不安や心配はどこからくる?
助産師外来で話を聞いていると
思考がバラバラで頭の中がとっちらかっている
妊婦さんにお会いします。
不安や心配いうのは漠然と持つのではなく
対象を絞って輪郭をハッキリさせた方が
対処しやすいもの。
例えば、よくあるのか「お産が不安」
30週を超えお腹が大きくなって妊婦を自覚するころ
になってよく聞かれます。
ではお産の不安とは?何でしょうか。
Q今回は立ち会いが出来ないので一人で不安。
Aでは前回、立ち会いした事で
安心してお産ができましたか?
答えは即答。NOでした。
しかも、
お産の森では分娩進行中に一人にはしませんので
一人で不安はありません。
Q不眠
A妊娠も後期に入ってくると授乳準備のために
ショートスリープになっていきますからある程度
眠れないのは受け入れましょう。
対処法としては、
①スマホは21時までと決めましょう。
脳への刺激を抑えるためです。
②水分摂取は寝る直前は抑え気味に。
③足下冷やさないようにレッグウォーマーを
着用しましょう。
④昼間30分だけ昼寝をしましょう。
それ以上寝ると夜眠れなくなってしまうと
いけませんので。
Q体重がコントロールできない
Aこれもお腹が大きくなって食事摂取が辛くなってきたり
逆流性食道炎になって常に胃がムカムカしたり。
すると、食べやすいものをチョイスしやすくなり
結果炭水化物ばかりを摂取する傾向になります。
それは熱量として消費しなければ脂肪として
お母さんや赤ちゃんに乗っかります。
結果、便秘に陥りやすく、倦怠感や頭重感が出て
運動どころではなくなる。
①食事のバランスを検討してください。
②便秘を解消してください。
早い対処が必要なので
便秘薬を処方してもらうが最善です。
③食後すぐに横にならないでください。
胃の症状によっては胃薬を処方してもらってください。
こんな感じで一つ一つ分析していけば
不安は解消できるものです。
不快な症状と身体の変化の折り合いが付くとこを
助産師と一緒に探せばいいのでます。
助産師はそんな事を相談できる
妊婦専用のアドバイザーですから。
良ろしくないのは
自分でグルグル無限ループすることです。
不安の対象がどこかまず絞ってみてください。
次の助産師外来で尋ねて見ましょう。