おっぱいの勉強会おさらい

みなさんご機嫌よう

1ヶ月健診で母乳迷子になっているお母さんに
もう一度、おっぱいの勉強会のおさらいを
したいと思います。

#おっぱいが張らなくなったので
もう出なくなったと思いこんでミルクを足してた問題

私たちがおっぱいが張ってきて母乳分泌の兆候を
目安にするのは産後3日目から5日目くらいです。

7日目をすぎてくると頻回授乳している限り
そこまでパンパンに張ることはありません。

多少の張りはあっても1か月健診までパンパンの
張りを引きずる事は通常ありません。

その頃は赤ちゃんが欲しがる量と母乳の生産の
バランスに折り合いがついてくるからです。

しかし、1か月健診時にミルクをたしてる
多くのお母さん達は、
「おっぱいが張らなくなったから」とおっしゃいます。

当の赤ちゃんはというと、足りてる母乳に更にミルクを
大量に飲ませられ、お腹はパンパン、ミルクの脂肪の
ため脂漏性湿疹で顔は湿疹、頭はガビガビ、目脂、
耳だれでアップアップ。
苦しくていつも機嫌が悪く泣いている。

いかがですか?
皆さんの赤ちゃんに思いあたる事はありませんか?

母乳が足りているかどうかの目安は
*排泄量
*肌の張り感
*授乳間隔
*ゴム乳首やおしゃぶりの使用は禁
*授乳時に反対側のおっぱいが
ツンツン又はジュワーっとする感覚があるか
*1か月健診時のの体重増加量

無闇にミルクを足すのはやめましょう

分泌不良感を感じた時は
まず3つの条件を満たした生活をしているか?
を見直してみてください。

1.悪露が止まるまで安静に休息をとりましょう。

2.頻回授乳してますか?
母乳育児の授乳感覚は1〜2時間です。

3.満ち足りた食事摂取。
母乳を出すためには多くのエネルギーを要します。

食事を摂取してない=母乳分泌不足

お母さんが摂取される食事はそのまま母乳になります。
引き続き、和食中心の食事を摂取しましょう。

脂の多い食事やおかずばかりの食事では
母乳変換までに時間がかかり、
母乳トラブルを起こしやすくなります。

ファストフードは乳腺炎の近道です。
産後1か月は自制しましょう。

また、忙しくして食べることを疎かにしたときも
乳腺炎の引き金に繋がります。
忙しい時こそ水分やおにぎりなど摂取しておきましょう。

乳腺炎がひどくなると、高熱、悪寒、関節痛で
入院したり、乳房切開などして
膿を出さなければならない事態になります。

母乳育児を確立するためには、
妊娠中からの食事や乳頭のお手入れと
何より、
産後に赤ちゃんと安静が取れるよう、
産後のお手伝いの準備を予めなさることが
重要になります。

私は一人で頑張れる!
とおっしゃる方こそトラブルに悩まれているのを
経験としてお話ししておきます。