面会制限

皆さんご機嫌よう。

前回、面会についてお話ししました。

面会とお見舞いって違いますよね。

皆さんが、なさりたいのはどっちですか?
面会って相手のできない事を補ってあげる事ができる方が
洗濯物や、郵便物を届けたり手となり足となり
動いてあげる行動。

お見舞いとは、品物で元気づけたりと
実際に会う事がなくても出来ることです。

もし、会って話をしないとお見舞いにならないとおっしゃる
のなら、もはやそれはお見舞いではなく想像力の欠如
相手を思っての行動ではなく、自分のための行動です。た

癒されなければならないのは誰でしょう?
本当に、その方に会わないと伝わらない気持ちなのでしょうか?
相手を思う気持ちがあれば考える事もありません。

赤ちゃんに先天異常がわかったとき、入院中に受け入れ
心身共に元気に退院される方はいらっしゃいません。
その晴天の霹靂の中、悩み、今後の赤ちゃんの成長を
心配するお母さんに寄り添う言葉や態度を示す事が
出来ますか?

そのような経験のある方でしたら、何も知らずとも
まず入院中にお見舞いにはいかないでしょう。

逆に、「入院中に面会無しで寂しかった」
とおっしゃる方も過去いらっしゃいましたが、
それは、産後の面会を経験してないからです。

いくら気を使わない相手であっても、
その方の前で授乳出来ますか?
お顔にあざがあったとして友達に見せたいですか?

また、ご自身と違う育児感を枕元で論じられたら、
どうですか?

産後は何気ない、言葉一つで傷つきます。
そこから産後うつの始まりになりかねません。
それほどまでに産後はデリケートなものです。

産後の母親の感情とは、野生的です。
赤ちゃんを外敵から守る。
だだそれだけのホルモンに支配されています。

ですから、当院では専門家のしての知識や経験を元に
産後のプログラムに則って過ごして頂きたています。
他がどうされようと、当院はお母さんと赤ちゃんの
味方であり続けます。

もしかしたら、その時はご自身にもプログラムの意図が
理解出来ないかもしれません。
しかし、産後1ヶ月2ヶ月、1年2年と
経つうちにわかる時がきます。
あの時に休んでいたのは正解だったと。

妊娠、出産、母乳育児など太古の昔から
変わっていないのですから。

昔からのやり方を遵守せずに、産後体調不良や
乳房トラブルで、悩んでいる方が、
世の中にどれほど溢れているか?
お産の森の助産師は育児全般の伝承者です。

それを知っているからこういったプログラムを
組んでいるのです。
お産の森は意味がない事はやりません。