妊娠中の冷えや貧血は出産に影響する?

【後編】妊娠中の冷え・貧血が出産と母乳に影響?助産師が伝えたい本当の準備

前回、妊娠中の処方薬の意味についてお話しました。

ここからは少し深い話をしますね。

怖がらせたいわけではありません。
守りたいだけです。

妊娠中の冷えはお産に影響する?

貧血や栄養不足が続くと、血流が悪くなります。

いわゆる「冷え」です。

冷えが強いと

  • 微弱陣痛
  • 回旋異常
  • 産後の回復遅延
  • 母乳分泌不良

につながることがあります。

お産は体力勝負。

出産時の出血量は約500ml前後。
貧血のままでは、かなりきつい。

「大丈夫」と思っているのは、今元気だからです。

母乳と妊娠中の栄養はつながっている

妊娠中に

  • 鉄不足
  • たんぱく不足
  • 冷え

があると、産後に母乳が出にくいことがあります。

妊娠中は「母乳にこだわらない」と言っていた方も、
いざ出ないと、とても落ち込みます。

それが産後うつの引き金になることも。

妊娠中の体づくりは、
産後の心を守る準備でもあるのです。

日本で安全に産める理由

日本は世界でも非常に安全なお産ができる国です。

妊婦健診が整い、
必要な薬が処方され、
医療に守られています。

でも、医療だけでは守りきれない部分があります。

それが、日々の生活習慣です。

妊婦さんへ、最後に伝えたいこと

私は少し口うるさい助産師です。

でもね、本当に守りたい。

✔ 処方された薬はきちんと飲む
✔ 不安は必ず相談する
✔ 食生活を見直す

これだけで、リスクは確実に下がります。

あなたの赤ちゃんは、
あなたの体の中で育っています。

育てて産むのは、あなた自身。

でも、一人じゃありません。

私たち医療者は、
あなたの味方です。

どうか、自分と赤ちゃんを大切にする選択を。