【母乳トラブル後編】母乳が出ない本当の理由

【後編】母乳が出ない本当の理由と、今すぐできる改善法

母乳が出ないのは体質?

「私、母乳出ない体質なんです」

そう言う方が本当に多い。

でもね、体質の前に見直すことがあります。

  • 休んでいますか?
  • きちんと三食食べていますか?
  • 授乳回数は足りていますか?

母乳は需要と供給の世界です。
吸ってもらわなければ増えません。

なぜ母乳に嫌悪感を持つ人がいるのか

歴史的背景もあります。
戦後の影響など、さまざまな要因が重なりました。

ですが今は、情報がある時代です。
大切なのは「今、何を選ぶか」。

話についていけないと腹を立てるのではなく、
まずは知ること。

知らなかっただけ。
それでいいのです。

医療者でもできていない「食事管理」

実は医療者も、食事が乱れている人は多いです。

忙しいから。
自分はわかっているから。

でもね、
お母さんの栄養状態は赤ちゃんに直結します。

これは感情論ではなく、生理学の話です。

不安で揺れている妊婦さんへ

妊娠が分かったばかりのあなたへ。

  • 母乳出るかな
  • ちゃんと育てられるかな
  • 食事どうしたらいいの?

大丈夫。

完璧じゃなくていい。
でも無関心にはならないでください。

あなたが食べることは、赤ちゃんを守ること。

最後に

少し口が強いかもしれません。
でも、あなたを責めたいのではありません。

あなたと赤ちゃんが元気でいてほしい。

それだけです。

どうか、素直に聞いてくださいね。
お産の森より、愛を込めて。🌿

【母乳トラブル前編】妊娠中の冷えと栄養不足が母乳に与える影響

妊娠中の冷えは母乳トラブルの原因になる?

ごきげんよう。

妊娠中は体温調整が難しく、「冷え」が気になる方が多いですね。
季節に関係なく、妊婦さんの体には冷えが起こりやすいものです。

今日ははっきり言いますね。

母乳と冷えは表裏一体です。

母乳は血液から作られています。
血流が悪ければ、母乳の出も悪くなります。

  • 妊娠中の冷え
  • 栄養不足
  • 血行不良

これらはすべて、**産後の母乳トラブル(母乳が出ない・乳腺炎・詰まり)**につながります。

母乳育児の準備は、実は妊娠中から始まっているのです。

妊娠中の栄養不足が増えている現実

今の日本では、「太っているのに栄養失調」という妊婦さんが増えています。

  • インスタント食品中心
  • タンパク質不足
  • 鉄・ビタミン不足
  • 極端なダイエット

脚気のような症状をみることもあります。

お母さんの栄養不足は、赤ちゃんの栄養不足。

少し厳しいですが、ここは目をそらしてはいけません。

WHOも推奨する母乳育児の基本

World Health Organization(WHO)や
UNICEF(ユニセフ)も言っています。

✔ 休養
✔ 十分な栄養
✔ 早期からの頻回授乳

特別なことはありません。
基本を守ること。それだけです。

妊娠中にできる母乳準備

今日からできること。

  • 温かい食事をとる
  • タンパク質を毎日意識する
  • 早く寝る
  • 体を冷やさない

母乳は突然湧いてくる魔法ではありません。
あなたの体が作る「血液の結晶」です。

助産師の本音 妊婦健診で伝えている知識と技術

妊婦健診で伝えている「知識と技術」はタダではありません

ごきげんよう。
今日は少しだけ、助産師としての“本音”を書きます。

優しく書きます。
でも、少しだけ尖ります。

立ち読みと「知識の価値」の話

みなさん、一度は立ち読みをしたことがありますよね。

でもあれは、見方を変えると
知識だけを持ち帰る行為でもあります。

本屋さんが減っているのは、時代の流れだけではありません。
知識が「無料で当たり前」になったことも、理由のひとつだと私は感じています。

「読むなら買う」

これは本だけの話ではありません。

妊婦健診でお伝えしているのは「情報」ではなく「技術」

私たちが外来でお伝えしているのは、

  • 骨盤ベルトの正しい巻き方
  • レッグウォーマーの意味
  • ラズベリーリーフティの飲み方
  • 体を冷やさない生活の工夫

単なる商品説明ではありません。

安全な使い方と、意味まで含めた技術指導です。

「ネットで安く買います」と言われる瞬間

骨盤ベルトの正しい巻き方について時間をかけて説明したあとに、

「メーカー名教えてください。ネットで安いところ探します。」

悪気はないと分かっています。
でも正直に言えば、少し寂しい。

なぜなら、

ここで販売しているのは“モノ”ではなく
正しい知識と安全な使い方込みの価値だからです。

安いものが悪いわけではありません。
けれど、巻き方を間違えれば意味がない。

実際、タンスの肥やしになっている骨盤ベルト、
本当に多いのです。

ラズベリーリーフティの正しい飲み方

「ラズベリーリーフティ 効果」
「妊娠中 ラズベリーリーフティ いつから」

検索も多いですね。

私たちが勧めているのは、

✔ 100%ラズベリーリーフ
✔ 妊娠30週以降
✔ 1日ティーカップ3杯以上

これが最低ラインです。

ブレンドティーを少し飲んで
「飲んでいたのに効果がなかった」と言われても、

正直、コメントできません。

勧めている内容と違うからです。

指導は誰のため?

私たちはいつも考えます。

誰のための指導なのか?

私たちのためではありません。
施設のためでもありません。

妊婦さんが快適に過ごし、良いお産を迎えるため。

それだけです。

安かろう悪かろうの時代

スマートフォンで何でも調べられる時代。

便利です。
でも、便利さは時に

✔ 本質を飛ばし
✔ 手間を省き
✔ 価値を軽くする

方向にも進みます。

30年前、私が都内の助産院や大学病院で働いていた頃。
妊婦さんたちは、多少高くても身体に良いものを選び、
不慣れでも一生懸命使いこなしていました。

地域差や時代差もあるでしょう。

でも最近、

「お金がない」と言いながら毎週外食、
というケースも少なくありません。

何にお金をかけるか。
それは価値観です。

行動が価値を決める

知識を聞くことと、
行動することは違います。

どんなに良い指導を受けても、

✔ 実践しなければ意味はない
✔ 正しく使わなければ効果は出ない

行動がすべてです。

最後に

私は叩かれても構いません。

ここは、自分の意思で読みに来た方が
目にする場所です。

もし合わないなら、そっと閉じてください。

でももし、

「赤ちゃんのためにできることを知りたい」
「良いお産を迎えたい」

そう思っているなら、

どうか、
知識の価値を軽く扱わないでください。

私たちは職人です。

妊娠・出産という一生に何度もない時間を、
本気で支えています。

お産の森より、
少しだけ本音をこぼした助産師でした。🌿