自分が見えない人

今回は職員採用についてお話しします。

あくまで私の個人的見解ですので
悪しからず。

最近ありがたいことに、
職員の応募が頻回にあります。

がしかし、紹介業者を使って………………

ご自身がはたらくのになぜ自身で
探さない?
といつも疑問に思います。
しかも、お産の森ピンポイント。

お電話くだされば、面接いたします。
しかし、紹介業者の場合
莫大な紹介料がかかりますので
正直嫌煙します。

それに常識のない人も多いように感じます。

特に疑問に感じているのは
矛盾したリクエスト。

「助産師として一貫した多方面の関わりがしたい。
なのに今は大病院で分業だから
思った仕事ができない。」

一方で

「子供か小さいので夜勤は限定される」

………………これって矛盾なんですよ。

子育て中って
仕事をしてなくても自分の思うようには
いきません。
何処かを我慢してやれる事をやれる範囲で
やれば100点満点

なのに、あれも欲しい、これも欲しい。って

まずね、
大病院は個人病院にくらべて
福利厚生がしっかりしています。

保育園の完備も、夜勤の配慮もされるし
待機などはないでしょう。

個人病院は、どんなに頑張っても
大病院ほど福利厚生を整えることはできません。

大病院は診療範囲も広いため
沢山のスタッフで分業して仕事をカバーします。

個人病院は産科に特化していますし
小規模なので少ないスタッフで全てを
賄います。

それにお産の森は大病院のように
だれに責任があるのかわからない関わりは
できません。
一人一人の顔がしっかりみえるので
一人の守備範囲は広くなり責任も重くなります。
夜中の待機もあります。
緊急opeのオンコールもあります。

それでも小さな子がいるスタッフであろうが
呼び出します。これが常勤の務めです。

履歴書や紹介カードをみる限り
その覚悟がないことは一目瞭然。

おそらくそういった方は、
大病院しか知らない
世間知らずな助産師なのでしょう。

「個人病院でゆっくり働きたい?」

とんでもございません。
大病院から転職して、
個人病院のアラカルトな仕事についていけない
助産師が何人退職した事でしょうか?

助産師ならば尚の事
お産の森はとくに広く深い知識や技術を
要求されます。

大抵の助産師はご自身の力不足に
ガッカリされます。
そこで挫けなければ長くつづきますが
プライドばかり高い助産師は
すぐにしっぽを巻いて逃げていきます。

業者に頼んで仕事を斡旋してもらった人は
最終的は人のせいにしていつの間にか
出勤しなくなる………
そんな経験を何度もしました。

私は子育て中の助産師ママたちには
子育てに専念して欲しいと思っています。
それが仕事の肥やしにつながります。

お子さんが小さい今は
手厚く守られている大病院で
お仕事なさるのが最良の選択だと思います。

個人病院の過酷さを知っている
身からすれば
それがお子さんにとってもご家族にとっても
幸せに繋がるのではと思います。

そもそも、ご自身のお子さんの育児を
保育園に丸投げし、母子の幸せについて
妊産婦に何を語るのでしょうか?

要は足下がみえてない。
自分がわかっていらっしゃらないなぁーと
個人的に思います。

あくまで個人的見解。