退院時アンケート

皆さんご機嫌よう。

退院時に記入して頂いているアンケートについて
お応えします。

@待ち時間について
医師の数が足りてないのでは?

私もドクターと共に仕事をしたり、私自身も病気で
通院した経験から「病気を診ずして病人を診よ」
ができるドクターにお会いすることは非常に稀有な事です。

お産の森は丁寧な診療を心がけています。
その事で確かに時間がかかり待ち時間が長くなって
しまっています。

簡単に医師を1人雇ったとして
確かに待ち時間は短くなるでしょうが
皆さんのご期待に添える診療ができるでしょうか?

妊婦さん、婦人科で受診される患者さんが
なにを期待されてお産の森に通院して
くださっているかを俯瞰すると
待ち時間の短縮という事ばかりに重きを
おく診療スタイルはニーズに合ってないように
思います。

ですから、ネット予約を通して外出が
しやすいように施しました。
Instagramでも院内の案内をやっています。
院内Wi-Fiもつかえるようにしてますので
ご利用下さい。

@待ち時間が長くなるなら予め教えて欲しい。

待ち時間が長くなるのは、急な処置や搬送
インフォームドコンセントを直ぐに
取らなければならない時や
いつ終わるかわからないお産の時です。

残念ながら、これはどれも診療していく経過で
わかることで、予め分かることであれば、
診察時間内におこないません。

また、お産進行中はイーゼルを受付にお出し
してますので、もしお近くにご用がある方は
お声かけて頂き外出もできます。

また、お子さんのお迎えなどが迫った場合は
配慮させて頂くこともできますので、
スタッフにお声がけ下さい。

妊婦さんを診ている訳ですから、長時間になれば
気分が悪くなる事もあってもおかしくないかも
しれません。

どうか、受付に一言ご相談下さい。

待ち時間が凄くなるタイミング………
それは私達も教えて欲しい案件です。

しかし、外来を見ていて思うのが、
治療やお産の方針の選択肢で悩む事に
時間をかけられる方、
堂々巡りの会話などが待ち時間を
長くしているように思います。

考えるのは、決して悪いことではありませんが
そう言った方は、その場で初めて選択肢を提示
をしているわけではありません。

妊娠も早い時で初診時や或いは助産師外来などでも
常に選択する時期が来ることを伝えています。

しかし、自身が受け入れられず家族とも相談せず
スルーして迎えたその日が選択決定最終日だったり
するため、15分の診察予定を1時間もかけて
説明をしなければならなくなるのです。

帝王切開、誘発分娩、流産処置
院長は、先々の見通して方針を伝えています。

しかし、自己判断と言いましょうか、
自己過信と申しましょうか、
「私に限って大丈夫」と話し半分に院長や助産師の
説明や指導を流してこられた方がいざとなれば決めきれず
他人の診察時間を使った結果、待ち時間が長引いて
いるようです。

私は色んな意味で準備不足な妊婦さんの心がけも
改善の余地があると思っています。

医療機関はサービス業ではありませんからね。

@帝王切開後、次のお産は経膣で産みたいので
他院を検討している。

正直お勧めしません。
しかし、あくまでも本人の自由意志により
決められるわけですので止めるわけにもいきません。

次回こそ経膣分娩で産めるのではないか?と
思えるパターンの方は、
今回が逆子で帝王切開になった時、
赤ちゃんの心音が急激に悪くなった時、
胎盤や臍の緒の問題で余儀なく帝王切開、
また※妊娠性高血圧症になってしまった時
(※次回も血圧が上がる可能性あり)

それでも、妊娠中は子宮の薄さなどじっくりと
エコーで精査していただかないと
Vバックは判断が難しいもので、
病院のチョイスは限られます。

Vバック何のため?
赤ちゃん元気で産まれてきて
お母さんが元気で退院できる幸せも
あるのではないでしょうか?

子宮破裂を起こしてしまったら全部無かったこと?
ってことになりかねません。
お母さんと赤ちゃん二人とも亡くなる危険性を
背負った妊娠経過と分娩である事は
間違いありません。

帝王切開の際に出て来た子宮をみると
大体子宮が膜のように薄くなって赤ちゃんが
透けてみえます。

いつ破れてもおかしくない状態なのは
一目瞭然。

なのに、当の本人は産み方がどうの
まるでお産の仕方にヒエラルキーでもあるような……………

元気に産まれて来てくれるはずの赤ちゃんを
お母さんの身勝手な思考で、Vバックだの
早生まれは嫌だの………

我が家は皆早産まれ。
早産まれでなければ、もっといい子になったのか?

どんな方法で産まれてきても赤ちゃんは皆、
全身で「産まれたぞ!」
「これから人生頑張っていくぞ!」
「お母さんありがとう!」って言っています。

どんな子でもです。

なんなら、死産で産まれた子さえ
「お母さんありがとう」って言ってます。

ですから、私はお母さんの現世利益だけで
産み方に順位づけをしたり、
産む日を選んだり

欲しくて迎えた生命に奇形が分かれば
「堕して当然」のような態度を取られると
心の底から悲しくなります。

赤ちゃんはお母さんの物ではないのです。
当然の事ですが人格を持った生命なんです。

世界の大人達が皆高い霊性を持って産まれたわけ
ではないので、苦悩に向かい合ったとき
個々に対応が違うのは仕方のない事ですが、

皆、産まれてきたくてお母さんのお腹に宿ります。
お母さんをちゃんと選んで産まれてきています。
外の景色を知りたくて。
喜怒哀楽を学ぶため。

経済的に大変だから産めない………?

だったら、避妊して下さい。
大人なのだから、どうやれば妊娠するかご存知でしょ?
その場の快楽だけを優先して
授かった生命を無駄にしないでください。

ただね、悲しいかな、
宿る赤ちゃんも産んでもらえない事
知っててお腹に入ってくるんだって。
悲しいね。

堕ろす子も今腕に抱かれている子も
同じあなたのお子さんです。
あなたが死ぬまで忘れないであげて下さい。
そして、できることなら赤ちゃんのご兄弟にも
赤ちゃんがいた事の真実を伝えてあげて下さい。

愛の反対は無関心です。

せめて、堕した赤ちゃんが存在したということを
何かの機会にお子さん達にお話ししてあげて下さい。
なにも無かったことだけにはしないであげて下さい。

喜びのお言葉も沢山頂いております。

☆食事の微細な味付けが美味しかった。

☆トイレ、洗面所、お部屋のいずれも
きちんと掃除が行き渡っていて気持ち良く利用でした。
感染予防の為1時間置きのお掃除には参りました!

☆退院前のシャンプーカットサービスにはビックリしました!
綺麗になって帰れるのが嬉しい。

☆お産中、立ち会いがなく心配でしたが、一晩中背中や腰を
気持ち良くマッサージしてくれたり、お灸やアロマで
癒してくれました。一生忘れません!

☆どなたもスタッフが優しく、お産の時ばかりか夜中も
嫌な顔一つせずに授乳に寄り添ってくれました。
ナースコールを押さなくてもちょうど良い頃合いを
みて訪室してくれた、頼れるスタッフ。
教えて頂いた母乳の対処法忘れずにやっていきます。

☆炭酸シャンプー、化粧品の数々、お風呂上がりの
シートマスクにも癒されました。

☆装飾品、家具、小物。自宅にあるのに似ていて
リラックスできました。
とても趣味が良い。どなたのセンス?
→副院長でございます。