アンケートの回答

アンケートのご意見に対する回答

☆キッズスペースがないのが気になりました。
A.キッズスペースはございます。
今はコロナ禍でキッズが来院しませんのでその分
安全性や妊婦さん産婦さんがご利用頂きやすい配置に
しております。お産の森のキッズスペースはキッズに大変
好評いただいています。

☆費用が高い。他の病院と比較して金額を見直してほしい。
A.お産の森では安全性を第一に考えています。
逆をいえば「安かろう悪かろう」にはワケがあるのです。
例えばアパホテルとぺニンシュラホテル。
宿泊した時の満足度は同じでしょうか?

違いがわからない方にでもこの極端な違いは
おわかりだと思います。
高級ホテルですとコンシェルジュの物腰一つ取っても、
置かれてる飾り一つ取っても
一味も二味も違うのではないでしょうか?

お産の森でいえば、外来での指導、診察、入院中のケア、
お産の際の寄り添い方、お一人にかける時間全てを
見ていただいても一目瞭然だと思います。

そしてご本人にはなかなか伝わり辛い、使用している
医療機器や備品、薬品においても全て
赤ちゃんとお母さんに負担がかからない仕様で
安全性の高いものを取り入れ
なおかつ殆どがディスポーザブルにしています。

具体的にいうとお一人お一人に使った管類
(導尿カテーテル、酸素マスク、赤ちゃんの吸引機器など)や
手術などに使う麻酔機器やリネン類は全てディスポーザブル(使い捨て)です。いわゆる使い回しは無いという事です。
これを「当たり前」と思うか思わないかが、
「安かろう悪かろう」のトリックなのです。

例えばお産の森での産後の傷。
痛くなくて綺麗なのは有名ですが、
それは傷が綺麗に治るような縫合をしているからです。
具体的にいえば高級な糸を使用し、なおかつ
時間をかけて縫合しているからこそ、傷の治りが綺麗で
痛くないのです。
何より産後ご自身がおしもを気にせずスムーズに
動くのを実感していただければ明白だと思います。

他院でお産された方は比較しやすいでしょうが
お産直後にスムーズには歩けません。
会陰が痛くてしばらく円座がはなせないのが
世の常識かもしれません。
入院にあたり円座の準備が必要かどうかを尋ねられますが
お産の森で産婦さんを見ていると殆どの方が
円座が無くても普通に座れて、スタスタと歩いて
いらっしゃいますので、円座を使う方はあまり
いらっしゃいません。

お産の森ではそれが普通の事になっているので
円座の必要性を感じなくなってしまい案内が
遅くなり申し訳ありません。
一応お伝えします。円座は各部屋に準備してます。

「産後は円座が必要」常識トリックについて話しますと
分娩早期から会陰切開をされ沢山の麻酔薬を使用して
ザックリ縫合されているから円座が必須になるのです。
誰彼構わず会陰切開と雑な縫合は傷がスタンダードだから
円座が必要になっているということを知っていただきたい。

お産の森のお産は会陰が伸びて赤ちゃんが自然に出てくる
のを時間をかけて待ちますので、よほどでない限り
会陰切開はおこないません。

驚かれるかもしれませんが都内の3大セレブ産婦人科でも
お産後の円座とヘッピリ腰歩きはセットです。
皆さん何に高額な費用を払われているのでしょうか?
その方が疑問でなりません。

簡単、手軽、待たない、早い、そして高級な食事
やアメニティがお好きな方などそれでも
良いとおっしゃるのかもしれませんが
会陰に関してだけ言えば、後に外陰部の痛みで
性交痛が出現しセックスレスになってしまったり
傷が原因で排尿障害が残ったり
会陰縫合が雑で後に外陰部を美容整形で再建術を
何十万もかけてなさる方もいらっしゃるようですよ。

お産の森ではかすり傷程度の傷でも院長が
「排尿時にしみると痛いから」と
美容整形縫合を行なってます。

お産の森でやりたかったことは、人の道理や倫理に通じた
ケアや治療です。
お産の数をこなすだけで経営ありき、何でもありなお産に
価値も興味もありません。
そんなお産でしたら探すまでも無く全国どこでもあります。
みなさんが産後イコール円座と思っているのは
それが動かぬ証拠ではないでしょうか?

お産の森のお産のは他人がやりたがらない特別な事を
時間かけて施す事に価値がありここでしか受けれない
ケアを行うことに意味があります。
その価値を理解された方が望んで来られる場所です。
お産の森 priceless

無痛分娩に関しても問い合わせをいただきます。
お産の森では人員不足を理由に行っていませんが
無痛分娩をやっているという産院が沢山の人員で
お産を診ているかといえばはてな?

無痛分娩には誘発分娩がセットになりますから
分娩管理に一人助産師や看護師が付き添っていなければ
いけません。スタッフが管理してない間の事故が
すごく多く報告されるのは実際にはそれができていない
からなのです。

そして最後に、無痛分娩に使った麻酔が産まれてくる
赤ちゃんの発達に全く影響がないと言えるのでしょうか?
妊娠中の下剤さえお腹の赤ちゃんへの影響を危惧して
内服しない妊婦さんがいらっしゃるのに、
脊椎に入っていく麻酔薬はまったく気にならない
その矛盾を理解に苦しみます。

☆HPにもっと食事や備品、シャンプーサービスなど
色々情報を載せてほしい。
A.私は便利な物はお産に必要ないと思っています。
便利があるから、お産が難産になり、
妊婦や産婦は孤独で鬱になる。
その打開策は人と人とのコミュニケーションを
オープンにしていくしかないと思っています。

SNSを使わない生のコミュニケーションが人を動かし
つかみどころのない不安を和らげて
いくのではないかと、ずっと考えています。

便利な世の中になって幸せになった人が
どれだけいるのでしょうか?
インフラや通信技術が発達した事で余った時間を使い
さらに働かなくてはなりません。
結果スピードばかりがもてはやされて更に忙しくなる。
気がつくと馬車馬の様に働きお金を稼ぐ事だけが
価値となり家族のつながりなど目に見えない絆は
希薄になる一方。
情報が簡単に得られる様になって最早、世の中は
情報の飽和状態。
情報選択する能力もない人は真実と嘘の境がぼやけ、
何を信じていいのかわからなくなりカオスになって
います。

開院前は「話せばわかる」と思っていましたが、
世の中は言葉を発するより目で見えるものばかりに
価値を持つようになりました。
結果、人間関係は言葉ケチになり妄想から誤解ばかりが
チリのように積もっていきました。

わからないことや不安な事をなぜSNSで探るのでしょう?
助産師外来は何のためにあるのですか?
何故全てをHPで表現する事を望まれますか?
今ここに目の前に正解があるのに。

全ては怠惰なのです。
会話せず、思考せず、行動に移さず、
全てが億劫。

漠然とした不安をつぶやく殆どの妊婦は
鬱など病名のつく高尚なものではなく
栄養不足や運動不足からくる思考不全という怠惰です。

分かりやすい様に紙媒体を渡しても、
掲示板に貼り出しても読みもしない。
一応にスマホしかみない。
だからといってSNSに掲載しても読みもしない。
iPadでクラスを受講していてもそれを流しながら
メインはスマホしか見ていない。

自分が開いた画面に今欲しい情報がなければ
「載ってない」「必要ない」と同じ事。
探すという労力さえ惜しみ嘘か誠かの判別もつかない
ことが掲載されているスマホに夢中。

もうこの世はみんなロボトミーです。

この度指摘された内容だって過去に何度ブログに
書いて説明した事でしょう。

結局は過去まで遡ってまで読むことはせず
見た画面に載ってなければスルーです。

本当は困っていないのではないか?と思うのです。
困っていない方から行動まで移す価値がないのでしょう。
その程度の質問や意見に私たちは労力を使って
毎月お応えする必要などないのかもしれません。

直接尋ねてくだされば丁寧にお応えます。
円座あります。
授乳クッションあります。
キッズスペースあります。
シャンプー、トリートメントにドライヤーあります。

サービスで退院前の産婦さんに美容師さんが
シャンプー、カットをやってくれます。
めちゃくちゃ高級なシャンプーとドライヤーを使用して
オモテナシさせていただいてます。

これはあくまでもサプライズとしてやっている
お産の森からのプレゼントです。
それをお産もされていない方に
お伝えするのは粋ではなくなりません?

権利ばかりを主張される時代になりました。
下品な発言を目にする度に
これまでも何度もサービス精神を疲弊してきました。

過去には退院祝いやお産手続きをされた方に
それぞれオーガニックコットンで作ったアフガンや
妊娠生活で足下を冷やさないようにとレッグウォーマーを
プレゼントしていましたが、その度に
「これもお産費用に入っているの?
こんなのいらないからお産費用を安くしてほしい」
と言われた瞬間にプレゼントをやめました。笑笑

退院祝いのサプライズシャンプーについても
シャンプーサービスがある事を宣伝しない事で
「知っていたら急いで美容室にいく必要がなかった
不親切です。」と非難される事でしょうか?

シャンプーカットはサプライズです。
これからも敢えて宣伝しません。
その理由は
「産後の疲れ切ったお母さんを何かしら喜ばせたい。
サプライズにしたい。」という気持ちが常に
私の中にあるからです。
今もその気持ちは変わっていません。頑固なのでね。

開院する3年前に幼稚園で知り合った、出張美容師の
免許を持つ山崎さんにお願いしてかなって
サービスなのです。

それは私自身の育児経験に基づきます。
育児開始当初から、今でいう「ワンオペ育児」でした。
育児期間を通して美容室に行くことさえ
ままならない生活を経験したからこそ発想し
実現できたサービスです。

このサービスを退院前の産婦さんに提供出来たことで
私自身もまた癒され幸せな気持ちになっています。
それをなぜ客寄せパンダに使う必要があるでしょうか?

もっとわかりやすくお話しすると
他人のお宅にお邪魔して、お茶菓子でもてなされた時に
「お茶菓子を出してくれるなら、お邪魔する前に
お茶菓子でもてなします。と教えてくれてたら
自宅でお菓子なんか食べてこなかったのに!」
とはいいませんでしょ?笑笑

私は「ほんの気持ち」の部分までも宣伝に使おうなど
という貧相な発想はありません。

シンプルに
産後の疲れたお母さんにこれからも頑張ってねと応援
したい気持ちと人を喜ばせる事をしたい気持ちを
人より強く持っているだけです。

嫌ならもちろん断っていただいても結構です。

何をしても、考えても
お天道様は見てござる。
因果応報という言葉を心に刻みましょう。

スマホが普及してしまったこの時代に
お産の森の思想は時代遅れなのかもしれません。
分からないこと、知りたいことは
その場で尋ねていただけないでしょうか?
「難しくてわかりません。」とか
「理解できません。」とか

ボキャブラリーがたりないから会話が成り立たない
と感じることが多くあります。
まさにコミュニケーション不全の時代だからこそ
そういった齟齬が起こりやすくなっているのでしょう。

アンケートだって、お産の森のクチコミだって
書き込むまえに困っていると言ってくだされば、
その場で誤解は解決できるのです。

しかし、一方通行では解決しようがありません。
クチコミを読まれた方の何人がこのブログに
辿り着くでしょう?

最早宇宙レベルの話です。
宇宙にだって法則はあります。
クチコミにクレーム書いてる時点で「宇宙で迷子」
なのです。なぜ、その場所で起こっている事なのに
目の前の人に伝えず、わざわざネットに書き込むの?
糸電話より伝わり辛いと思います。
もう、カオス。
そのうち事故がおこりますよ。

もっとシンプルでよいのに。
言葉を使わなくなって人はどんどん複雑化しています。
全てはコミュニケーション不全。
言葉ケチ。

愛をもって記入くださっているならまだしも
意地悪やクレームは感情の固まりであり
悪意でしかありません。

改善点と称されるのであれば
シンプルに訴えられるのでしょうが
それをしないで敢えて返事のできない方法で
クレームされる方は
改善を求めていらっしゃるわけではなく
「感情失禁」というものなのでしょう。

世の中はもっとシンプルなのに自ら複雑にし
構ってほしい、寂しさを誰かにわかってほしい。と
別の言い方をすれば「自己憐憫」

人の道は宇宙の法則でもあり
だれにでも当てはまる事です。

「意地悪する人は哀れな人」
「幸せな人は意地悪しない」

本当に哀れな事は「無知」です。

私たちの役割は無知を智に変えること
まずはそこに全力します。