おっぱいの勉強会開催

皆さんご機嫌よう。

明日は2ヶ月ぶりのライブ勉強会です。
14時からデイルームで行います。

5月末から、私ごとながら持病の喘息の大発作を
起こしてしまい、死にはぐってました。

かかりつけのクリニックでは大病院に紹介され
大病院では入院を勧められました。

仕事の事が気になり、入院は遠慮させていただき
毎日病院まで点滴治療で通いました。

ステロイドの点滴と吸入を5日ほど
やっていただいたところで、なんということでしょう!
発作を起こす前より元気になりました。笑笑

恐るべしステロイド療法です。
気分が上がったあとは、うつ症状が来るのがお決まり
ですので、無理せずにということでスタッフが外来を
減らしてくれました。優しい………

私の外来を楽しみにしてくださっていた
妊婦さんごめんなさい。
(そんな方はいらっしゃらないかもしれませんが.笑笑)

それからです。
喘息症状が落ち着き、眼科の定期検診に行ったところ
院長先生に「もう、オペしましょう」といわれ
(実は去年からオペを勧められておりましたが、
やはり仕事が気になってしまい、
経過観察しておりました)

今回はいよいよ、手術を避けらない状態だと言うことで
この度手術の為、1週間ほどの入院加療が決定。

その為、助産師外来があまりできなくなった次第です。
楽しみになさっていた方には大変申し訳ございません。

とは言え、たかが1週間そこらですので、
すぐに戻ってきます。
私以外の助産師も外来にでますので
楽しみにしていてください‼️‼️

明日は、入院前の最後のおっぱいの勉強会です。

私が喘息で倒れていた間、
苦肉の策でIPadでの受講をしていただきました。

しかし、やはり目の前でクラスを
受けて頂いた方が、ドキドキ感があり、
のちのち印象が残り、後々に
クラスの内容を生かされているように感じてます。

産後のおっぱいのゴールデンタイムを知ると
その時間を逃さずに
授乳の必要性を理解した上で
入院生活を過ごすことが出来るので、
母児同室の授乳が苦にならないのと、
納得して母児同室を受け入れて授乳ができるので
母乳の確率が明らかに高くなります。

母児分離をしないだけでなく、
スタッフのサポートとがしっかりしてますので
負担の中でミルクを漠然と飲ませているのとは違い
産後のうつ指数が低い方が多いです。

産後ケアで来られる方は育児不安を
抱えてこられる方が多いです。これは
妊婦健診やお産をされた産科で、
きちんと母乳育児とは?という事を教授されてないため
答えが見つからず悩んでいらっしゃるのでしょう。

ついでに言えば、無痛分娩の目的に「疲労の緩和」を
あげられますが、無痛分娩後の産後ケアで
「育児疲労」を訴えて来られる方も多くらっしゃいます。
それを鑑みると無痛分娩の「疲労緩和」は
緩和できたとしても一瞬の話であることがわかります。

他院では入院期間中や妊娠中の指導は
どの様にされていらっしゃるのか?
と時々疑問になります。

現代は母乳育児について、最早家族内で伝授して
いく時代ではありません。

入院中だけでもせめて「母乳とは」ということを
教えて差し上げないと
どうやったら母乳が出るかさえ
わからない状態なのにも関わらず「ミルクでミルクで」
といわれると、お母さんたちはミルク以外の選択肢は
なくなってしまいます。

エコーが無料、無痛ができる、
お産中の写真、マタニティフォト
美味しくて豪華なお食事、ベビーフォト、
赤ちゃんの退院時のプレゼントなどなど

それらのいずれも育児にはなにも繋がりません。
手から手に物が移動するだけのイベントで
しかないのです。

育児の始まりは、産科選びにあると思います。

それが育児を助けてくれ、育児の方向性を
お母さん自身が決めていくキッカケに
なっていくと思います。

せめて、赤ちゃんの観察の仕方や母乳のケア
それくらいのことであれば、産科に入院してる間に
教えていただきたいものです。

当院以外でお産されて産後ケアを
利用くださる産婦さんは平均的に
母乳育児をご存知ないので、0から始めて
教えることもしております。

ただ、母乳で育てるにはタイムリミットがありますので
できるだけ早く、なんなら退院後そのまま
お産も、妊婦健診もお産の森でやっていただくと
1から時間をかけてお伝えしていくことができますね。

そんなこんなで、お産の森でお産されなかった方にも
おっぱいの勉強会を受講していただける様に
間口を広げることも検討中です。
(希望者はいないでしょうが笑笑)

まずは、明日のおっぱい勉強会たのしみです。

今後のために、撮影を行いますが、参加される妊婦さんの
お顔や名前は無いらない様に配慮します。

おそらく9月もライブで行えるとおもいます。
術後の後遺症で、もしかして充血など
残っていたりしてお見苦しいところを
お見せししてしまうかもしれませんが、
殆どパワポではなしていきますので大丈夫です。

それでは皆さん、次回までご機嫌よう。