皆さん、ご機嫌よう。
お産の森では今日も元気な赤ちゃんが
誕生しております。
最近に限った事ではありませんが、
お産の森で初めてお産される産婦さん
これは他院でお産した経験のある
経産婦さんのあるある。
何人目でも、お産に向かうモチベーションが
低い事が
毎回、疑問でたまりません。
要は、「前回、経験した他院でのお産が
放置されたことで、恐怖と不安でしかなかった。」
ということが共通しているのです。
孤独とか放置がトラウマになっているのですが、
実は、本人そこはどうにもならないと
思ってしまうのか?
お産や陣痛の恐怖から逃れるため、
安易に無痛分娩や和痛分娩を選択される方が
すごく増えていることに危惧してます。
そんな経験をされた妊婦さんこそ
お産に必要なのは薬による痛みのコントロール
てはなく、
自己肯定感を促してくれる妊娠中からの
プロの寄り添いではないかと感じています。
ただ、どこでもその様なお産のスタイルを
取っている産科があるわけではありませんので
選択できない方もいらっしゃいます。
しかし、少なくとも茨城県南にお住まいの方は
余裕でそれを叶える事が出来るのです。
なぜなら、お産の森があるからです。笑笑
お産件数を沢山予定されている産科などは
一人のお産に長時間寄り添う人員に限りもありますし
場合によっては無痛分娩の予定をしていても
間に合わなかった。などのアクシデントも
耳にします。
それはそれで、
恐怖体験になっている様に感じますが、
医院の方針ですのでしかたありません。
しかし、放置されて孤独の中お産されたという事
にはかわりませんから、
そういった孤独なお産を何度なさっても
満足いくいいお産には繋がりにくい
のではないでしょうか。
特にコロナ禍で立ち会い分娩さえ
許されない間のお産はさぞお辛かった事と
お察しします。
お産の森では開院当初から
「一人でお産させないのでご安心ください。」
という、スタイルを取ってきました。
コロナ禍はもちろん、立ち会いがなくても、
面会ができなくても、とことん寄り添いましたので
実際、「不安に感じるお産も入院生活もなかった。」
と、どなかからも、ありがたいご感想を頂きました。
その中でも例外は、他を知らないまるっきりの
初産婦さん。
そんなに多いわけではありませんが
これも時代でしょうか
自分の思い通りにならないことが1つでもあれば
後にSNSに意図しない事を書き込まれてしまいます。
そういった方は、他院でご出産をお勧めするしかない
のが、残念でたまらないのです。
本当にお産の時に必要なものはなんなのか?
入院中に振る舞われるホテルの様な豪華な食事
ビュッフェの朝ごはん、素敵なアメニティ
写真や、DVD.足形サービスでしょうか?
どれもこれも物理的には満たされるかもしれません。
しかし、実のところお産はスタッフが
ついていられないからこその無痛分娩であり、
沐浴に時間がかけられないから
ドライテクニック(沐浴は無し)
母乳指導ができないから預かってミルク飲ませ放題、
おっぱいが張ればアイスノンで冷やしておいて………………
👆実はこれ凄くおっぱいにはよく無いのです。
これでは、自宅に帰ってどうやって育児して
いくのかを産婦さんは学ば良いのでしょうか?
余談ですが
無痛分娩とて母乳分泌に密接な関係があります。
よく、産まれた赤ちゃんへの初めてのプレゼントは
名前です。と言われますが、
実はその前に母乳中に含まれる
かけがえのない免疫力をプレゼントしているのです、
この辺に関しては、お産の森では
おっぱいの勉強会でお話ししますが
コロナ禍を経て母乳育児や自然分娩に
関する価値観が
変わったことを肌身で感じています。
元々、SNSが世の中に浸透してきた時に
感じてはいましたが、あの頃より
今はもっと酷く、下なくなりました⤵︎
これも、コロナによるコミュニケーションの
衰退で、人に会えない、会話できないなどの
ストレスから、その吐口がSNSになってしまった
というのは否めません。
主の実名が出なければ、相手は名指しで
誰の批判や悪口でも平気で書いてしまう。
自分の名前を出さないで、悪口をただ思うがままに
書くのは卑怯で醜い行為だと思います。
ああいった書き込みでどれだけ真摯に働く方を
深く傷ついている事でしょう。
ネットのない時代にはまだ
恥じらいやハシタナサ
お天道様はみている
という感覚とか、良心の呵責などの言葉が
日常的に使われていました。
今は「そんなのカンケーねー!!お.ぱ.ぴー」
の感覚の方がおおいから、
こんな恥ずかしい行為も日常的になってしまいました。
そんな方が親になり、こんなにかわいい赤ちゃんを
育てていかれると思うと、未来が不安で仕方ない
ものです。
でも私は「お天道様は見ていらっしゃる」と
今も思っています。
いくらSNSで叩かれようと
そこはプロですから、私たちは手は緩めません。
ひたすら、いいお産を体験していただける為に
日夜、工夫をしながら妊娠中からいいお産のための
関わりを考えています。
この寄り添うお産が私たちの
アイデンティティでもあるからです。
よく書き込まれるクチコミにあるのは
☆ちっとも寄り添ってもらえなかった。
☆値段はどの価値はない
☆儲かってると思う
☆値段の割にサービスに欠けている
この様な下品な発言を拡散されてるのは
ほぼ初産婦さんで、他院でのお産をご存じない方
また、ご自身に合った産院のリサーチが足りない方
そして、お産の森でお産してない方かもしれません。
ただ、お産の森のコンセプトは
「医師のいる助産院」
であるという事をお忘れないようお願いいたします。
私はお産の森をリゾートという言葉で
比喩したことはありません。
実際、ホテルでもなければ、ペンションでもなく
産科と婦人科のクリニックなのですから。
お産の森はあくまで、命をかけて赤ちゃんを産み
母乳育児の方法、育児全般、をお母さん達に
伝授するお役目を頂いたスタッフで成り立つ
出産育児道場です。笑笑
例えば、入院中の食事は食育です。
家に帰って作る食事は
母乳育児に必要なカロリーが必要で
入院中の食事前に体感していただき、
退院されてもそのくらいのボリュームで
摂取していた出せれば
母乳が枯渇することもありませんし
お母さんの栄養不足で便秘になったり
貧血になったりはしません。
理解された方は母乳分泌不足で悩まないで済みます。
母乳の成り立ちや理屈が分かれば、
家族や友人からの母乳都市伝説で
やり込められる事もないのです。
最近では、ドライテクニックといって
退院するまで、赤ちゃんを沐浴しないこと。
皮膚科や小児科のDrにいわせれば
いろんなメリットもあるのでしょうが
☆赤ちゃんってお風呂大好きなのです。
お産の森では、生後間もない赤ちゃんは
体温のコントロールが呼吸器に影響したり
するので、出生直後は行わず
生後2日目から沐浴してます。
赤ちゃんはお風呂が大好きですし、
もちろん、妊娠中もお母さんがお風呂に入る
というのは、妊娠中の赤ちゃんにとっても
リラックスできる大好きな時間なのです。
ですから、水道代が高いとかいわないで
暑いうちは半身浴でも構いませんので
お風呂に浸かってください。
これも、一種の胎教です。
私どもが大事にしている事は
全て目に見える物質的で、
便利で、楽ちんで、受動的な視点だけではなく、
母親自身が意志をもって能動的に五感で
感じるお産を体験して欲しいということなのです。
お母さん自身が理解できない五感で感じる快適さを
赤ちゃんに伝えることは、なかなか
難しいと思います。
時代はダイバーシティですから、
いろんなお産があっていいとはおもいますが、
お産の森では、
お母さんと赤ちゃんに常に優しいお産に関わって
行きたいと思ってます。
まずは、見学を希望され
案内をさせて下さい。
都内には差額ベッド代7万とか8万は
当たり前ですが、
まるでアルプスの少女ハイジの
クララの部屋みたいでした。
プレゼントは部屋に備えてある
CHANELの基礎化粧品のお持ち帰りだそうです。
金額にすると凄いのかもしれませんが、
私だったら、それより同額お払いするなら
産中産後のメンタルやフィジカルに
寄り添って欲しいと思います。
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次回は、コロナ禍コミュニティを遮断された
育児中のお母さんに向けて、
お産の森が行ったことに
ついて語ろうと思います。
いつも通り長ーい文章にお付き合いくださり
ありがとうございました😊
ご機嫌よう。