メンタルに自信のない方は

皆さんご機嫌よう

GWですね。
世間は騒がしい。

私たちには全くもって関係ない
お正月、GW、お盆、クリスマス
全く関係ない行事がくると皆さんが羨ましい限りです。
どうか事故のない様にお楽しみあそばせ

ところで、8日以降は立ち会い分娩が再開します。
コロナ事態完全に無くなったわけでもないし
何より感染症分類は下がっても5類ですから
医療上では制約がまだあります。
ですので、解放された気分の世間とは違い
現場ではまだ気を抜けません。

スタッフが一生懸命、立ち会いマニュアルを
作ってくれました。
それでもいろんな方を相手にするわけですから、
後に不備が見つかることもあります。
どうかそんな時、医療者を責めないで下さい。

正直、現場はコロナで疲弊しきっています。
やってもやってもクレームが来る事
ちょっとしたミス(命に関わらならいこと)でも
鬼のような形相で怒鳴ってくる方もいます。

命に関わる事、感染に関する事に重きを置かなければならない
医療者は緊張状態で働いているわけです。

一生懸命に事故防止しようとしていても
事故はおきることがあります。
しかし、命から遠く離れた事に多少のミスは
人である以上仕方のないことです。
そこにスタッフを否定されろ行為は
不本意極まりありません。

人間だもの。
人がやる事に信頼はしても
期待しないでいただきたいものです。
誰だってミスはするでしょう。

私たちの仕事が未来にAIでやれるかと言えば
代替えできない仕事NO1です。
多少のミスがあっても、命を守る仕事が優先
出来ることが重要なのです。

ミスと言っても、サービスでやっている事に
いちいち文句を言われましてもね………………

日本人はいつからこんな横柄な人達に
成り下がってしまったのでしょう?
あなたはそんなに完璧なのですか?

私はコンビニ店員さんに頼んだお箸やストローが
入れ忘れててもクレームしません。

そこに対価は発生しませんし、サービスですから。
そもそも、暇ではありませんしね。
サービスに対しクレームを求めるほど人に依存してません。。

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個人的にいうと、お産に立ち会いって本当に必要?
前にも取り上げたかも知れないこの話題。

立ち会いってなぜ多くの病院が勧めてるか?って話。

特にお産を従業員のキャパシティを越えた数
とっているところは、お産進行中にナースコールに
対応する余裕がないから、スタッフが産婦さんに
寄り添う事がそもそも出来ないのです。

一人で過ごす陣痛は辛いのは当然ですが、
お産が多い産科は人手が足りないので
単にご主人や家族をスタッフの一人として
産婦さんにつける。

という、考えから発生した日本の立ち会い文化です。

ですから、積極的に家族を立ち会いさせたがる産科は
陣痛中、スタッフが寄り添う気は全く有りません。
それは、スタッフの手が空いていてもです。

だって、そんな習慣がない産科のスタッフは
「お産に寄り添う事」の意味が理解できてないからです。

「家族がいてくれればそれでいい」とお考えの方も
いらっしゃるとおもいますが、
実際の所どうでしょうか?

私が見ていて期待外れでガッカリしている産婦さんと
陣痛で豹変して猛獣の様になった妻を見て
セックスレスになってしまったご夫婦の話は
半数以上の方が感じていらっしゃる様に感じています。

男性が長い陣痛につきあうほどお産に
興味はないし、自分のことでもないし、
自分の未来に陣痛を体験することなどない。
ああしろ、こうしろと指図される、
罵声を浴びせられる。
お産をまともに見れるほどメンタル強くない。
男性の80〜90%は豆腐メンタルです。

こんなメンタルの旦那様に奥様方が立ち会いを
望む理由はダントツ
「こんな苦しんで産む姿を見てて欲しい」
と、おっしゃるのです。

先に記した内容から男性の豆腐メンタルの話からすると
なんと残酷なリクエストでしようか?
産後にレスになるのは仕方ありません。

男性の特性をよく理解し、立ち会いするにもどこか
ボーダーを引いた方が良いかも知れません。
お子さんにしても同じ。
一歩間違えると、Traumaになってしまうこともあります。
時に思春期近いお子さんはよーく検討して下さい。

お産は世間では言われてる様なエンタメではありません。
女性が命懸けで挑む命の営みなのです。

私の夫も産科医ですが、私のお産で
メンタルをやられてしまい私に1年間近づくことは
出来ませんでした。
授乳していたこともありますが、後に聞くと
お産中な態度に傷ついたことをしりました。

そのくらいお産ってエグいのです。
理性が飛んで本性丸出し

野太い女性のメンタルに対して
男性のメンタルは納豆の糸

お産中に強引に赤ちゃんが出てくる様子を
鏡で魅せられ、奥さんを女性として見れなくなった話
などよくある話。
これはなんとデリカシーのない話ですが。

立ち会い出産は、ご夫婦でしっかり話し合って決めて下さい。
期待されてるほどご主人は動いてくれませんし
気が利きません。
マッサージの塩梅もわかりませんしね。

私が一番危惧しているのはそれをきっかけに
モラハラが始まりやしないかという事。

そのくらい、ご主人が傷ついてしまわなければいいな………………
お産中の女性は👹の様に豹変し罵声を浴びせますから
スタッフでさえ、罵詈雑言ん浴びせられます。

お産の森はですね。
痛みが本格的になり始めたら、
できる限り寄り添います。

ときにランバダ踊らせたり、
隣りでボンカレー食べながら陣痛を待ったりします。
横で昼寝してみたりとか。

それでだめならお灸したり、アロママッサージしてみたり
出来るだけ気持ちよさを陣痛と共に与えながら寄り添うと
身体が緩みだんだん気持ち楽になるし、
笑わせてみると腹圧かかかって赤ちゃん降りてきるんです。

こんな技をお持ちの方がいらっしゃるのであられは
立ち会いもウェルカムです。

時に整体師ん名乗るご主人や鍼灸師さんとか
いらっしゃいますけど役に立った試しはないです。
やっぱり何事も、身内じゃだめな気がしています。
お産は真剣勝負。

とどのつまり餅は餅屋「餅は餅屋」なんですよね。

私は立ち会い反対派。