皆さんご機嫌よう
秋に入り寒くなったと思うと、昼間は暖かかったり
と、どっちつかずの気候に振り回されていませんか?
気温の変動が著しい時期は、呼吸器に負担かかかります。
そう、私のように喘息もちの方、暖かいと侮るなかれ
夜や朝の肌寒さは呼吸が非常に辛いものです。
私も20年以上前に初めて発作をおこし、病院に行った時は
すでに重積発作の状態で、呼吸不全の手前の状態でした。
そこに至る前は前兆があるので、少なくとも
ここまで悪化する前に症状がありましたが
子供がいて、見てもらえるあてもなく、
たまたま夫が帰宅して、病院にいったときは
肺炎まで起こしていました。
そこから、私は毎日吸入薬と飲み薬を欠かさず
内服していますが、去年コロナに罹患してからと
言うもの、発作を起こしやすくなってしまい
気を付けていたにも関わらず、また今年も
発作を起こしてしまいました。
本当は入院を勧められましたが、時期的に忙しい頃
でしてので、点滴に通いました。
これは、私だけでなく、喘息を指摘されたことのある方は
この季節は本当に気をつけて下さい。
タイミングを逸すれば死をも覚悟しなければなりません。
「夜間同じ時間に咳が出て止まらないが30分もすれば
自然に落ち着くから」と放任されている方
もう既に、喘息が始まっているかもしれません。
どうか早く、呼吸器内科を受診下さい。
喘息のガイドラインはどんどん書き換えられているほど
良い薬や治療法も進んできています。
出来れば、喘息を学んでいらっしゃる呼吸器内科を
受診いただく事をお勧めします。
時にメプチンエアのみを処方されたと仰る方が
いらっしゃいますが、私が長い事呼吸器内科に
受診してきた経験からいうと
メプチンは最後の砦のあくまで補助的な薬です。
ファーストチョイスでメプチンを使用すると、
初期段階で処方される他の吸入薬が
効きにくくなるので
原則、メプチンは発作を起こしてない時には
つかいません、それだけでは治らないからです。
私が大発作を起こしたときはステロイドの点滴の
補助にメプチン吸入を1日一回3日間だけ使用しました。
私は気管支拡張薬を使うと、手先の振戦、
動機が酷くなるため
今はテリルジーを使用してますが、
以前はステロイド+気管支拡張材が入った
シムビコートやパルミコート+ホクナリンなどを
体調に合わせて処方していただいていました。
その調整は、やはり呼吸器内科で、
喘息治療を極めたドクターにおまかせされる事が
安心でしょう。
私のような苦しい思いをする方が少しでも
減りますように。
それではご機嫌よう、さようなら