自然分娩って

皆さんこんにちは。こんばんは。ご機嫌よう。

今日はお産の話
いえ、いつもお産の話

本来自然分娩はみなさんにできるように
遺伝子に組み込まれています。
ですから、誰にも自然分娩できる可能性は
もっていらっしゃる。

なのに、誘発分娩を勧めるのはなぜか?

それは、ご自身が自然分娩から遠のいて
いらっしゃるからです。

だから、一番安全な方法をとると誘発分娩に
なってしまうのです。

妊婦健診全般通して評価し、この方は
自然でいけるかな?と思っていても
自然分娩出来る方は皆無です。

ご自身で自然分娩から遠のくとは?

そもそも自然分娩とは自然に基づく生活を
していることが必要です。
自分の体と向き合い、股関節を意識した
適度な運動や、四季に合わせた自然で栄養ある
食事。マゴハヤサシイと指導してます。

ウンコを毎日出さない。
仕事を頑張り、
家ではグロッキー。
初産で専業主婦でさえ
グータラジャンキーな食事では
自然のお産など夢。

お産前に連続1時間は歩いてください。
と伝えていますが、
本当は10km毎日歩いて下さい。
と伝えたい。
しかし、自分がそれをできる体がどうかも
判断できない妊婦は多く、
それでもし何かあったら人のせい。
そんなもんだから、下手にアドバイスもできない。

切迫早産だって、張り止め薬を飲んででも
動いてほしいのが本音です。
但し、自身の身体の評価が正しく出来る人に
限るのです。そんな人いません。

そもそもお産の当時者である自覚にかける方が
ほとんどですから。

Padで行うクラスも観ずスマホ。
掲示物を目ないので、
骨盤ケアもヨガも全てスルー。
荷物の準備に不備があると文句をいう。

掲示物の対象者は誰ですか?
どんな行動を起こせばお産の森に不要な物は
存在しないと妊婦全員に伝わるのでしょうか?

近年は、もともと痩せてたり、運動不足で筋力が
ない上、PCやスマホの使いすぎで骨格異常の
妊婦が多くいらっしゃいます。
すると必然的に骨盤が不均衡を生じ赤ちゃんが
骨盤内に入れず、入れても回旋異常を起こし
異常分娩につながります。
吸引分娩でお産になれば、まだしも帝王切開率も
上がってきています。
すると当然分娩費用が高くなります。

処方された漢方は飲まない。
そもそもクスリを取りに行かない。
便秘のリスクを説明して便秘薬を処方しても
ウンコを毎日出さない。
食事はジャンキーで栄養不良。
服装はスカスカの冷え冷え。
ちなみに冷え症は100%微弱陣痛の難産です。
そういうコンプライアンスの低い日常が
難産への入り口に知らず知らず近づく事に
なるのです。

が、以上の事は、院長の診察や助産師外来で
毎回お伝えしています。

分娩台に乗ってから骨盤の矯正はできません。
当然ヨガだって。
ウンコは分娩台で出せばいいけど赤ちゃんは
ウンコに塗れます。
冷えも必死に温めてますが、長年の冷えなど
漢方とお灸を妊娠期から継続してないと
急に温まるわけありません。
陣痛が始まるとハンストする妊婦がいますが
普段から食事をとれてないからです。
食事もせずにお産できるわけない。

「お産を舐めてる」というと、
怒鳴り込んできた、Hysteriec親がいましたが
本当の事です。

お産を診て身体はって責任を負っている
私が言っているのですから。
言葉遣いが悪いといわれますが
では、あなた方の妊娠中の行いは悪くないのですか?
私の言葉遣いが悪いなら、最早妊婦方の
妊娠中の行いは赤ちゃんに対して「胎児虐待」
という罪ですが。
六法全書に載っていないだけです。

赤ちゃんが無事産まれてくるよう、
なかなか進まないお産なんて当たり前です。
覚悟してください。

夜通し腰をさすり、温めて、励まし
やっと次の日の夕方に帝王切開。
妊娠中はアイスやスムージー、ココアやお菓子で
生活してグータラ生活で赤ちゃんを大きく
しすぎてしまった事が原因でも、退院の時は
会計で気分を害する………………悪態をつく。

よくある事です。
日本人が幼稚になっているのですから。
幼児を見る目で産婦を見よ。

それで腹いせにクチコミサイトに悪評をながす。
子供の喧嘩よりタチは悪い。

そうです。わかってます。
どなたが、書き込んでくださっているか。
先ほどのHysterieも書き込んでいました。

そんな方々が自然分娩という、最大の自己責任を
負うことが出来るでしょうか?
おそらく、分娩に至る前に根を上げて
夜になるころに不安になり「どうにかしてぇ〜」
「切って〜」「もう嫌だ〜」とタダをこね、
責任を放棄して陣痛を止めるでしょう。

産む気のない人からは陣痛は逃げていきます。

それを予測できるので、赤ちゃんの安全を考えて
あえて自然分娩をまたず
計画的にお産の日を決めた方が、
妊婦自身の心の準備をして臨めるので
百倍安全なのです。

お産が終わったあとに、「自然分娩したかった。」
「それだけが心残り」だとかおっしゃいますが
大丈夫です。妊娠中からこの結果を自身が
選んでいるのです。それは、全て行動が意味します。

私たちが誘発分娩を勧める方はメンタルも含め
自力では無理だと判断しています。

例えば自然に陣痛がきたとしても、途中で
陣痛は遠のき、促進分娩になるので結果同じこと。

そんなことより、体の準備ができていない方に
破水や自然陣痛なんてきたら
心の準備もできていないので、
入院するときもテンパって家族一同で
入院してきたり、子供を連れてきたり………………

入院の準備もせずに身一つ出来たりするので
落ち着いてお産に向き合うことなど、
ちょっと想定できません。

最近は計画分娩で何が悪いのか?と思います。
身の丈に合ったお産の方法ってありますから。
計画分娩であっても立派なお産ですよ。
そんなことより、産む責任をお持ちください。

お産前だからと、家族で会食や外食は
もっての外。

こんなにコロナの感染が甚だしい中
お産を控えた妊婦の行動ではありません。
産まれてくる赤ちゃんも入院中の方、
私たちも偉い迷惑です。

お母さんが感染して赤ちゃんが感染してなければ
母子分離しなければなりません。
お母さんが回復するまで産んだ赤ちゃんを
抱っこできないなんて、こんな悲惨な話がありますか?

コロナ感染がはっきりしたら転院です。
産後も転院。
殆どの方が家庭内感染です。
どうかご主人にも感染予防に心掛けるよう
お伝えください。

一番の感染予防はワクチンではなく手洗いと
マスク、人混みや外食、会食をしないこと。

生命保険

こんにちは。こんばんは。

生命保険についての話
先日ファイナンシャルプランナーと話を
していたところ、
なんと、帝王切開の補償の見直し改正があり
半年くらい前から帝王切開は保険の適応から
外れたそうです。

今のところ、妊娠前から加入されている保険に
ついては補償されるらしいのですが
今後はそれも見直されてくるでしょう。

世の中の帝王切開率がいかに高いかという事
ですね。

とりあえず、病気にかからない事が一番
ですし、もし、病気になったとしても
自分の蓄えで賄えるくらいの金額でしたら
良いのでしょうが、
今や癌は2人に1人の病です。

癌は先進医療など健康保険対象外の事も多く
毎月の支払いは、なかなか現実的な金額で
ないことの方が多いです。
生命保険はお産に限らず加入は必要でしょうね。

また、お産についても何が起こるかわかりません。
出血が止まらないとき、吸引分娩に
なったときなど帝王切開以外の施術を施した
際にも生命保険は利用できます。

ちゃんとした保険会社であれば、
かなりの支払い額になってもそうそうに入金してくれます。
インターネットなどのお安いのを売りにしている保険は
審査が厳しかったり、支払い対象から外されたり
払い込み迄に時間がかかったりと
不便も多いらしいですね。

また、保険加入時には既往があれば同じ手術には
免責となり使えません。

例えば加入前の妊娠、出産に於いて
切迫流早産や吸引分娩だったり、
出血が多かったりした場合
次回は免責事由になり保険金支払いがされない事がある。
ということです。

生命保険加入予定の方はできれば妊娠前に
または妊娠されてたとしても出来るだけ早いうちの
ご加入をおすすめします。

よろしければ、分娩予約の際に皆さんに
お渡ししている資料の中に
保険の案内をいれていますので
是非参照して下さい。

私も過去2回入院をしていますが、
保険に加入していたので安心して入院ができました。
しかし、入院した後ろめたさで大部屋を希望しましたが
何せ寝付きの悪さが祟って一晩で根をあげました。
すると夫から
「なんで個室入院しないの?個室に移してもらえば?」と
言ってもらえたことが何より一番の安心材料と
なり落ち着いて休める事ができました。

大部屋入院できる方は凄いです。

入院するだけでも不安な中
お金の心配をしながら入院する心細さと
夫からお金の問題で大部屋にしか入院させて
もらえない切なさを回避するのためには、
備えは必要ですね。

責任を果たすとは

こんにちは。こんばんは。

今回は責任を果たすとはどういうことかを
お話しします。

お産の森では、妊婦さんに100%妊娠や出産
育児を楽しんでいただくために
試行錯誤し、妊娠中や出産、育児の
知恵や知識を
伝える工夫をしています。

助産師外来の指導はもちろんテキストや掲示
クラスなどなどなど
外来では時間に限りがありますので
伝えきれない部分は紙媒体やデジタル媒を
利用しお伝えしています。

私たちも人間ですので、忘れてしまったり
漏れたりすることがありますので他の媒体を
用いて補う事で沢山の情報をお伝えしたいから。

しかし、どうも受け取る側は100%他力本願で
いらっしゃるのが気になります。
最近では伝える努力や工夫など
必要とされてないのでは?と
思うようになりました。

なぜそうかと申しますと、
掲示物に関しては、
「見てない」または
「自分の事として捉えていない」と
言わんばかりの姿の方ばかり。

それは助産師外来でお見受けしましが
「ヨガを受講してますか?」と尋ねても、
「骨盤矯正うけてますか?」と尋ねても
必ず返ってくる言葉が

「何もいわれていません。」
「勧められていません。」なのです。

ではお尋ねしますが、
あの廊下や待合室に掲示したポスターは
どなたを対象に掲示しているのでしょうか?

………………不思議でならないのです。

パッドでやっているクラス。
私が見てる限りでは、クラスを膝の上で
流しながら
ご自身はスマホの画面しか見てない。
「聖徳太子ですか?」
一度にいろんな情報を理解することができる
妊婦さんばかり?と思わざるをえません。
がしかし、とんでもありませんでした。

お産の際はもちろん、
2週間健診や1か月健診では、
クラスで
「くれぐれもこういう沼にはハマらないで」
と話した沼にそのままにハマって
悩んでいらっしゃる。
それに入院されときも訂正したことさえ忘れ
大荷物を持ってこられる。
挙句
「知らない」「聞いてない」
そんなはずはないのですが。

その時点で修正出来る事象ならよいですが、
荷物の訂正などできませんし
一度始めて馴染んだことなど
なかなか変更きかないのが育児ってものですよ。

ちゃんと予防線を張ってきたにも関わらず
そもそも、「始めて聞きました。」くらいの
反応です。

全く持って勿体無い。
知識は盗まれはしませんが、
獲得しないと行動にもうつせません。

また、妊婦や産婦の不安の原因は知識不足が
殆どです。
とはいえ、一度で習得できなるわけでも
ないので、産後のアフター会でもある
赤ちゃん会を月一で行なっています。
それにもほとんどの方は出席なさいません。

そんなに悩みがないのか?と思いますが、
それはそれで構いません。
しかし、どちらかというとご案内している
赤ちゃん会をご存じないのです。

食事指導も他人事。
体重を増やしすぎるとどうなるか?
栄養を取らずにお菓子やパンばかりを食べて
過ごしているとどうなるか?

この先を話すと
「怖い事ばかりを言われて不安しかなかった」と
言われるのがおちです。
しかし、事実です。

栄養不良で貧血がなおらないと
大出血した時に余力なく死ぬかもしれません。
死なないにしても発達障害など後にわかる
問題がおこるかもしれません。
体重を増やしすぎると赤ちゃんが産まれるときの
ストレスで脳障害をおこすかもしれません。
腎機能や肝機能障害を起こし血圧が上がり
血栓やら出血やらで
お母さんにも障害が残るもしれません。
赤ちゃんは胎盤機能不全でお腹の中で
育つ事が出来ず、胎児異常をおこし帝王切開
保育器の生活は続くでしょう。
それでもなにも今後起きないとはいえません。

そういったことを毎回の外来診察で
お伝えしているのですが、
問題がある方に限ってスルーされ
何か起きればすぐに医療側のせい。
「言ってくれればよかったのに。」
お伝えしてますよ。
「教えてもらってない。」
教えてますよ。

本当?にそう思っていらっしゃるとしたら
私たちは八方塞がりですね。

責任を果たすということは、
医療者が言っている事
クリニックに掲示してある事
クラスで伝えた事を
しっかりと自分の中に落とし込み
わからない事は質問して納得した状態で
お産の準備をされる事のほかありません。

そうしたら、入院の持ち物が変わったのを
知らなかったとか、
あり得ないクレームはおきません。
案内が有る前に準備しましたというような
ありえない事態は起こらないのです。

なぜなら、入院の準備を更新した時に全員に
新しい持ち物を書いたパンフレットを
お渡ししていましたし、
パンフレットを渡しそびれたり、
無くしてしまった方のために
助産師外来の入り口に持ち物を更新した事
即座にポスターにして掲示していたのですから。

クラス中に片手に持っていらっしゃる
スマホという便利なグッズはカメラ機能も付いて
います。ガラケーだってついてます。
大抵紙を無くした方はスマホで写メされて
準備されているので、いくら早くから準備したと
しても、紙を無くしても起点をきかせれば
人のせいにする事もないのです。

それを責任を果たさず自己主張ばかりすると
いうのです。

これからも、責任を果たさない方たちの為にも
試行錯誤しなければならないのでしょうが
もはや、ニワトリが先か卵が先か?の
くださらない水掛論になってしまいます。

どうか、医療者にマウントされる事ばかりを
考えられず、ご自身の妊娠、お産を手伝ってもらう
為にも必要な妊婦健診と自覚しましょう。

産婦人科とはファッション感覚で
来るところではないのです。

なんかあったらSNSに訴える。とか
(自分が失念した事を)お産の森に責任を
なすりつけるのはやめませんか。

まあ、日本人の民意が下がっている証拠
なので仕方ないと思いますが、
勘違いなさっている方の為にお伝えします。

医療者やサービス提供者側に
真っ向から楯突くようなバブルの時代は
とっくに終わったのです。

いつまでも自己主張ばかりして責任をはたさない
未熟で幼い思考は自己の価値を下げてしまいます。

私たち産科医療者はサービス業では
ないことをくれぐれもお伝えしておきます。

学ぶ姿勢

厳しいことばかりごめんなさいね。

2週間健診のとき1か月健診のとき
おっぱいの勉強会で話した内容を
まるで頭に入っていない様子

皆さんお勉強なさるのが
あまりおじょうずではないようですね。

そりゃそうです。
手元にはスマホという楽しいおもちゃが
ございますものね。

私たちが話している事が本当かどうか
スマホで確認されているのでしょうか?

もう、その時点でナンセンスですね。
もしそうだとしても、私たちが申し上げている 
内容を実践しないと、母乳育児は難しいでしょう。

それでいいならばかまいません。
ただお伝えしたいのは母乳育児は楽なのです。

それなのに。「赤ちゃんが寝ている間に上の子の
ことができる」とおっしゃいます。

悪露が出ている間はパジャマを着て安静に
とお話ししているのに、上の子の相手をされる。

そんな事もクラスでは話していません。
とにかく1か月安静にしておけば悪露はとまります。
悪露がとまれば骨盤の形も整って身体のバランスも
安定がしてきます。

すると外にも出れる。上の子とめあそべる。
元気になれるのに、何故そこまでの我慢ができない
のでしょうか。

自分です。自身がじっとしてらないのです。
赤ちゃんだってミルク飲ませれば寝せとけばいい。
母乳は頻回に飲ませればちゃんと育つ事ができ
ミルクなんてのませなくていいものなの。
ミルクは探っていくと赤ちゃんにとっては毒。
フォローアップミルクなどとんでもない。

それを知るとミルクじゃなくて母乳だけで
育てたいとおもいませんか。

それなのに、母乳は、むせるほど飲めているのに
母測すると30だったとミルクを70め80もたす。

赤ちゃん殺す気ですか?
こう言ったことめ突然死症候群になる
きっかけになっているんですよ。

今だけ、金だけ、自分だけ

まさに目の前にある上の子はお話しでき
意思疎通ができる可愛らしさがありますでしょうが
では目を見て一生懸命乳首に加えつく赤ちゃん話して
どうでもいいのでしょうか。

だとしたら、お産前から他人の力をおかりすぎるのは
いかがでしょうか。
ご両親や産後ケア、地域のボランティアなど
方法はいくらでもあります。
1か月の間あずがって身体を回復させるのも
よいと思います。

そして、必ずでてきるのが
お金の問題です。
お金がかかるのでできない。

でしたら、いつまでもお母さんが太陽にもどれず
いちまでも停電した家庭を営んでいくこてに
不平不満わいわないように。

だってあなたが選択した生き方です。
どうか、後悔のないようお過ごしあそばせ。

アメニティ追加

こんにちは。こんばんは。

アメニティについてお話しします。

いくらアメニティをこちらで揃えても
一向に入院の荷物が減らないようです。

皆さん何をそんなに持ってくるの?
と思うくらい、凄い量の荷物で気の毒になります。

授乳ブラ4〜5枚
キャミソール4〜5枚
産褥ショーツ2〜3枚
靴下、レッグウォーマー
赤ちゃんの退院時の着替え
(おくるみ、カバーオール、肌着)
バナナ1房🍌
母子手帳
保険証
妊婦マル福証
オレンジファイル一式

小さなボストンか、大きめのトートバッグに
収まりませんか?

私もパッキングが下手くそなので
旅行に行くときは、夫か三男に
やってもらいます💦が、
でもこの位なら私でも出来そうな感じ。

そこで、色々考えてみました。
基礎化粧品って液体だし、ボトルだし
重いし、かさばるし、邪魔だなと思い
基礎化粧品に限り
クレンジング、洗顔料、化粧水、乳液、パック
をシャワー室に常備することにしました。

そんな高級な化粧品ではありませんので、
「普段使い慣れている金が入った化粧水」
じゃないと肌にあわないような方
「高級ヒト幹細胞の入ったナイトクリーム」
じゃないとなど、こだわりのある方は
ぜひ、ご自宅からお持ち下さい。笑笑

「化粧品なんて何でもいいわ」とおっしゃる方は
常備しているものをご利用いただき、
メイク用だけ準備されるだけで良いと思います。
メイク用品
ちなみに下地クリームから必要です💦

もちろん「すっぴんで帰ります」って方は
メイク用品もお持ち頂く必要はありません。

※常備されている化粧品で
肌トラブルになった場合の責任は負いません。
心配な方は使用前に予めパッチテストなどを
行うなどして自己責任のもとご利用ください。

また、持ち帰りの化粧品ではございませんので
シャワー室内でのみご利用下さい。

愛の反対は無関心

お産の森では退院の際にアンケートを
記入して頂いています。

施設管理に漏れはないか?
もっと利用すやすいようにするにはどうしたら良いか?
など入院したから分かる目線での気づきを
教えて頂き改善する事を目的に始めました。

もちろんその中には私たちスタッフの戒めにも
なればと思い記入をお願いしてきましたが
近ごろの内容はどうにも的外れ。
「何様ですか?」というようなクレームが多くなり
クレーム用のアンケートに化しています。

もちろん改善が目的ですので
修繕点や改善点について話し合いを
毎月一ミーティングで行っています。

しかし最近スタッフの間では
「もう、アンケート見たくない」という言葉が
聞こえてくるようになり、ケアの向上どころか
士気の虚無感に繋がるようになりました。

お産の森のスタッフには誰一人
手を抜いて働く者はおりません。
毎日、私でさえ頭が下がる働きっぷりです。
個性はあるもののスタッフの信念にあるのは
妊婦さんが良いお産ができますように。
赤ちゃん産んでよかったと心から思えるような
お産を体験していただきたい。そういった
純粋な気持ちを持って働いている方ばかり。

褒めてくださる言葉は嬉しいけれど
やったことに関して重箱の隅をつつくような
感情的な内容を記入されたアンケートに
お産の森はどこまで応えていかなければならないのか?

名指しでクレームをしこたま書かれたときは
当然ながらどのスタッフも心が折れそうに
なっています。

個々が持ちうる知識や技術を懸命に発揮し
指導やケアを試みても、妊婦や産婦には伝わらず
返ってくる言葉が最終的にクレームでは
仕事へのモチベーションもダダ落ちです。

最近はそれの繰り返し。
スタッフの質が落ちたのでしょうか?
いいえ、私の経験の中でこれまで共に働いてきた
メンバーで今が一番レベルが高くなっています。
お産の森はこれから更にレベルを向上させて
いく事でしょう。

しかし、最近は妊婦さんには素直に受け取れないらしく
どちらかといえば「仕方なく助産師に診せてあげてる」と
いった印象を強く受けます。
ちょっと勘違い妊婦が増えた感じを受けます。

何がどう変わったかはわかりません。
一つは高学歴、職業妊婦の増加が
あるかもしれません。
もう一つはそれともに学歴はあれど教養が足りない方が
世の中全体に増えたのではないでしょうか。
ご存じかとは思いますが、教養=お育ちです。
恥を知らない恥ずかしい方が日本全体に増えてきた。

社会的にもクレーマーが増えているのがその理由です。
社会全体がクレーマーだから、クレームをしても
恥ずかしくない。という意識が根付いて来てしまったのです。
それが、恥ずかしい事なのです。

ある女子校の校訓
「恥を知れ」
というのもありましたが、まさに今わざわざそのような
言葉を校訓にしないと恥を意識できない時代なのだと
改めて感じました。

ちなみに、恥は学校で教わるものではなく
家庭で躾けられるものです。
だから、「お育ち」だというのです。

アンケートについて
治せる事象のご指摘ならありがたいご意見です。
例えば
★「排水溝が汚い。」といわれれば、
排水溝シートを毎回取り替えていただき
次に使用される方が気持ち良く使っていただける
ように工夫できました。
私たちはシャワー室を利用しないので、利用された
感想をご指摘いただき大変助かりました。

★「オムツの臭いが気になる」と言われれば
オムツ用のバケツを準備しました。

しかし、妊婦健診や産後の関わりで注意された事や
アドバイスを受けたことに関してケチをつけるのは
ちょっと違う気がします。

なぜならアドバイスも指導も関わるスタッフに
その知識がなければ指導はできません。
知識や経験があるからこそその方の身体をみて
助産診断やアドバイスができるのでは無いでしょうか?
また、それ以前にその方に関心や
興味がなければ、指導もできません。

言い方をかえると、そこに知恵と経験と愛があるから
指導やアドバイスができる。という事。
関心がなければそこに愛はありません。

助産師外来が怖いのうるさいの面倒などと
いろんなことを世間ではおっしゃっていますが
それは、知識も教養も愛も理解できないからです。

助産師外来であそこまで1人妊婦に指導ができる
助産師ってこの近辺にはいないでしょう。

実際、近所の同業者の方がお産されたときに
「どんな事をやっているか、教えてね」と
同僚の方からいわれるそうです。
が、おそらくケアを受けている側に
基本的な知識や経験がないので
お産中や産後に
何をやっているかもわからないと思います。
よって同僚にお伝えすることは無理だと思います。

妊婦健診で耳障りの良い言葉、
嬉しい言葉や優しい言葉を聞きたいのであれば
「自分のことは無関心でお願いします。」
と言っているようなものです。

私たちは出来るだけ自然分娩を推奨しています。
しかし残念ながら今のように
お花畑を飛び回っているような妊娠生活を
送っている妊婦さん達に
自然分娩に立ち向かうことなど皆無です。

今後、日本の人口は減少の一途です。
そのうち日本全体は医者はいれど美容皮膚科ばかり
産科医はまず稀少生物。お産は大学病院か総合病院。
ドクターコトーです。

今は人口に対して茨城はぎりぎり産婦人科医の数は
足りている事になっていますが、他県の様に
数年後には産婦人科医は明らかに不足します。

そのときに、待ち時間で文句言えるような
平和な時代だといいですね。
「だったら別の病院へどうぞ」と軽くあしらわれる
時代はすぐそこです。

医者に媚びへツラへとは申しませんが、
小中学生のように、どこでもここでも感情のままに
思ったことを表に出していては
そのうち誰にも相手にされないように
なりますよ。と申し上げておきます。

他院へ行けばお分かりだと思いますが
お産の森は特別に関わりを大事にしていますし、
丁寧な診察しています。
患者さんの声も聞き入れて、
こちらの都合を犠牲にしてまでも
患者の要望にお応えているつもりです。

そのうち病院側が患者を選ぶ時代になったとき、
そのような幼稚な方たちは、大病院で
ちゃんと相手にしてもらえるでしょうか?
逆に相手にしてもらえる今のうちに人間性を養って
置かれることをおすすめいたします。

これについては食の問題でもそうです。
今後、農家もへると食材が減ります。
売る物がなくなるとお店も減ります。
海外からの輸入が今のようにままならない時代
になるとなおさらです。
食糧受給ができなくなると
滅多に外食なんかできなくなります。
食材がないから飲食店も食事を提供できません。

すると食べるものだけでなく、売ってもらう物も
医療を受けることも、今のように当たり前に
手にすることができない時代がやってきます。

そもそもなぜわざわざ飲食店で食事をするのか?
を考えてみてください。
自分たちが食べたい物を自分で作れないから、
もしくは作りたくないから、
食べさせてもらいに行くのではないですか?

食糧受給が出来なくなり食事を作れなくなると
料金がまず上がるでしょうね。
お金を沢山払える方だけ外食できる時代。
そのうち日本円の価値がうんと下がってしまったら
飲食店は何を対価に食べさせてくれるように
なるでしょう。まるで「火垂るの墓」ですよね。
飲食店は当然、客を選ぶようになるでしょうね。
クレームばかりいう客は面倒くさいですから。

しかし、そういう悲しい時代にならなくても
本来、出された食事にクレームなどいえる
立場ではないのです。

食べさせて頂いているのですから。
「いつも美味しい料理を食べさせていただき
ありがとうございました。」ですよ。どんな場合も!

その謙虚さや想像力さえあれば、今だって
良い食材を選んでじっくりと時間をかけて
作って下さる食べ物屋さんには感謝しかないし
その食材を作って下さった農家や畜産業全てに於いて
感謝しかないはずです。

しかし、やはりここでもいってしまいますが
感性のない時代。
「安かろう悪かろう。」の時代だから
仕方ないのでしょうが、
今わからなくても近々嫌でも知る時代が
もう次期やっています。

食糧難で明日食べる物がなくなり
お金さえ払えば食事を口にできる時代では
なくなりますので、食事処へのクレームどころか
頭を下げてでも食べ物を分けてくださいと
涙ながらにお願いをする時代。

まさに火垂るの墓

長い待ち時間待たされるのも嫌だし
聞きたくも無い指導を聞くのも嫌でしょう。
私たちも
文句言われてまで妊婦健診やるのもいやです。
一所懸命知恵を絞って指導したことをスルーされ
挙げ句にクレームを書かれる。
正直まっぴらですよ。
だけど、赤ちゃんには未来があります。
私たちがちょっと我慢して理解できない妊婦に
忍耐強く指導をする事で赤ちゃんが少しでも
楽にこの世に誕生でき、未来を支えてくれなら
私たちは頑張りますよ。

お産の森の愛が届かない方が
お産の森にくるには
色んな意味でもったいないけれど
赤ちゃんにはここで産まれてよかったね。
ママに少しでも貴方に責任をもてるように
教えて帰すからね。と語りかけながら
妊婦健診をやっています。

愛の反対は無関心であるという事を伝えながら

神の加護を

全ては自分に起きてる事

※こちらの文章を読んで不快な思いをされる方は
読まないで結構です。

助産師外来で話す事

その時はピンと来なかったり、表現がきつかったり
感じるときもあるかも知れません。

ご存知ない方は仕方ありませんが
医師や助産師はエビデンスや経験に基き
妊娠中やお産中、そして産後をイメージしながら
その方にとってどんなケアや指導が必要かを
健診の度に検討して関わっています。

そのくらい妊娠中から産中、産後は
目まぐるしく体が変化していきます。

とくに妊婦後期に入ってくると、
その週数毎の妊婦健診での診断が後のお産に
影響してきますので五感を研ぎ澄まして
診ているんですね。

高齢出産ともなるとハイリスクですので
経産婦ならば前回のお産の経過と今回の妊娠経過を
照らし合わせどの程度まで身体が耐えうるか。
初産婦ならば経膣で産む事ができるか
安全に出産していただく為には何にきをつけて
生活していただがなければならないか。

本当に様々な事を思考しながら妊婦健診を
行っているのです。

経産婦によくあるのは前回のお産の体験を誇示される
ことがありますが、上の子と年齢が5歳程度空いている
経産婦の記憶はあまり当てになりません
5年空いていると組織も5歳老化しているわけで
決して同じお産にはならず、大抵お産がこじれたり
出血が多くなったりと短期間でお産を繰り返した
経産婦よりはリスクが高くなります。
もちろん、多少の難産でしたら助産師や看護師の腕で
その難産を本人に気付かれないように対処しますが
やはり産後の身体は覆い隠せません。

育児だってあやふやですし、前回出来てたことが
今回できないといった20代のお産と30代のお産40代の
お産では全く違う様相になってくるのは
当然の事。

ですから、その方に合わせた指導が必要になるわけ
ですが、その前にご自身が自身の体に向き合って
準備してくださらないと、知識や見立てばかりを
ご本人に浴びせてもただの猫に〇〇になってしまいます。

お産の森の強みといいますか、他院との差は
オーダーメイドの指導。プレミアム指導なのです。
体型、姿勢や癖、生活習慣、食生活、
話している内容の傾向、表情など客観的な情報から
大袈裟にいえばその方の生き様まで寄り添い
お産に臨みます。性格もお産に影響しますので
できれば妊婦の間はポジティブシンキングかつ
アグレッシブでいただきたいですね。

せっかくプレミアムな助産師外来を受けていながら
指導をスルーされる妊婦さんには
もったいないと思いますが
それでもいいと思ってます。

それさえもその方の生き様なのですから
私たちが捻じ曲げる事でもなし
捻じ曲げれるものでもなし

それも含めて私たちは寄り添うのです。

頑張ってきたことも、
頑張れずにろくな食事をされなかったことも
身体が重くてのんべんだらりと暮らしたことも
育児が忙しくても家族にお願いと言えなかったことも
くだらない事でイライラして何回も喧嘩の声を
赤ちゃんに聞かせてしまったことも
ときには赤ちゃんを忘れてがむしゃらに
没頭したことも

全てわかって寄り添います。

十月十日を巡ってきたこと
陣痛見てればいろいろわかる
ただ今できることは静かにお産を待つことだけ
全部受け入れて、全部出しきるまで
ずっとそばに寄り添うだけが助産師の仕事

そして女性が生まれ変わっていくのを見届けるのも
助産師。
そのために助産師外来での関わりや妊婦の
意向や思いの情報共有は重要です。

助産師外来のかかわりで知り得た妊婦さんの
お姿を元にその日に担当するスタッフと
更に情報共有し
その方に合わせたペースで安全を保ちつつ
寄り添っていくだけです。

お産が終わった時に皆さん知るでしょう
そんな十月十日だったと

そして育児が始まるのです。

いえるのは、一人では何にもできないということ
専門家の知識は頼るべきであるということです。

どうしても助産師外来始めのころは
医師の立場とはちがう、助産師を低く
見られている妊婦がいらっしゃいますが
結局はお産まで頼りになるのは助産師なのです。
助産師は法律上
「正常妊娠から分娩、産褥経過を診る事ができる」
と定められているわけですから
正常経過の場合は医師の立ち会いは必要ありません。
全て助産師の判断で経過を取り仕切れる資格があります。

お産の時に医師が間に合うか間に合わないかは
正常分娩の場合さして重要ではありません。
吸引分娩ともなると異常分娩ですので当然
医師が行います。

お産を楽しく乗り越えるにはいかに助産師と
仲良くなれる(信頼関係)かだと思うのです。

人の体を長く深く診る仕事をしてますと
口にしない声を聞いています。
幻聴などと揶揄わないでください。

自分を低く見られているのが分かる相手と
楽しい時間を過ごせるでしょうか?

低く見られていようが高く見られていようが
プロですからやる事を変えることは当然ありません。
しかし、私らも人間ですからね
できることならお互いリスペクトした関係で
お産に寄り添いたいですね。

今月のアンケート回答

今月も様々なご意見、ご感想頂き有難うございました。
満足いくお産が出来た、丁寧な関わりや
わかりやすい指導など私たちが日頃から意識して
臨んでいる事に感応いただいた事、スタミナ一同
喜んでいます。
コロナ禍で緊張感高まる中の医療や看護を少しでも
誉めて頂ければスタッフの励みになり、力につながります。
本当に有り難う御座います。

中には、おそらく私自身の言葉使いに対して
不快な思いをさせてしまった方が
いらっしゃいました。
その方に関しましては大変申し訳ありませんでした。
今後、言葉使いや表現に気をつけて改善していきます

改めてお話する事でもございませんが
私の呼称を「院長の奥様」
といった表現をなさる方がいらっしゃいます。

開院来「副院長」として仕事に従事してまいりました。

これまでも、これからも院内において
「院長の奥様」
でいるつもりはありません。

「院長の奥様」といった呼称は医療従事者として
否定されているようにも受け取れますし
偏見が生じる表現とも受け取れます。

助産師としてまだまだ未熟ではありますが
専門知識を持って医療に従事している以上
助産師であり、院内のプロデュースをする
副院長という役割に携わっているわけで
「院長の奥様」ではないことをここではっきりと
申し上げておきます。

今後とも来院される方、全てにおかれまして
「副院長」と認識いただきますよう
お願いいたします。

感染予防

新型コロナ感染者が急増しています。
感染者数は過去最大。
悪戯に皆さんを煽る気はもうとうございませんが

最近世間はコロナに慣れてしまっている事を
感染対策からも強く感じます。

ワクチンを打つか、打たないか。
コレに関しては自己責任ですので強制するつもりは
ございません。
しかし、「打とうと思っていたけど
時間が無駄にすぎ結果打ちませんでした。」
という方と 
「打ちたくないので打ちませんでした。
但し感染対策は自己責任でしっかり行います。」
という方では感染対策意識が違うと感じます。

前者はただの怠惰。他力本願で誰かがやってくれる。と
受身な方が多く、実際感染者に多いようです。
後者は自己責任ですので感染対策の意識は明確でしょう。

いまもパブリックトイレで手洗いもしない女性を
多数みかけます。
入り口でアルコールを一番下まで押し切って手指消毒を
なさる方が今何人いらっしゃいますでしょうか?

全て他力本願なんですね。

「どこで感染したかわからない」 
とおっしゃる方は普段から感染対策を
なさってないのでしょう。
感染力が強いと言われているのですから
手洗いやアルコール消毒を疎かにすると
途端にバリアは崩され体内に侵入します。

デルタ株は感染が複雑で特殊な酵素を介して
感染していたのに対して
今騒がれているオミクロン株は粘膜に付着したら
途端に感染成立しますから、感染ロジックは
普通の風邪に似ています。
感染者手の清潔が保てない、子供に多いのは
そう言うことも関係しているのかもしれません。
逆に言えば口から入らないように手洗い、マスクを
徹底するほかないのかもしれませんし、
正しい手洗いとマスク(不織布できればN95)をすれば
感染防御できるのです。

悪戯に怖がるのはただの怠惰。
そんな方はすぐ感染します。
 

家に空気清浄機を置くだけでは確実な感染予防は
できません。あくまでオプションと思って下さい。
そんな簡単な事ならコロナがこんな勢いで広がる
わけないし。

日頃のちょっとした感染対策さえなされていないから
感染するのだと思います。

手洗い、マスク、アルコール
常備するのはマナーです。

医院にも平気で咳混みながら鼻水グズグズしながら
受診する方がいらっしゃいますが
そのような妊婦を見ると医療者としては冷や汗が
出るほど緊迫してしまいます。
本当は今すぐ帰って欲しい………でも優しくないと
叩かれる。

おそらく近くに座っていらっしゃる妊婦さんも
同じ感覚でいらっしゃるのではないでしょうか?

どうか、花粉症であっても蓄膿であるとわかっていても
咳や鼻水の症状が出ているときは、まず他科に
受診され症状がなくなるまでは受診しないでください。
現にオミクロンに感染している方は自覚症状のない方が
非常に多いのです。
ならなおさら、症状が出て免疫力が落ちている方が
感染してないなどいいきれないのです。

お産の森では来院時に健康チェックをしていますが
虚偽の申告が凄く多いです‼️
とボケいるのか?このくらい大丈夫だと思っているのか?
本当に自分本位で無責任です。

世間でもそんな方が山のようにいます。
だからオミクロンは流行っているのですよ。
隣を見ればオミクロンと思ってもよいかもしれません。

個人的にはご自身の体調がわかって
いらっしゃらない妊婦がこれほど多い事に
驚愕してます。

症状がある時にお産や、手術になると必ず
産後や術後の回復がこじれ大変なことになります。

皆さんが思っているほどお産って楽じゃないのです。
全身の筋骨を使って赤ちゃんを絞り出すように
命は産み出される、まさに命の営み。

実際には想像もつかない壮絶なものです。
テレビで見るようなお花畑ではないということは
くれぐれもお伝えしておきます。

身体の中から3000gの人間が出てくるんですよ。
万全の体調で臨まなないと耐えうるものではありません。
どうか、地に足をつけてお産に臨んでください。

自然分娩

お産の森で多くの方が望まれる事

それは自然分娩です。
もちろんお産の森は自然分娩を推奨しています。
しかし、それを実現するにはごくわずか
それなりの準備を重ねる事が必要になります。

年齢的に高齢である場合は自然の陣痛を
予定日まで待つことはしません。
その理由は診察ではなしています。

それまでに陣痛がきたらそれはそれ。
しかし、なに分ハイリスクですので覚悟や
準備は通常より必要となります。

ギリギリまで仕事を続けるなどもっての他です。
それをやるならば更なる覚悟でいて下さい。

覚悟とは異常分娩のリスクです。
ここに出すと悪戯に不安を煽る事になりますから
詳しくは診察で。

自然分娩をするには自然の生活習慣が絶対条件。
3食和食を食べる。肉魚を欠かさずたべる。
甘いものや乳製品は控える。
小麦粉製品の食事はしない。
ラーメン、焼き肉とんでもない。
毎日バナナ一本分のうんこがつるりとでているのが
健康のバロメーターです。

適度な運動も必要。
吉村医院の故吉村先生は古家で妊婦達に薪割りをしたり
雑巾掛けをしたり山登りピクニックしたり
それはそれはアグレッシブに妊婦達に運動や食について
食育をはじめとするお話されていました。それはお産をする為
というより生きる事とは。いのちとは。という哲学でした。

いまではほぼいらっしゃらなくなりましたが、
吉村先生の著書をお読みになって、
「自然分娩に憧れてお産の森にきました。」という
妊婦さんが数人いらしていましたが、
気持ちはわかりますが、されど、憧れだけで自然分娩は
無理ですよね。

吉村先生のおっしゃる生活を毎日一人で黙々と
実行するには孤独な時代です。
そのうち俗世に流されてしまいます。

吉村先生のもと妊婦さんが修行のような生活を楽しく
出来たのは同志がいたからではないでしょうか。
妊娠してなくても妊婦さん達が行なっていらしたことは
それは過酷な労働でしたよ。笑笑

今はコロナ禍で横との繋がりもなく、お話することも
ままならない中、妊婦さんに同志はいないでしょう。
孤独で楽しい妊娠生活は難しいのです。

とはいえ、安全にお産できる準備は必要です。
孤独であろうが無かろうが自然分娩に身体作りは必須なのです。
寒いとか忙しいとか。お正月だから雛祭りだから。
どれもお産には関係ありません。

妊婦さんのためにもコロナには早く開けていただきたい
ものですね。私も直接対話できる時を楽しみに
妊婦さんへ贈る話を沢山撮り溜めています。

現代は情報が氾濫していますし、時代の流れの
スピードが物凄く早く感じます。
この時代にお産される妊婦さんには共に戦う同志が
必要です。

明けない夜はありません。皆さん暁を祈りましょう。