母乳は悩むことか?

なぜもこんなに母乳育児に悩む時代がきたのか?

それは沢山の理由があります。
時間は意志を持って刻々とながれ
それと同時に人は同じ事の繰り返しにあきる。

どんどん新しい事を求めてる時代は
進化したようにみえますが
果たしてそうでしょうか?

まず人類はミルクの登場で母乳にこだわらなく
なりました。
ミルクがあるから大家族でなくとも
姑に奴隷のように扱われるのをやめました。
核家族の始まりです。
古くから家族代々受け継がれた姑→嫁→娘への
自然分娩や母乳育児の伝承が途絶える
きっかけにもつながりました。

更にお産も近所の産婆に頼っていたのを
やめ大病院での安全なお産を求めました。
管理出産の始まりです。

その時代がしばらく続いて
女性が社会進出し成果を上げるように
なってきました。
女性が社会的権利を持つと同時に
家庭に入るタイミングを失ってしまいました。
これが晩婚化の始まりです。

晩婚化すると次は社会の中で様々な
ストレスを受けてきた女性性器。
生理痛だから病院にいく感覚などなかった時代
長いこと放置した女性特有の疾患は
子供が欲しいと思ったときは既に
妊娠できる状態でなくなっていた。
よって不妊治療全盛期にこれから突入して
いきます。

便利になったはずの世の中
人間はその便利さを上手く使えているでしょうか?

私は全く感じません。
なぜ赤ちゃんを出産したのに
授乳の仕方がわからないのか?
お産の森は産後直後より手取り足取り
授乳指導しますが、
実はお産の森のスタッフにいわせると
こんなに入院中に教えてもらうことはなかった
と、口々にいいます。

(もちろん、お産の森で産んだわけではありません。)

だだ、不思議なのが授乳って
そもそも教えてもらう行為なのか?
と思うの。

ミルクにどこか頼り切ってませんか?
ミルクが悪いわけではないです。
おっぱいは順序を踏んでちゃんとでてくるまでに
個人差はありますが4〜5日かかります。

勝負は3日目
おっぱいが張ってくる時期。
ここをミルクに頼らずしっかり一晩中
飲ませたとこでやっと明け方その
張りは収まり分泌につながる。

なのに、それまでに母乳をどれだけ飲めたか
体重で確認したがるお母さんが
沢山いらっしゃる。
全く意味ない。
なぜなら、入院中に授乳で体重が見る見る
増えるほどでないから。

体重測る時間があるなら
おっぱいを吸わせなさい。
吸わせる事こそ分泌をよくする
おっぱいがでてるかどうか
乳房の感覚で感じなさい。

五感を使わずして育児は難しくなります。
だって。赤ちゃんの成長、発育は数字で測れないから。
だから、お母さんが肌身で感じて欲しい。

二週間健診の際にミルクは出さなくていいと
アドバイスしているのに、
授乳時間が開かない理由でミルクをたす。

赤ちゃんが泣く時ってお腹が減ったときだけ?

もっと感性と想像力を使いましょう。
赤ちゃんの湿疹ができた時なぜできる。
一つの原因には授乳の量がありますが
その前に、あなたの顔に湿疹が出来たら
ますなにをしますか?
病院にいきますか?
それと同じことです。

そんことをいちいち病院に質問するならば
毎日病院に電話になります。

自分の頭で考える事もできるのです。
よく思考すればいちいち人に聞くことでもない。

これを昔は年長者が教えていたのです。
三週間は動かない、目を使わない、冷たい物に
触らない。といわれてました。

昔は先人の知恵で育児はなんとかなった。
便利になった世の中は人々の想像する力を
なくしていきました。

そんな時代にいきているのです。
だから、初めてのお産、しらなくてもいい。
お産の森て初めて知ることは沢山あるでしょう。
当然です。
いろんな経験をして沢山の妊婦と
向き合ってきた知恵と経験がありますから

皆さんが知らないのは当然なのです。
だけど、知らないままにしておかないで
貴方に必要ない知識はいわれません。
貴方に必要だから、伝えているのです。
他人事とおもわないで。

とくに30歳ごえの妊婦さん。
貴方はまだこの世に生を受けてたったの30年
子供を産み始めるにはちょっと遅いけど
ちゃんと聞いて下さい。

これまでの生活には間違いが沢山あります。
お産までは素直な気持で改善しましょう。

正直、どんな方が難産になるか
検討はつきますが、一番怖いのは
ノーマークの難産や出血です。
どうか、安産で終わるように日頃から
指摘されている方は改善してください。

赤ちゃんとお母さんの命が掛かっています。

夜中の搬送。
送る方も送られる病院も正直
良い気はしません。

これが最近のお産なのです。
皆さんお産は病気ではないと軽く
考えないで下さい。

血が止まらずに死んじゃう方だっているの。
それが妊娠中の食生活だったり日常生活に
あったとしたら皆さんどうしますか?

分娩台に乗ってからではもう手遅れと
いう事です。

医学の進歩はまだお産の大出血を
いとも簡単に止めれるほどの
進歩はしていません。

みなさん命をお大事に。