体重測るのナンセンス

母乳は入院中さほどでません。
退院時にやっとでるくらいが理想です。

ただ、分泌と年齢は比例します。
10代20代だと分泌は非常によろしい。
歳を追うごとに分泌は難しくなってきます。

昔は母乳に困ることがなかったのは
ミルクなどなかったことはもちろんの事
分娩年齢が早かったからです。
それでも分泌しなかった人は
食べる物がままならなかった場合や
胃腸障害などで食べることができなかった方
で栄養が十分に摂れなかった方だったのでは
ないでしょうか。

ともかく、母乳分泌に大事なことは
休息と頻回授乳と栄養摂取です。
そのなかに赤ちゃんの体重を測ることは
入っていません。
入院中にいくら赤ちゃんの体重を
測っても増加はわずか。
逆に測ることで思ったほど増加しないことに
一喜一憂する。その気分の変動がまた
分泌に影響するのです。

それもそのはず、入院中に測定するほど
分泌するのは妊娠中もずーっと授乳している
妊婦か20代までの産婦くらいです。

入院中にさほど分泌なくても吸わせ続けて
いれば、退院して次の日くらいには
母乳だけで充分たりてくるようになります。

それを体現できるのは
出産後すぐに同室した方です。
いつまでも休みたいと夜間の同室を
拒否した産婦はそうはいきません。

なぜなら、預けられている間に使った
ゴム乳首によって
赤ちゃんは吸啜混乱を起こし乳房に
吸い付けなくなります。

吸啜混乱の赤ちゃんはお母さんが望んで
作ったようなもの。
いくら産後に体が辛くても授乳をする。
それが産婦と赤ちゃんの一番の
産後リカバリーなのです。

また、そのくらいでグロッキーにならない
体力を作っておくのも母乳育児の準備です。

だから、いってますでしょ?
母乳育児は妊娠中から始まってますよ。と
母乳育児がうまくいかないと嘆いている方の
殆どが妊娠中からの準備がたりないのです。

こうやって、私に指導される事を
ひどく嫌がる方がいらっしゃいます。
それは別にかまいません。
なぜなら、
その方はまだその時点で困っていないからです。
妊娠中の体調にも母乳育児にも
今後どのようなトラブルがおきるか
想像がつかないから自分優位でいることのほうが
何より大事なのです。

ただ、よく考えてみてください。
私はこれからお母さんになる方たちの
先輩であり救世主であるはずです。

準備もしないで、屁理屈ばかりこねる妊婦より
はるかに知識と経験があります。
賢く謙虚である妊婦であれば
私の指導に従わないわけはないでしょう。

私の態度が
「上から目線で気に入らない妊婦」は
私の事を「母乳について無知な自分と同等」
とでも思っている余裕がある。

指導の内容とは関係ない私の態度のほうが
気になっているという事は今は困っていない。
ということです。

真剣に魂込めて行っている
母乳育児や妊娠生活指導を行う
その態度が気に入らないと
バッシングしてくる無知で暇な妊婦に
媚びへつらう程、
私は暇ではないのです。

私の話す内容は
妊婦や産婦万人に向けて誰にも力になる内容
の話です。
これを知らずにいるから、
産婦が苦しむのだとわかっています。

ですから、あえて救世主という言葉を使います。

しかし、態度が気に入らないということは
私の話す内容とは関係ありません。
そんな妊婦はその時は困っていない。
母乳育児を確立したい真剣な妊婦と
本当に困っている妊婦だけに
私の魂込めた話が届けばよいと思っています。
それだけでも、母乳難民の救済には繋がります
し、私は多くの成果ばかりを希望しません。

妊娠中に想像力がたりず私の話を聞けなかった
残念な妊婦たちは産後私の想像したことが起きた時
布を口に咥えさせられて
痛いマッサージをうけるか、
数日に一度◯谷式などの高価なマッサージを
受けるかして無料のはずの母乳を
お金を出して分泌されるとよいのです。

それでも母乳が出ればラッキー。
ただの痛いだけのマッサージで終わらないように
お祈りしています。

お産の森の産婦は
皆一年後に母乳貯金でアシスト自転車を
購入します。
それは無料の母乳を与えることができた
証でもあります。

注:中にはただのお金持ちであるからこそ
買えた人もいます。笑笑