感染症の盲点

感染症についてお話しします。

CVID-19のパンデミックにより
ここ1年は他の感染症流行が収まっていますが

妊娠初期に説明しているトキソプラズマ感染症
農作業やガーデニング、土いじり、生肉の摂取で
感染します。

盲点になるのが、たのしく食べるいちご狩り。
特に無農薬となるとトキソプラズマ感染をより
受けやすくなります。

妊娠中は土いじりは出来るだけしない
土を触った後は必ず手洗いを入念に行いましょう。
猫の糞尿にトキソプラズマの卵が混じっていたります。
子供が好きな公園の砂遊びにも注意です。
猫🐈を飼っていらっしゃるお宅は
猫の飼育を家族にやってもらいましょう。

また、生肉に関してはもちろん全てをさしますが
より感染率が高くなるのはジビエ料理です。
ちなみにエゾシカは70%以上が感染していると
いわれています。
ジビエ料理も要注意ですね。

トキソプラズマに罹患すると赤ちゃんへ感染し
目や脳、肝機能障害を起こし、重症化した場合
流産や死産してしまいます。

トキソプラズマに感染しても母子感染を起こすのは
0.13%で、うち赤ちゃんが発症するのは10〜15%と
高い確率ではありませんが
実際危険性がある事は事実ですし、
予防できる事ですので、妊娠中は上記については
我慢しましょうね。

以上。院長の勉強会で盗み聞きした収穫情報です。