自分らしいお産って?

こんにちは、こんばんは、ご機嫌よう

金曜日14じからクラスQ&Aをzoomで行いました。

お産の森を選んだ方は何故、当院を選んで
下さったのでしょうか?

中には、近くだった。
他に選択肢がなかった。
前のとこが合わなかった。
などなどあると思います。

でもね、私が思うに皆さん、産院を決める時に
「自分で産むんだ」という自覚
「自分が描いたお産」というビジョンを
あまりお持ちでないことが多い気がします。

今は、無痛分娩、ソフロロジー、リーブ法など
30年前にはメジャーではなかったお産方法が
沢山あります。

しかし、それはどれも「自分で産む」という
根本はかわりません。

帝王切開だってもちろんそうです。
麻酔かけてお腹を切って産む。
そこまでは受け身もしれません。
でも帰室してからは
ご自身で立ち上がり、歩けるように
ならなけれぱなりません。
経膣分娩より大変な事です。

そしてこの帝王切開とはだれしも
起こる可能性があるという事実です。

でもそこに、「赤ちゃんのために自分が頑張る」
という意識が働かないと、
途中で気持ちが折れてしまうんですね。

でもお産中はそんな事言ってられません。
産まれるものなら、吸引とお腹を押して
出してあげたいと思う時もあります。

もちろん必要な時もあります。
できればやりたくない医療介入ですが

ただ、そうなったとしても悔いないで下さい。
一生懸命、産み出したのだから。
それは誰にも代わることのできない母のみが
出来ること。

その事を私たちはみています。
母だから出来たことです。
どうか自信を持って下さい。

ただ、そのプロセスを早く構築できるのが
信頼できる産院選びと
妊娠中の過ごし方なのだと思います。

何をどうやっても産まれなければ
帝王切開しかありません。

担当医への信頼と、妊娠中の生活に
悔いがなければ、
元気に産まれた赤ちゃんに
素直に感謝できるのではないでしょうか?

どうか指導をスルーしないで下さい。
最終的にお産とは
自分自身の中で起きる事

私たちにできることは、
辛さをシェアすることだけ。
赤ちゃんの産まれ方までは左右できません。

妊娠中にお産がスムーズに進む身体の準備
自分でお産するという責任感を
育てる事はできます。