まず帝王切開です。

その後赤ちゃんと産婦は隔離します。
母子分離は母乳育児も叶わなくなる
可能性が高くなります。
それより優先しなければならないことが
沢山ありますので、当然といえば当然。

無事生還なさればよいのですが
合併症などあれば、リカバリーも難しいでしょう。
お産後の体調をご存知の方らならお分かりでしょうが
その体調の上にコロナ感染が乗っかるイメージ
考えられないでしょう。

これが感染予防に従事してくだされば
その心配は半分以下になるでしょう。

困るのが普段より都内に出ている方は
全く危機感がない。
平気で遠出して平常と同じ様に娯楽に浸る

まえからブログをご覧頂いてる方は
ご存知と思いますが
前からお伝えしてます。
今は有事です。

有事の際に海に出かけますか?
電車に乗って毎日仕事にいきますか?
「もう飽きた」「退屈」「ストレス」などと
いってられますか?

明日自分の命が危うくなるかもしれないのに。

皆さんは、戦争というとレトロな、いまでいう
アフガニスタンとタリバンのようなイメージかも
しれませんが、

現代の先進国の戦争に兵士や武器はいりません。

ウイルス兵器で十分国を滅ぼす事ができるのです。

そのウイルス兵器に晒されているのです。

よくもそんな爆撃激しい都内になど
自ら出掛けていきますね。
自殺行為としかいいようがありません。

コロナ感染が蔓延はじめるまえから
妊婦は、コロナ感染予防という理由だけで
会社を休むことができる方法があります。
必要ならば明日からでも、貴方は会社を堂々と
休めます。

と伝えてきました。

これで素直に従えられるかどうかは一つの
命の別れ道になるのだと感じています。

皆さんが思うほど、コロナは簡単ではありません。
なぜなら、得体がしれないから。
医療者も頭を抱えるほど早いウイルス変異。

この度のオリンピックで実はまた新しい変異株が
南米ペルーからのオリンピック関係者の女性が
持ち込みました。
しかし、それを国は隠蔽してオリンピックを
強行したのです。
全く信用おけない日本政府と東京都。

その名もラムダ株
今わかっているのはワクチン抵抗性が強い 
という事です。

やれる事は、三密を避ける事
マスクの着用、手洗い、アルコール消毒
帰宅して直ぐに入浴し、服は洗濯。

これまでやってきた予防を淡々と
行うことしかありません。

最近妊婦からワクチンについての
質問が多くなってきました。

一つお伝えしたいのはワクチンは先程も述べた様に
万能ではないのです。
ワクチンを打っても日々抗体価はかざりますし
感染もします。

海外はあまりにもワクチンに依存していると
感じます。

どうしても遊びに出かけたい方は
海水浴でもキャンプでも屋外であっても
コロナウイルスが見えない限りは感染します。

娯楽でコロナ感染した場合、
病院に受診しないで自力で回復してください
といわれてもおかしくない状況です。
という事を自覚していただきたい。

妊婦と話をしていると
あまりの鈍感さに寒気がします。
だって、私たちは感染している可能性が
なかり高い人と会話しているのですから。
気が気ではありません。

だらか、いまは有事。
自覚して。
人間兵士によって武力攻撃する時代はとっくに
終わりました。
皆さんも80年まえより断然便利になった事は
自覚なさっているでしょう?

なのに、戦争だけ80年前と同じな訳がない。
特攻隊となないんですよ。

ドローンでウイルスをばら撒けばおしまいなのです。
頭いいコンピュータもありますしね。

戦争をなめてはいけませんよ。
まだまだつづきます。この有事
持久戦と思って、工夫と想像力を
使った生活を楽しみましょう。

今は食べ物や物資があるだけまだ幸せです。
そのうち物に困る時代が必ずやってきます。
時間があれば「火垂るの墓」なぞ
如何でしょうか?

それではまたの機会で

助産師との距離

今回は助産師外来による指導についてお話しします。

毎回の助産師外来は精一杯知恵を振り絞って
お話ししているつもりですが、
殆どの方がスルーされる。

と言う話は前にもしました。

タチが悪いのが、最後までスルーして
自己責任でお産に向き合ってくださればよいの
ですが、

妊娠中に始まっていると言っている
お産の準備のこと。
イコール「物品の準備」と思っていらっしゃるようで

「できてます。」と自信満々。

もうそうなると、噛み砕いて話す時間は
助産師外来にはありません。

とりあえず、
骨盤の稼働域と呼吸を学ぶのにお産の森ヨガ。
日頃の癖を調整するのに骨盤ケア
身体の冷えを取るのに漢方、お灸
内臓冷やさないで!
足下絶対に冷やさないで!

とだけ伝えて返しますが…
実行してる方など僅かです。

そして全てを実行された僅かな妊婦さんは
必ず御安産です。
これは、開院以来どの方にも言える事。
助産師外来での指導は揺るぎのない内容
なのです。

しかし、馬耳東風な妊婦。暖簾に腕押し妊婦。
こんな方々は間違いなく、36週に入ると
焦ります。
入院したら逆ギレしてスタッフにクレームを
いいまくります。
お産はスタッフの手をはなしません。
必要以上にビビるのです。

不思議ですね。
妊婦中は裏付けのない自信に満ち溢れていますが
いざ本番になると腰が抜ける。

お産の神様って妊婦ご自身の中にいらっしゃる
私はそう思います。
お産の神様は降臨するのではなく
妊婦自身の魂と響き合うかどうかなのです。

最後までお産の神様と響き合えなかった妊婦が
お産の時にビビッてしまうのでしょう。

そりゃそうです。
妊娠中に準備ができてないのですから
自身の中にすがるものがないのです。
それが神様なんですね。

一生懸命、自分の身体と向き合って
過ごされた時間は、必ず自信に繋がり
どんなお産になっても耐えることができる
お産につながります。

それがお産の神様と共鳴すると云う事です。

棚ぼた降臨などありませんよ。

自然分娩とは

今回は自然分娩についてお話しします。

皆さんにとって、自然分娩とはどのように
お考えでしょうか。

基本的に自然分娩とは自分の身体に備わる力で
赤ちゃんをお産する事
みたいな感じですよね。

お産の森は自然分娩を推奨して
12年が経とうとしています。
それ以前からも自然分娩と関わってきましたので
結構長きに渡り自然分娩と向き合ってきました。
かくいう私も3人の子供を助産院で
自然分娩しております。

ですから、自然分娩の素晴らしさを語るに
こと足りると思っています。

自然分娩っていうのは皆さん
事象だけを捉えて憧れて、臨まれているのでしょうが
正直、自然分娩って遅くとも妊娠したときに
すでに始まっているんですよー。

自然分娩を希望されている方は
自然分娩ができる備えをやっていますか?
生活習慣、食生活、服装、身体つぐり
妊娠中を通してできてますか?

はじめの妊娠の心得クラスでもお伝えしていますが
20週の助産師外来で自然分娩の準備をしている
妊婦に、会ったことはありません。

もうその時点でほとんどの方は
自然分娩を履き違えていらっしゃいます。
その方たちはまず自然分娩は 
無理と言えるでしょう。

そこに35歳以上の高齢出産となれば
予定日までは待ちません。

待たないから無理と思いました?
思った方は本当に無理です。

〜経験談〜
40歳の初産婦さんが自然に産みたい。と
いらっしゃいました。
私は鼻っから「無理でしょ?。」と思いながらも
まず、いまの生活の改善点と今後やっておいた
方が良いという事を丁寧にお伝えしました。

すると彼女は次の健診までに
産休に入り(母子健康管理カードを使用)、
私がお伝えした全てのことを生活に取り入れて
悪しき生活から脱却されていました。
まるで、お坊さんが出家なさるように…
俗世からの逸脱です。

そのレスポンスの速さには驚きました‼️
そして、彼女は予定日より早く陣痛を起こし
10時間もかからず、骨盤の大きさに相応しい大きさの
赤ちゃんを安産なさいました。

天晴れ‼️でした。
今思い出してもゾクゾクします。

きっと彼女は妊婦健診に来るたびに
次のミッション、次のミッションと
いわばお産の森修行を楽しみながら
通ってこられていたのではないかと
推測します。

40歳でも意気込みが身体を突き動かしさえすれば
可能なこともあるのだということを
実感しました。
しかし、若い子とはちがうので並大抵の
努力ではなかったと思います。

こんなに自然分娩に対して貪欲な妊婦さんが
もっとたくさんいらしたら、どれだけ
妊婦健診でのモヤモヤ感が減るかと思うと…

まあ、とにかくモヤモヤなのです。
予定日近くになると自然分娩の神様が
降臨してチュルってお産させてくれる。と
だれもが妄想妊婦。
ご都合主義。

「こんなに痛いんですか?」
「こんなはずじゃなかった!」

分娩中のこの後ろ向きな言葉
もう聞き飽きました⤵︎
「妊娠中に言ってましたよね。
だって私たちこうなるって知ってるもん」

妊婦健診時にあれこれアドバイスを聞き入れない
妊婦こそ、お産が大変。
スタッフに執事の様にアレコレやってもらわないと
ビビッて陣痛にも耐えられない。

だったら私たちが必要と判断したことを
素直に聞けば良いのに…とおもいますが、
こういう妊婦は「ビビリな自分」を理解してない。
要は地に足がついていないお花畑さん。

こういった方は、経験して失敗に気付かないと
成長しないので、仕方ありません。
無駄はないのです。
受け入れます。

ちなみに、頭硬い方は体も硬いの。
体が硬いと産道が狭くて赤ちゃんが降りて来ません。
だから、必要なことをやりなさいと薦めるのです。
ヨガにお灸に骨盤ケア、ウォーキング
やっておきましょうね。

私たち、節穴ではありませんよ。
勧められたことは素直にうけいれれば、
必ず役にたちます。

食事もそうです。
最近頭が痛いのが、
若いけど自力でお産出来ない20代ヘナチョコ妊婦。

世界観が狭いので、素直に聞き入れるか
頑なに意固地になるか二極化しますが
とにかく、馬力が無い。

なぜそうなのか?
食事です。
フルーツグラノーラ、ヨーグルト、
ソイジョイ、フルーツブランなど
いわばお菓子を食事の一部として食する
浅はかな食生活。

それで食事としている方は
身体を見ればわかります。
その方に今のうちからいっておきます。
自然分娩は無理です。
そんな体で自然分娩に臨んでも途中でお産は
必ずとまりますからね。

止まらないまでも遷延分娩。
お産できても弛緩出血で大出血。
命の危険もありますよ。

しかし、何度お伝えしてもそういう自堕落な食事を
改善しないで甘くて味濃くて簡単な食品から
離脱する事ない妊婦さまは
自然分娩?イヤイヤお産どころか
自身の体さえ理解していないとしか
いいようがありません。

赤ちゃん死んだら誰のせい?
あなたが死んだら誰のせい?

本当にお伝えします。
無理なのに「自然分娩」とおっしゃる妊婦さま
本ちゃんの陣痛が来たら
「もう結構です!早く切って下さい!」と
いわないで下さいね。
妊婦さんはあなただけではありません。

ほんと人騒がせ妊婦御一行様ですが、
院長は
「本人が納得すればそれは充分良いお産になる」と。

………………おっしゃるとおり。

って、自然分娩を推奨しているお産の森。
皆さんが自己責任で自己管理してくだされば
何ら問題はないのです。

本来、自分の体ですからご自身が
一番わかっていらっしゃるはずなのに
自己管理ができていないからこそ
迷うのでしょうね。一貫してない。
優先順位も不明。
思考してない証拠です。

話してればわかりますが、そんな方は頭が硬い。
柔軟じゃない。
人に任せる事ができない。
かといって、自分に責任とれる器もない。

この10年、明らかにお産は変わりました。

開院当初もそれまで私の知るお産では
ありませんでしたが、今はもっと難儀です。

お産の準備もしてない初産婦の、腰や背中を
一晩中、オイルマッサージをしながら迎えた朝が
何回あったでしょう………………

マッサージをやり続けてもお産は進まず、
結局、薬を使って促進分娩からの吸引分娩。
吸引分娩しても産まれず、そこから帝王切開。

切迫で早くから自宅安静をされていた方は
36週から余程頑張って頂かないと
経膣分娩は難しいものだとしみじみ実感しました。

どうか皆さん、切迫早産になるような生活は
なさらないでください!

そんなお産が度重なり私自身、身体を壊した事が
一時ありました。そのときの反響といえば
これも辛辣なもの………………

「体調悪い人にお産を任せるなんて!」
「お産の森とか名前ばかりて厳しいばかり」

人は、顔が見えないとなんでもいえちゃうのですね。
私はその書き込みに鬼をみました。
全集中ですよ笑笑(~_~;)

しかし、私の理念はかわりません。
自然分娩、母乳育児推奨してますと胸張っていいます。
自然分娩で来る方が激減しただけです。

今やれることをお産の森の責任の元遂行します。
なぜなら、必要とされているから。
良いお産を皆さまに知って欲しいから。
ここに開院できたのはお役目だと信じています。

もしこのように「良いお産でなかった」と
嘆いていらっしゃる方は、
キツいようですが
「それは残念でした。」という事です。

それをいちいちお産の森宛に書き込んでくること事態、
良いお産の履き違いなのです。

良いお産は与えられるものではなく
自分で感じるものなので、
その定義はそれぞれです。
自然分娩でなくても
経膣分娩でなくても
帝王切開であっても
素晴らしいお産を直に毎日、拝見しています。
どれもそれぞれにドラマがあって素晴らしい
命をかけていのちを産み出すすばらしさ。
こんなにわかりやすい利他愛とは他には
ないでしょう。

なのに、そこに寄り添い痛みをば分かち合い
お産することはどなたも変わりないのに
なぜいちいち、産み方にこだわるのですか?

赤ちゃんが元気に生まれてきた。
どんなヘナチョコのお母さんからでも
元気な赤ちゃん産むことができるこの時代には
感謝しかありません。

医療介入できない助産院で働いた経験が
あるからこそそれは余計に感じます。

それなのに、そういう根本的な事へ感謝も
出来ない方からごちゃごちゃいわれても
私は馬耳東風です。

良いお産とは
私たちが押し付けるものでは無いですし、
誰かから賞賛されるものでもありません。

私たちは良いお産のためにただ、
寄り添うだけの黒子です。
弱っている人間にわざわざクレーム?

本当に気の毒で想像力のカケラもない
可哀想な方。
「神の御加護を」

幸せとか良い事の定義とは私たちが変えられる
ものではないのです。
全てはご自身の中にある魂にどう響くかであり
そんなものだと捉えていただけないでしょうか?

お産は人生の生き様と同じです。
決してインスタントではありません。
どう過ごして来たががお産に全て影響するのです。

そうなると、ご自身の所業を認められないとは
余程、苦しい事でしょうね。という事になります。

しかし、
死んじゃったら魂も何も言ってられないでしょう?
だから、安心安全は第一なんです。

これからも懲りずに自然分娩を推奨していきます。
だって、プロですから
できるか、できないかは助産師外来で
お会いすればわかりますよ。

赤ちゃん会お知らせ

7月の「お茶会チャチャチャ」をお知らせします。

7月9日10時よりzoomにて開催します。
iDとパスワードは産後健診で使用して頂いたものと
同じです。

参加条件はお産の森卒業して1年以内の
ママと赤ちゃん。
1歳過ぎた方は悩みや相談の内容が
変わってくるので
また別の機会にご参加お待ちしてます。

産後一年は手探り状態だと思います。
どこかに相談できる場があれば気持ちも
楽になれるかな?と思いつきで
始めた会です。
悩みいっぱい抱えているお母さんはドシドシ。
少ない悩みでもドシドシご参加お待ちしております。

今のところ参加費用はいただいていませんので
安心してご参加下さい。

実際役立つのはリアルタイムで経験している
お母さんたちの知恵なので
私は振られた時だけお応えする立ち回り。

実は私が参加するのなんてほんの僅かなので
ほぼ、鼻クソほじっているか、
iPad見て化粧を直しているかです。
そんなもんだから、
参加してるお母さんに注意されています笑笑

そんな赤ちゃん会出たいなぁーと
少しでも感じたら参加お待ちしてます。

会の進行上お名前でお呼びするので、
入室時はカタカナフルネームでお願いします。
ハンドルネームは承認しません。

月に一度の楽しみ赤ちゃん会
待ってまぁーす😊

分娩予約

今回は分娩予約についてお話しします。

最近では弱小クリニックのお産の森も
コロナ禍の影響で妊婦さんの需要が高まって
います。

初めは「実家に帰省できなくて仕方なく」
とお産の森を選択なさる方でも
一度お産の森でお産すると、もうお産の森
以外でお産することなど
考えられない‼️となってしまうようです。

そんなこんなで、コロナ禍含め
インターネットのクチコミを除く
卒業生ママや婦人科を受診された方々の
クチコミのおかげで
分娩希望される方が増えているのだと推測しています。

これまでも早くに定員に達し分娩予約をおことわり
した事もありましたが、今ほど毎月のようにと
いうことはなかったのですが、
今は、毎月のように早々に定員に達してしまって
います。
ゆっくり考えれば良いかと考えていらっしゃると
すでに定員に達しました。ということに
なる方が先月も結構いらっしゃいました。

他に検討されているのであればよいのですが
「是非、お産の森でお産したい」と
考えていらっしゃるのであれば、遅くとも
胎児心拍が確認されたときに分娩予約されることを
お勧めします。

定員締め切りました。と話したときに
呆然と立ち尽くされると、私どもも
切なくなってしまいます。

「どうにかなりませんか?」と泣きつかれる
こともありますが、キャンセル待ちしていただく
以外、方法はないのです。

だから、健診の度に
「分娩手続きされないと
いつ定員に達するか分かりませんよ」って
お伝えしてたじゃないですかぁ〜〜(-。-;

産科医院によっては月経予定日に予約しないと 
受けてもらえないなんて高飛車なクリニックも
あるというではないですか?

お産の森はそこまで極端ではありませんが、
最近は分娩予約が定員に達するのが早くなってます。

ちなみにクレジットカード決済できます。
ご利用下さい。

今も2月も着実と予約手続きが進んでいます。
2月予定の方はお急ぎ下さい。
今回もいつ定員に達するか分かりません。

できることなら、全員の妊婦さんの分娩を
お受けしたいのですが、ドクター1名で丁寧に
みてますので、なかなか今以上に
定員を増やす事はできません。

出来るだけお待たせしないように
健診でその時の不安や症状に対応出来る様に
ということがまずは先決です。

院長やスタッフは日曜日も手術したりと
年中不休が最近益々ひどくなりました。
ここ数年、外出することもないので
車のバッテリーは上がりっぱなしです。

医者の不養生といいますが、
先日、毎年恒例の人間ドックから帰って
すぐ帝王切開してました。
去年の正月早々にも仕方なく帝王切開しました。
それも2件。
別にこの日にする必要はなかったのですが
妊婦がギリギリまで待ちたいというので
ギリギリまで待って正月でした。
妊婦や患者の思いに寄り添うと
どこかを削らねばなりません。
普通の人にはできない仕事だと思います。

養生ってどうやってやれば良いのでしょう?
産科医って養生できないようになっているんです。

いのちのもりで命の切り売り。

そこまでして、いのちの誕生に関わっても
ネット上では金の亡者呼ばわり
世間は世知辛いね……

命削って文句言われちゃうんだもんね
そりゃ産科医減るわ
人は強欲だよ……、もっともっとって

もう、ベルトコンベア式診療でいんじゃないか?
って悪魔が囁くこともありますが
卒業生のママさん達にお会いすると
もっと沢山のお母さんに幸せなお産と母乳育児を
経験して欲しいと欲が出てしまいます。

やはり進むべきは「お産の森の王道」
としか私達には選択肢はありません。

結局、私も「いいお産」に強欲なのです。

経営第一経営人

経営一番って書き込みされました。

経営者なので経営についてはもちろん考えています。
仮に考えなかったら事業は失敗しますしね。
第一でなくとも考えてますよ。
逆に第一に考えているなら
こんなブログ書いてないし
診療スタイルも変えてます。
外来潰して月一ミーティングやりません。
モーブラのノベルティしません。つうか、
わざわざiPad8台も購入してクラスやってません。
自動体温計置きません。腋で測ります。
いろんな新しいことはじめません。
なにより分娩中、外来止めないでお産放置します。
この規模のクリニックでスタッフ30人以上
雇いません。

お産の森の卒業生の多くは
おそらく、経営大丈夫?って思っています。
それは、コロナが開ければわかる事。
だから、お産の森で一回お産しただけで
全部知ったような書き込みやめて欲しいのです。

これまで、何度も経営危機を迎え乗り越えて
来ましたが、なんで乗り越えられたんだろう?
って考えてみました。

もちろん、乗り越えたのは経営者だけでなく
スタッフも含め知恵をつかい、力を合わせて
卒業生も巻き込み、経営破綻しないように
頑張ってきたからですが、人を動かすって
一番大事なのは、「思い」なんです。

なぜ、危機に直面してもスタッフが一緒に
乗り越えて来てくれたか?っていうと

妊婦さんに関わりたい。
妊婦さんに良いお産をして欲しい
一緒に乗り越えたい。
出来るだけ辛い思いをさせたくない。
という同じ思いを持って
開業した時の理念と方向性がブレなかったからです。

患者さんの中にはラーメンな方もいらっしゃいます。
待つのは悪。とか
指導されのが面倒くさいとか、
自身がテイタラクな生活しておきながら
外来で注意を受けると
助産師の態度が悪いとか。

面と向かって言えない方が
クソな書き込みサイトに吐き出されます。

たしかに指導を受け入れずまんまの生活を
なされば、お産の森はただのうるさいだけで
3分診療の産科で産むのと変わりません。

夜中赤ちゃん預かってくれない
夜寝れない
仮に預かっても寝れませんし
…家に帰っても寝れませんよ。
ってその前におっぱいでません。

おっぱいもこだわりません。と
おっしゃるのであればそれも仕方ありません。
お産にこだわらないといわれても辛いのは
かわりません。

しかし、そんなお母さんでも、
無事にお産できれば嬉しい。
おっぱい出ないと
気にするし、出ると喜びます。

助産師はプロです。
経験をたくさん積んでいます。
それが故にお母さんの行く末を知っているから
今を厳しくも言うんです。 

今がどんなにつらくても
きっとよかったって思ってもらえるから。

でも、やらずに結果出来ないで
お母さんたちに嘆かれるのは
私たちの本望ではありません。

経営一番っておっしゃいますが、
経営一番なら夜中もおっぱいに寄り添いません。
経営一番なら助産師外来やりません。
指導もしません。流れ作業でドンドン回します。

そんなどこにでもある診療をしたくなくて
莫大な借金負って開業しました。
正直、自転車操業です。

何をみて妬まれているのでしょう?
どこが羨ましいのか?

どうせなら、感情的にならず具体的に
次回に活かせるような書き込みだと
有難いのですが、いつもただの悪口。
妊娠中から産後まで知ってるだけに悲しく思います。

でも理不尽なことを書き込まれると
いくら卒業生お母さんであっても
提訴も考えないといけませんからご注意下さい。

おそらく、この書き込みは世間知らずの
お嬢様が書かれたものと思われます。
今のコロナ禍の現状を甘く見ていたり
医療には何事も費用が掛かるという事を
ご存知ない。
衛生管理や感染予防に尽力を尽くしている
環境でお産できた事の安心感など
よかった探しが下手くそなのかもしれません。

書き込みに関してはどなたが書き込まれたか
大体予想がついています。
それだけ、人をみています。
ですので、次回受診の際に具体的にお伺いしようと
思います。笑笑

でも、できれば直接言っていただけると
嬉しいです。

思考

今回は思考についてお話しします。

最近凄く感じる妊婦さんの思考。

ラーメンですか?
って思ってしまいます。

そもそも、なぜ便秘?なぜ貧血?
なぜ体調すぐれない?

自身に起こる事象を立ち止まって思考しないから
すぐに解決できるサプリメントの量を増やして
鉄分をとろうと考えたり
食事を取らない事で体重を抑えようとしたり
体調悪いことさえなかったことにして
生活を改めず多忙な生活を繰り返す。

妊娠してなければ私には関係ない事ですから
別にかまいません。
しかし、妊婦さんであるならば
赤ちゃんのことまず優先し
自分の身体と向き合っていただきたい。

そうすると先程のようなラーメン的発想には
ならないはずなのです。

発想がラーメンになっている妊婦は
まさに思考してないから。

ちゃんと思考していただくように
わざわざ心得クラスを時間を割いて受けていただいて
いるのに「厳しい」だの「めんどくさい」など
といっていつまでもお産モードに入らない妊婦さん

構いませんよ。
いつか私たちが心配する事象が起こる時期は
やってきます。ただそのときに
お産までに改善できる内容ならばよいのですが。

賢者は歴史に学び愚者は経験に学ぶ

歴史からわかっていることをわざわざ
自身で体験する必要はないのではないかな?

私だったら歴史に学びます。

指摘されたことをいつまでもスルーしていると
早くて30週くらいでまずその結果が返ってきます。

お腹が張る→赤ちゃんの動きが固まりやすい
逆子になったら回りにくい。
38週まで戻らない→帝王切開

冷えから起こることもあります。

迷信と思う方は存分にスカスカ生活を
お送り下さい。
夏はこれからです。
今のうちに足元スカスカ生活を送られていると
真夏は裸に氷三昧でしょう。

助産師なら誰しもそんな生活を送ってきた
妊婦のお産につきたくありません。
なぜなら難産に決まっているからです。

前回のお産が上手くいったからといって
今回のお産がつるりといく保証は
妊婦さんの自己管理以外にありません。

私たちは妊婦さんに不要な時間をつかわせたく
ないので助産師外来では極力必要なことしか
いわないようにしています。

帝王切開楽チン?論

今回は帝王切開についてお話します。

前回にもお話ししたように
妊婦健診で体を拝見したらば
おおよそ、お産の予測ができます。

出来るだけ楽にお産して頂きたいので
安産に繋がる生活の仕方、食事の仕方
運動の方法、やっておいた方が良い
身体の準備など。
特に長年癖づいた姿勢を矯正することも
安産に役立てることができます。

20週の時点でその話をしていても
ピンとこないまま、他人事扱いで
お産近くまで放置されてしまうと
もう手のつけようがありません。

お腹が大きくなって体を動かすといっても
苦痛でしかありませんので
運動しようにも
安産につながるまでの結果は
期待はできません。

いいのです。
やりたくなければ、やらなくても。
あなたのお産なので私は痛くも
なければ何とも無い。

ただ赤ちゃんにはかなりのストレスを
かける事間違いなし。

不思議と準備を全くしてない方は
必ず帝王切開に抵抗的
やっても意味のない誘発分娩を望まれます。

もちろん、95〜100%陣痛はきません。
なのでほぼ帝王切開。
誘発何の為?

親のエゴの為の誘発は
赤ちゃんにストレスをかけるだけなので
意味がありません。
また、それ以上にリスクを伴います。
と話しても、

頑なに誘発を希望され
なぜか陣痛がついて来たら「早く切って下さい!」
と騒ぎ始める……何がしたかったのか???

そして緊急帝王切開。
全く意味のない誘発です。
赤ちゃんも迷惑なことでしょう。
親のエゴに付き合わされて。

日本人にはまだ帝王切開に対する嫌悪感が強い
ですが、4人に1人は帝王切開といわれています。
なのでちっとも珍しくない。

帝王切開に異論を唱える人の頭は最早
原始時代にも匹敵するくらい
古い偏見です。昭和ですね。
松田聖子ちゃんだって帝王切開ですよ。

因みにハリウッド女優なんて有名どころは
殆ど帝王切開です。アンジェリーナ.ジョリーも
セリーヌ.ディオン、ケイト.ウィンスレット、
ビヨンセもそうです。

お産の森で帝王切開される方はラッキー
傷がめちゃくちゃ綺麗だから。

それもそのはず、時間をかけて丁寧に
縫合しますから傷跡もきれいなのです。

お産の森で帝王切開でお産された
妊婦さんからは大変喜ばれてます。
※ただし、ケロイド体質の方は別に対策が必要です。

他院でされた手術の傷跡が気になる方も
ケロイド部分を綺麗に切りとって
それから縫合します。
時間と手間ははかかりますが、仕上がりが
断然きれいです。
これは会陰の傷とおなじですが
美容縫合といいます。

この少子化で高齢出産の時代
自然分娩を掲げておきながらこんな事を
お伝えするのもなんですが

経膣分娩にむけて準備できない方が
無理して高望みするのもナンセンスです。

今時、帝王切開に違和感を感じるなんて
無知も甚だしい事に早くきがつきましょう。

それはこれから妊娠する方も
子育て中の方も
おばあちゃんたちも。

根性が足りないとか、
そんな問題でも片付けないでください。

女性が普通に産めない時代になったのです。
昔とは医学の発達からして比べ物になりません。
いま、その判断ができるようになったから
お母さんと赤ちゃんの周産期死亡率が
下がったのです。
医学の恩恵以外なにものでもありません。
皆さん達がご存知ないだけで
昔は下から産めない赤ちゃんをしたから
トライしたことで分娩事外傷や脳性麻痺を
残したり、さまざまな異常が起こって亡くなって
いきました。
しかし、今はそんな事、世論が許しません。

医学の恩恵を受けて過ごしている事に
気付かずに生活してしている方には
分からないかもしれませんが、
医学の進歩はお産を早めた方が良いかどうか
下から産めるかどうかの判断がある程度
できるようになったので、
お産はまだわからないことも
多いですが、命を守るため
危険回避する手段やタイミングは
解るようになってきました。

ですから、お産は放っておけば産まれると
云う時代はとっくに終わっているのです。

背景も生活も食べ物も
昔とは全くちがうし医療環境だって
本来妊娠できない方が人工授精して
授かれる時代ですよ。

自然に妊娠してないのに
どんなに指導しても自然に沿った生活もしない方が
自然に分娩できるほうが
不自然ではないですか?

だから、まわりて帝王切開を勧められている
妊婦さんや仕方なく2人目、3人目が帝王切開
になる妊婦さんがいらっしゃったなら

「帝王切開でも立派なお産なんだから
頑張って元気な赤ちゃん産んできてね」と

応援して上げてほしいのです。

そういうまわりの相手を思いやる話が
妊婦にとって勇気づけられるきっかけになったり
するのですから。

未だに帝王切開について
楽して産んだとか、怠けてるとか
いう稚拙な言動をするかたも
いらっしゃいます。

そんな方を見かけたら、
ただの無知。と思って下さい。
無知は罪ですから。
簡単に人を傷つけますね。
心が貧しいのかもしれません。

私は手術後に歯を食いしばって
離床している産婦さんの姿、
通常よりつらい子宮の収縮を我慢しながら
赤ちゃんのために授乳に頑張る
姿を何度も見て来ました。

全然楽でもなんでもありません。
立派なお産であるとお伝えしています。

なのに無痛分娩は意外とスルーですね、
これこそ、ヘタレの極みと思います。
自分だけ痛くなげればいいんですか? 

ですのでお産の森では医学的に必要と
判断しない限り
無痛分娩はいたしません。

経膣で産んだら偉いのですか?
帝王切開は劣っている?なにから?
意味がわかりません。

お産はどれも同じだけ頑張って産み出し
育てていく事には変わりないのです。

お母さんはみんなチャンピオン
里親になって育てているお母さんも
チャンピオン

お母さんたちみんなチャンピオン