妊娠中の処方薬は飲むべき?不安な妊婦さんへ助産師が本音で伝えたいこと
皆さん、ごきげんよう。
今日も白衣のポケットをパンパンにして走り回っている助産師です。
妊娠が分かった瞬間から、嬉しさと同時に不安も押し寄せますよね。
「妊娠中 薬 飲んで大丈夫?」
「妊娠中 便秘薬 安全?」
「妊娠中 鉄剤 赤ちゃんに影響は?」
検索しては、余計に不安になる。
そんな夜を過ごしていませんか?
今日は、妊娠中の処方薬について、少しだけおせっかいにお話しますね。
妊娠中の便秘薬や鉄剤はなぜ処方されるの?
当院でも多くの妊婦さんが
- 便秘薬
- 鉄剤(妊娠中の貧血対策)
- 葉酸やマルチビタミン
を内服されています。
錠剤を並べると、確かに多い。
「こんなに飲んで大丈夫?」
そう思うのは当然です。
でもね、考えてみてください。
なぜ処方されたのか?
それは、あなたの体に足りていないものがあるからです。
薬は「増やすため」ではなく、
不足を補い、妊娠を守るためのもの。
決して薬漬けにしたいわけではありません。
妊娠中の便秘・貧血の本当の原因
妊娠中の便秘や貧血は本当に多いです。
その背景には
- 炭水化物中心の食事
- たんぱく質不足
- 野菜不足
- 鉄・ビタミン不足
があります。
体に必要な材料が足りなければ、
✔ 便秘
✔ 貧血
✔ 冷え性
✔ 疲れやすい
✔ めまい
が起きるのは自然なこと。
そして妊娠中は、赤ちゃんにも栄養を分けています。
あなた一人分ではないのです。
サプリメントだけではダメですか?
ここは少しだけズバッと言いますね。
処方薬とサプリメントは別物です。
薬は医学的根拠のある「治療」。
サプリは「補助」。
「薬が多いからサプリだけにします」は、
正直おすすめできません。
サプリで治るなら、最初から薬は出しません。
薬は最後の手段。
でも今それが必要だから、処方されています。
自己判断で薬をやめる前に
妊娠中はとても不安定です。
ちょっとしたネット情報で怖くなり、
「飲むのをやめようかな」と思うこともあるでしょう。
でも、自己判断で中止する前に、必ず相談してください。
薬を飲むことは、
赤ちゃんを守る選択です。
後編では、
✔ 冷えが出産に与える影響
✔ 母乳と妊娠中の栄養の関係
✔ 産後うつを防ぐ体づくり
について、もう少し踏み込んでお話します。
不安なままにしないで。
あなたは一人ではありません。