【妊娠中の体の準備】安産のために今できること|助産師外来で整える“お産の土台”
皆さま、ごきげんよう。
少々おせっかい、でも本気で妊婦さんを幸せなお産へ導きたい助産師です。
最近つくづく感じることがあります。
妊娠中の体づくりが不十分なままお産を迎える方が、本当に増えているということ。
しかも、コロナ前より確実に。
「外出できなかったから?」
いいえ、散歩はできましたよね。
「運動できなかったから?」
お家の中でもできる運動はあります。
ではなぜ?
今日は、妊娠中の体の準備と安産の関係について、少しだけ本音でお話します。
妊娠中の体重増加と栄養不足が難産につながる?
妊娠中の体重管理というと、
「増やさないこと」だと思っていませんか?
違います。
大事なのは、質の良い増え方。
最近増えているのは、
- 糖質中心の食事(パン・麺類・甘い物)
- たんぱく質不足
- ミネラル不足
その結果、
✔ 体幹の弱さ
✔ 息みきれない
✔ 陣痛に耐えられない
✔ お産が長引く
というケースが増えています。
そして赤ちゃんも、
- 頭が大きめ
- 体幹が弱い
- ぐずりが強い
そんな印象を受けることが正直あります。
もちろん全てが食事のせいとは言いません。
でも、妊娠中の糖質過多は明らかに増えています。
栄養とは、
パンやグラノーラや甘い物のことではありませんよ。
なぜ「助産師外来」から始めるのか
お産の森では、正常分娩は助産師が診ます。
これは「医師がいない」という意味ではありません。
役割分担です。
自然分娩は、継続して一人の助産師が経過を見て評価します。
そのほうが、細かな変化に気づけるからです。
でも最近、
「ドクターは来ないんですか?」
「説明は医師から聞きたい」
と、陣痛前から不安が爆発している方もいます。
その多くに共通するのが、
妊娠中の準備不足による強い不安です。
お産がつらくなる人の共通点
少し耳が痛いかもしれません。
私の経験上、
✔ 妊娠中の運動をしていない
✔ 呼吸法を練習していない
✔ 体幹が弱い
✔ 情報だけ集めて体を整えていない
この状態だと、お産が始まった途端に緊張が爆発します。
準備していない → 緊張する
緊張する → 痛みが増幅する
痛い → 不安が強くなる
不安 → さらに体が硬くなる
この悪循環です。
反対に、準備できている方は違います。
- 無駄に騒がない
- 呼吸が落ち着いている
- 自分で楽な姿勢を取れる
- 陣痛と上手に付き合える
そして何より、満足度が高い。
達成感のあるお産になります。
安産の鍵は「呼吸」と「体の軸」
お産は根性論ではありません。
✔ 深い呼吸
✔ 力の抜き方
✔ 骨盤周りの柔軟性
✔ 体幹の安定
これがすべて。
そのために私たちが力を入れているのが、
妊娠中の体づくりと助産師外来での生活指導です。
特にヨガは、
- 体の軸が整う
- 呼吸が深くなる
- 陣痛に合わせる練習ができる
- 妊娠中のマイナートラブル軽減
という意味で、非常に理にかなっています。
お産直前に慌てるより、
妊娠中から準備するほうが、ずっと楽です。
不安な妊婦さんへ
もし今、
「ちゃんと準備できてないかも…」
と感じたなら、大丈夫。
気づいた今がスタートです。
お産は怖いものではありません。
準備が足りないと怖くなるだけ。
私は、ただ一人でも多くの妊婦さんに
「やりきったお産でした」
と言ってほしいのです。
妊娠中の体の準備は、
赤ちゃんへの最初のプレゼント。
ご安産の道、
一緒に歩みませんか?
あなたの本気を、
私たちは全力で支えます。