〜出産も産後も、呼吸があなたを助けてくれます〜
さて今日は、
「なぜ妊婦さんにヨガをおすすめするのか」
このお話を、少し丁寧にさせてください。
どんなヨガでもいい、わけではありません
まず大事なことから。
当院がおすすめしているのは、
オンラインの無料ヨガや、どこでもやっている妊婦ヨガではありません。
当院で、エリ先生が行っているお産の森ヨガです。
このヨガは、私たちが「妊婦さんにとって、呼吸がどれほど大切か」
を直接お伝えし、呼吸を何よりも重視して組み立ててもらっています。
だからこそ、
✔ 出産の時だけでなく
✔ 妊娠中の不安定な時期
✔ 産後の心と体
すべてに役立つヨガになっています。
なぜ「呼吸」がそんなに大事なの?
妊娠が進むと、お腹が大きくなります。
すると肺が圧迫され、無意識のうちに呼吸は浅くなります。
呼吸が浅い
= 脳への酸素が足りない
= 思考がネガティブに傾きやすい
✔ ちょっとしたことで落ち込む
✔ 人の言葉が素直に入ってこない
✔ 集中力が続かない
✔ ミスが増える
「ホルモンのせいだから仕方ない」と思われがちですが、
酸素不足が、さらに状態を悪化させていることも少なくありません。
産後うつも、酸素不足が一因になることがあります。
出産の時、呼吸は赤ちゃんの命を守ります
お産の時、
赤ちゃんは陣痛というストレスの中にいます。
そこに
お母さんの恐怖や緊張で呼吸が止まってしまうと、
赤ちゃんへの血流が減り、酸欠状態に。
結果として
✔ 吸引分娩
✔ 帝王切開
を急がなければならない状況になることがあります。
これは、誰のせいでもありません。
「知らなかっただけ」なんです。
ヨガを続けたお母さんたちのお産は、やっぱり違います
私の経験上、
エリ先生のヨガを毎回しっかり受けていた方のお産は、本当に見事です。
呼吸が整っていると
✔ 酸素がしっかり体に届く
✔ 体が柔らかい
✔ 怖さがあっても思考が前向き
先日の経産婦さんは、
陣痛中の呼吸がとても上手で、痛みの逃がし方も完璧。
結果、一回のいきみで出産されました。
これは偶然ではありません。
「ヨガの呼吸やってごらん」と言えない現実
緊張が強く、
初期の陣痛で過換気になってしまう妊婦さんに、
「ヨガの呼吸、やってみて」
そう声をかけたいのに、
その方がヨガを受けていないと、言えないのです。
こんなに不安になるなら、
もし妊娠中にヨガを受けていたら、
どれだけ心強かっただろう……。
私たちは、手取り足取り伝えています
お産の時に困らないように
授乳で困らないように
退院後に一人で泣かなくていいように
冷え、骨盤ケア、食事、ヨガ、乳首の準備……
考えうることは、すべてお伝えしています。
「初めてだから、分からなくて当たり前」
ええ、分かっています。
だからこそ、
妊娠中から“楽になる準備”をしてほしいのです。
私たちは、
持っている知識と技術を100%差し出しています。
それを使うかどうかは、最終的にはご本人の選択。
産後に困ったら、どうか一人で抱えないで
1ヶ月健診の母子の姿は、
ある意味「お産の森の成績表」。
もし退院後につまずいたら、
どうか産後ケアを使ってください。
「また入院?」と思うかもしれません。
でも、困っているのは本当にお母さんだけでしょうか。
赤ちゃんは、
慣れない育児の中で、困っていませんか?
足りない授乳
多すぎるミルク
何が足りなくて、何が多いのか
一度立ち止まって、見直すための入院。
それも、とても大切な選択です。
最後に
産後に悩んだ時、
一番困っているのは誰なのか。
どうしたら解決できるのか。
少しだけ視点を変えて、考えてみてくださいね。
そのための準備として、
妊婦ヨガと呼吸。
これは、未来の自分と赤ちゃんを助ける“投資”です。