みなさま、ご機嫌よう。
あっついですねー
受診頂くのも気の毒な猛暑です。
最近、私事でつくばに行く事が多くありました。
そこで、豪雨に何度も遭遇しました。
しかし、守谷に入ると途端に雨はやんでる?
やはり、筑波山の麓だけの事はあります。
ずぶ濡れになって自宅に着くと
不思議そうな顔で家族に見られる始末
猛暑日につくばにいかれる方は
要注意です。
お気をつけあそばせ。
本題に戻ります。
「ロッキー」知ってますか?
映画の好きな方はお馴染みかもしれませんが
私はロッキーⅠ〜Ⅳが大好きです。
(Ⅴ以降はあまり興味がありません)
名もないアマチュアのボクサーが誰も受けたくない
強豪な相手との戦いを何度も繰り返し
いずれチャンピオンになって行く話ですが、
Ⅳはロシアの機械の様にプログラミングされた
ドラゴというボクサーと戦い、
親友のアポロの仇うちをするというストーリーです。
制作費も掛けているだけ圧巻です。
私は貧乏だったⅠとⅡが好きですが
サウンドトラックは断然Ⅳが好きですね。
なぜロッキーの話をしたかというと
私の妊娠中の生活がロッキーのテーマと
ともにあったからです。笑笑
妊娠中って終わってしまえば、あっという間ですが
初めての妊娠中って以外と時間があります。
その時間を私はすかさずウォーキングに使いました。
無料ですし、身体との対話には大変役に立ちました。
それと、有料ではありましたが鍼灸やヨガは
時間を作って行ってました。
もちろん仕事も26週までやっていました。
その頃は体重管理が厳しい時代でしたので
10キロ以内にまとめることが目標でした。
しかし、当時私は痩せていたので10キロに
体重を抑えていることで、切迫早産になりました。
入院もしました。ウテメリンが動悸や震えを起こし
点滴治療は大変苦しかったです。
BMI20以下の方の体重の増加ペースは
早いうちに80%くらい増やすことが必要です。
いまのガイドラインでいえば私だったら15キロ
増やして良い体型ということになります。
痩せは切迫早産の原因にとなりえる。
必要な体重は増やしておかないといけない。
これは私が身をもって体験して来たことです。
長男は37週で産まれ2500gしか
ありませんでした。
長男はおっぱいをしっかり吸ってくれたので
2200gまで減りましたがその後の成長は
問題ありませんでした。懐かしい思い出です。
今ではガイドラインがBMIによって
体重増加の指針があるので
痩せすぎはよくないといわれています。
当時はどなたも10キロ増が目標(もちろん
BMIが高い方には増やさないでという指導)
でした。
どんな方にも10キロ増はちょっと雑な指針だったなぁ
今思えばそうですね。
ですから、私は食欲があれば食べた分動いて
消費する毎日。
そんな時は頭の中でロッキーのテーマが
流れていましたって話しです。
結果、お産は5時間→→2子3時間→→3子1時間半
という結果でした。
全てのお産に医療介入はありません。自然分娩です。
そりゃそうです。助産院でお産したのですから。
但し、体重を増やさないデメリットもあり
産後の過ごし方にもよりますが、産後の体力が
足りず、育児がしんどかったのを覚えてます。
そんな私のお産の考察は
初めてのお産はとにかく動いた方がよい。
しっかり栄養ある物を食べるとよい。
菓子パンやグラノーラで糖分ばかり摂取していては
その後(お産、産後リカバリー、育児)の体力はもたない。
産後は悪露が止まるまで安静にすると回復が早くなる。
母乳育児は立ち上がる動作がないの楽ちんである。
お母さんがしっかり食べればと母乳がよく出る。
産後体調が不調の時は食事はもちろん、
安静と身体を温めること。
私は産後も体調が悪い時は自分で
お灸やテルミーをやって不調をしのいでました。
やはり温めることは大事です。
冷たい物をとると胃腸を冷やすので、食欲がなくなります。
猛暑の中、妊娠生活をがんばって過ごされている皆さん
上記の事を、意識しながら、大事な妊娠生活を
楽しんで下さい。
お産は決して怖いものではありません。
妊娠を楽しめれば、お産だって、陣痛さえ
一回ごとに愛おしいものになってきます。
陣痛は抵抗するから辛いのです。
毎回毎回、波乗りのような気分で陣痛に乗って下さい。
陣痛は神です。赤ちゃんを元気に届けてくれる神さま。
陣痛さん、いらっしゃい。
陣痛さん、ありがとう。
という気持ちになれたら
貴方の妊娠生活はexcellentだといえます。